兵庫県立美術館

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  • 2020

    2020.10.23 更新
    美術情報センターは当面の間、新型コロナウィルス感染予防対策のため、サービスを一部制限して開室いたします。 くわしくはこちら

  • 2019

    2019.10.18
    “もみじ”
     過ごしやすい季節になり、秋らしい気候になってきました。秋といえば、運動会、音楽会、おいしい食べ物、読書など思い浮かべるものはたくさんありますが、当館でのんびり芸術鑑賞というのはいかがでしょうか?映画上映やコンサートも行っており、1日ゆったりと過ごしていただけますよ。

     当館では、10月12日(土)から特別展「富野由悠季の世界」展を開催しております。『機動戦士ガンダム』や『伝説巨神イデオン』、『聖戦士ダンバイン』など多くの人気アニメを手掛けた富野由悠季氏の作品を振り返る史上初の展覧会です。国境を越えてアニメーション界に影響を与えてきた富野氏は今も現役でご活躍です。初期作品『鉄腕アトム』から最新作『ガンダムGのレコンギスタ』まで、富野氏直筆の絵コンテやキャラクターたちのデザイン画、映像資料などを交えてご紹介します。

    “展覧会図録”  子どもの頃夢中になった!という方も多いのではないでしょうか。懐かしい作品の数々が掲載されています。読み応えたっぷりのカタログです。


     漫画やアニメ雑誌も置いています。今回の関連図書コーナーは、いつもと違った雰囲気の仕上がりになっていますよ♪
       
    “マンガ”“アニメ雑誌”



     
    『富野語録』

     富野氏のインタビューを記録した本です。富野氏と作品の意外な秘話に出会えるかもしれません。
    “富野語録”
    “アニメ評論家宣言”

    『アニメ評論家宣言』

     ガンダム以外にもジブリやルパンなど誰もが知っているアニメについて書かれている本です。 作品ごとに著者独自の視点で分析されており、読みやすい内容になっています。




     特別展「富野由悠季の世界」展は、12月22日(日)までです。開催初日から多くのお客様にご来館いただいております。お子さま連れのご家族も楽しんでいただける内容だと思いまので、ぜひ、皆さまそろってご来館ください。
     また、コレクション展U美術の中のかたち―手で見る造形 八田豊展」、「けんび八景―新収蔵品紹介」、「没後80年 村上華岳」も11月10日(日)まで開催中です。毎年ご好評いただいている「美術の中のかたち」シリーズは今年で30回目を迎えます。今年は、八田 豊氏を迎え、「流れ」をテーマにした作品を展示しております。実際に手で触れることができる展覧会ということで「おもしろい!」「新鮮だった!」という声が寄せられています。美術情報センターでも関連図書をそろえておりますので、ぜひ、ご利用ください。
    “コレクション展”


    2019.9.14
    “関連図書コーナー写真”

     ゲリラ豪雨や台風など不安定な天気が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。京都で先日ICOM(国際博物館会議)が行われ、世界各国の美術館、博物館関係者が日本を訪れました。
     これに際しまして、当館では8月3日(土)から特別展「山村コレクション展」を開催いたしております。
     西宮市の企業家である山村コ太郎氏(1926-1986)が集めたコレクションを展示しています。彼が1950年代から80年代にかけて「アブストラクトと人間くさい前衛のはざま」をテーマに掲げ、集めた作品群は日本の前衛美術を深く知る、今日では大変貴重なてがかりとなっています。彼は、作品をただ集めたのではなくしっかりと作家と対面して作品を理解し、いずれは公の施設へ託す目的で集めました。そして、これら山村氏のコレクションは1987年に当館に一括収蔵されました。今回、一挙にご覧いただけるのは約20年となります。コレクションは抽象画や彫刻作品で大きく見ごたえのある作品ばかりです。1つ1つ丁寧に作られていて、じっくり観ることができます。作品の中に込められた作家の思いが伝わり、作品に作家の気配を感じます。作家個人ではなく、コレクターという人物と作家へ焦点を当てた今回の展覧会、ぜひごゆっくりご覧ください。 さて美術情報センターでは、この特別展開催に合わせて関連図書コーナーを設けております。本展の図録や過去に開催された展覧会図録、関連作家の図書などをご覧になれます。展覧会をご鑑賞の際には、お気軽にお立ち寄りください。
     さて美術情報センターでは、この特別展開催に合わせて関連図書コーナーを設けております。本展の図録や過去に開催された展覧会図録、関連作家の図書などをご覧になれます。展覧会をご鑑賞の際には、お気軽にお立ち寄りください。



    “展覧会図録”  本展覧会の図録もご用意しています。本の装丁もボール紙で表紙は文字と赤という、レトロな作りとなっています。内容も充実しており、気になった作品や展示の説明文など、ゆっくりとご覧いただけます。


     
     「具体美術協会」 近年では、海外でも高く評価されている具体美術協会。山村氏は、海外に流出した作品や再制作にも力をいれました。 過去に他館で行われた展覧会の資料などを取りそろえています。 “具体美術協会の本”



    “作家の本”   展覧会でご紹介している作家の作品や人柄を深く知ることができる図書などもご用意しています。



     
     海外で出版された関連作家の洋書も多数取り揃えております。なかなか日本では見ることができない貴重な本です。 “洋書”


     特別展「山村コレクション展」は、9月29日(日)までです。また、コレクション展「特集:けんび八景/没後80年 村上華岳 小企画:美術の中のかたち−手で見る造形 八田豊展:流れに触れる」を11月10日(日)まで開催しています。2019年度第U期のコレクション展となる今回は、ジャンルや時代ごとに「八景」にわかれた収蔵作品をお楽しみいただけます。また、毎年開催している「美術の中のかたち―手で見る造形」は、八田豊氏の作品を展示しています。楮や和紙のみみをキャンバスや紙に貼りつけた作品を手で触れて感じていただけます。会期が経つにつれて多くの方に触れられた作品の変化を楽しんでいただけるのもこの試みの魅力だと感じます。この機会に兵庫県立美術館に足をお運びください。
    “コレクション展”


  • 2019

    2019.6.8
    “あじさい”
     新しい時代が始まり約1か月が経ちましたが、「令和」という響きには慣れてきましたでしょうか。2019年も折り返し地点に来たと思うと早いものです。
     当館では6月1日(土)から特別展「印象派からその先へ−世界に誇る吉野石膏コレクション展」を開催中です。本展では、吉野石膏株式会社が1970年代から収集を始めた吉野石膏コレクションの名品をご覧いただけます。19世紀半ばのバルビゾン派から印象派、キュビスムへと展開していく美術史の流れをモネ、ルノワール、ピサロ、シスレーといった印象派を代表する画家たちの名作とともにご紹介します。


     さて、美術情報センターでは特別展の関連図書コーナーを設置しております。 本展では、印象派を中心とした、誰もが知る画家の名品を紹介しています。西洋美術史の知識の有無に関わらず、どなたでもお楽しみいただける内容ではないかと思います。この貴重な機会に、ぜひ、吉野石膏コレクションの名品の数々をご堪能ください。

    “展覧会図録”  こちらが本展覧会のカタログです。 表紙は、アルフレッド・シスレーの「モレのポプラ並木」という作品です。 お気に入りの作品がきっと見つかるはずです。ぜひお手に取ってみてください。


     
     モネの作品はみなさんもテレビや本で見たことがあると思います。こちらは、モネの作品を集めたカタログです。「これ知ってる!」という作品がきっと見つかるはずです。 “モネのカタログ”



    “解説書”   こちらは、美術にそれほど詳しくないという方でも読みやすい解説書です。有名な美術作品の鑑賞ポイントが書かれており、写真も多いのでとても読みやすい本です。ぜひご覧ください。



     
     本展覧会では、ピカソやゴッホ、マリー・ローランサンなどの作品もご覧いただけます。ゴッホは、日本と繋がりのある画家としても有名で、写真の「Van Gogh & Japan」ではゴッホと日本の関係について知ることができます。 “その他の本”


    “コレクション展”

     特別展「印象派のその先へ−世界に誇る吉野石膏コレクション展」は、7月21日(日)までです。また、コレクション展「境界のむこう」は、6月23日(日)までとなっております。境界、線をテーマに当館所蔵作品をご覧いただけます。終了日が迫ってきておりますので、お見逃しのないようぜひお越しください。


    2019.5.8
     長いゴールデンウィークいかがお過ごしでしょうか。美術館へ続く道沿いに咲くつつじは見ごろを迎えています。先日、4月30日に30年間続いた平成という元号が終わり、5月1日から令和という元号が始まりましたね。平成に思いをはせながら、令和という新しい時代に一歩踏み出していきたいですね。
    当館では4月6日(土)から特別展「河鍋暁斎展」を開催いたしております。河鍋暁斎は、江戸時代後期から明治期にかけて活躍した最後の浮世絵師と言われている人物です。暁斎の描いた絵は浮世絵だけでなく日本画でも知られており、当時の社会を風刺したものから人物画まで幅広いです。おどろおどろしい地獄絵から当時の庶民の様子まで躍動感ある筆遣いによって、ユーモアたっぷりに描かれています。本展は、没後130年として企画され、暁斎の手掛けた錦絵、挿絵、工芸品、さらに下絵や写生といった貴重な資料およそ200点が、ここ兵庫県立美術館に一堂に集結しています。いよいよ、後期展示が30日からスタートしました。この機会をお見逃しのないよう、ぜひお越しください。

    さて、美術情報センターでは、この特別展開催に合わせて関連図書コーナーを設けております。本展の図録や過去に開催された展覧会図録、関連作家の図書などをご覧になれます。展覧会をご鑑賞の際には、お気軽にお立ち寄りください。

    “河鍋暁斎という文字”


     
    “展覧会図録の写真” 本展の展覧会図録もご用意しています。
    前期と後期どちらの作品も載っており、展覧会では見きれなかった〜という方にもおすすめです。




     
    “展覧会図録の写真” 『暁斎の戯画』
    鬼才暁斎の貴重な戯画を紹介しています。
    動物たちによって世相を風刺した作品群など、見応えたっぷりです。海外に流出してしまった貴重な作品を多数掲載しています。


     
    河鍋暁斎についてもっと知ることができる本や過去の暁斎展の図録も十分にとりそろえています。 “河鍋暁斎展関連書籍群”



     
    “アリス関連図書” ただいま、ギャラリー棟で開催中の 「不思議の国のアリス展」に合わせて、関連図書のミニコーナーも設置しています。





     特別展「没後130年 河鍋暁斎展」は、5月19日(日)までです。また、コレクション展では「境界のむこう」を6月23日(日)まで開催しています。兵庫県立美術館の所蔵作品のなかでも境界、線という抽象的な概念を体験できる作品を展示しています。普段は存在を意識しない境界。その存在を意識したとき、違った視点で物事を鑑賞する機会となるのではないでしょうか。そしてギャラリー棟3階では共催展「不思議の国のアリス展」を5月26日(日)まで開催しています。ぜひ、この機会に兵庫県立美術館に足をお運びください。
    “コレクション展コーナー”



    2019.2.22
    節分・立春が過ぎ、いよいよ春!という季節ではありますが、まだまだ寒い日が続きそうです。インフルエンザも流行っていますので、体調にはお気をつけください。
    さて、当館では1月12日から特別展「Oh!マツリ☆ゴト 昭和・平成のヒーロー&ピーポー展」を開催中です。本展覧会では、20世紀のはじめから現代までの日本美術に登場した特別な存在(ヒーロー、カリスマ、正義の味方)と無名の人々(公衆、民衆、群衆)を比較し、昭和・平成の時代を振り返ります。


    美術情報センターでは特別展に関連した書籍を集めたコーナーを設置しております。展覧会を鑑賞される際にはぜひお立ち寄りください。


    “美術情報センターの写真”


    こちらが本展覧会の図録です。 新たな時代へ移行する前に平成・昭和という時代を思い返してみてはいかがでしょうか。 “展覧会図録の写真”


    “『のらくろ 田河水泡―生誕百年記念』” 『のらくろ 田河水泡―生誕百年記念』 田河水泡作の野良犬のらくろ。 懐かしのキャラクターにもう一度会ってみませんか?


     
    今回は、戦争と美術に関する書籍も取り揃えました。「戦争・平和」について考えるきっかけになれば幸いです。 “戦争と平和についての本”


     特別展「Oh!マツリ☆ゴト 昭和・平成のヒーロー&ピーポー展」は、3月17日(日)までです。現在活躍中の4名の作家=会田誠さん、石川竜一さん、しりあがり寿さん、柳瀬安里さんによる本展のための最新作も登場します。 また、県美プレミアムでは「類は友を呼ぶ」と「M氏コレクションによるJ・Jグランヴィル」を3月3日(日)まで開催しています。特別展と合わせてぜひご鑑賞ください。


    “県美プレミアム関連図書コーナー”


  • 2018

    2018.12.9
    朝夕冷え込む季節になりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
    当館では、10月27日(土)から特別展「サヴィニャック―パリにかけたポスターの魔法―」を開催中です。本展覧会では、20世紀のフランスで活躍した、ポスター作家レイモン・サヴィニャックの展覧会です。サヴィニャックの作品は明るい色彩が特徴的で、それまでになかったシンプルなデザインがパリの街を彩りました。約半世紀も前のポスターですが、今見ても新鮮です。
    ぜひ、彼のユーモアとエスプリの詰まった作品をご堪能ください。

    なお、美術情報センターでは、特別展に関連した資料を集めたコーナーを設置しております。また、特別展関連資料以外にも他館の展覧会図録や美術関連雑誌などもご覧いただけます。展覧会をご鑑賞の際にお気軽にお立ち寄りください。 特別展開催中の金・土曜日も、18時までの開室となっておりますので、ご注意ください。
    “展覧会図録の写真” 本展の展覧会図録です。
    第60回全国カタログ展において、日本マーケティング協会賞/審査員特別賞(松永真賞)銀賞を受賞しました。審査では、印刷技術だけではなく、造本そして内容もあわせて評価対象となっています。
    ぜひ、ご覧ください!



     

    『サヴィニャック ポスター A-Z』
    ユーモアのある絵がたくさん掲載されており、
    とても楽しい本になっています。


    “サヴィニャックポスター A-Z”


     
    “グラフィック・デザインの歴史” 『グラフィック・デザインの歴史』
    グラフィックデザインの歴史を分かりやすく解説してくれている入門書です。
    サヴィニャックのポスターが飾られていた時代についても深く知ることができます。




     
    “その他の関連図書” そのほか、ポスターのアイデアが詰まっている本なども幅広く取り揃えています。


     特別展「サヴィニャック展」は、12月24日(月・振替休日)までです。 また、県美プレミアムでは「類は友を呼ぶ」と「M氏コレクションによるJ・Jグランヴィル」を3月3日(日)まで開催しています。「J・Jグランヴィル」とは、19世紀前半のフランスで活躍した代表的な諷刺画家・挿絵画家です。動物と人間が変身・合体し、生物と無生物とが混交する幻想的作品は、20世紀のシュルレアリスム絵画を先駆するとさえ評されます。国内有数のグランヴィルのコレクターであるM氏が所蔵する書籍約20冊と、そこから分割したシート作品約200点などを一堂に展示し、近代美術史の中でも類まれなイマジネーションの持ち主であったグランヴィルの足跡をたどります。ぜひ、この機会に兵庫県立美術館に足をお運びください。
    “県美プレミアム関連図書コーナー”



    2018.7.28
    “スペインと日本”
     真っ青な空に入道雲が湧き上がる盛夏の季節になりましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。4年に1度のサッカーワールドカップで日本が初のベスト16まで進みましたね。
    当館では6月13日(水)から特別展「プラド美術館展 ベラスケスと絵画の栄光」を開催中です。今回の展覧会は1868年、日本スペイン修好通商航海条約が締結され、両国の間に外交通商関係が樹立されてから150年という節目にあたることから外交樹立150周年を記念して開催されました。スペインの中心部マドリードに位置するプラド美術館は、今から約200年前の1819年に王立美術館として開館しました。収蔵品は歴代のスペイン国王の収集品を核としており、油彩だけで3,000点を超える作品を所蔵しています。本展では、そのプラド美術館の所蔵する、あの巨匠ディエゴ・ベラスケスの日本初公開の作品を含む過去最多7点もの作品を展示しています。ベラスケスの絵画は、色の境目がわからないほど緻密で独特なタッチで描かれており、登場する人物や服の生地、周辺の装飾の質感がリアルに表現されています。多くの芸術家が彼の絵画に魅了されました。印象派の先達のマネは、「画家の中の画家」と称賛しました。また、ベラスケスの絵画の他にも、ティツィアーノやルーベンスなど王室コレクションの数々の傑作がそろっています。絵画の黄金時代といわれる17世紀中心の絵画が一堂に会する本展は、大変貴重な機会です。この機会にプラド美術館の優美な世界に浸ってみてはいかがでしょう。

    さて、美術情報センターでは、特別展関連資料コーナーを設けております。本展の図録や過去に開催された展覧会図録、関連作家の図書などをご覧になれます。展覧会をご鑑賞の際には、お気軽にお立ち寄りください。


    “コーナーの様子”


     
    “展覧会図録の写真” 本展の展覧会図録もご用意しています。
    作品解説がたっぷりあり見応えがあります。



     

    スペイン絵画の黄金時代を生きたベラスケス。
    その足跡をたどりながら、プラド美術館に所蔵されている名画の数々を紹介しています。

    “ベラスケス関連書籍”


     
    “プラド美術館関連書籍群” ベラスケスにについてもっと知ることができる本や過去のプラド展の図録も十分にとりそろえています。




     
    “大熾ロ二郎氏関連図書” 9月9日(日)に講演していただく大熾ロ二郎さんが書かれた『ベラスケス-宮廷のなかの革命者-』も、より深くこの展覧会を知ることができる一冊となっております。
    また、講演会へご参加のみなさまも予習にどうぞお手に取ってみてはいかがでしょうか。


     特別展「プラド美術館展」は、10月14日(日)までです。また、県美プレミアム「県政150周年記念 ひょうご近代150年」「美術の中のかたち-手で見る造形展」を11月4日(日)まで開催しています。今年で29回目となる"作品を手で見る"をコンセプトにしている「美術の中のかたち展」では、美術家の中ハシ克シゲ氏を迎えて新しい美術のかたちを提案してくれています。毎年、素材や鑑賞方法が異なるため、見逃せませんよ。そしてギャラリー棟3階では共催展「絵本原画展 いもとようこの世界」を9月2日(日)まで開催しています。ぜひ、この機会に兵庫県立美術館に足をお運びください。
    “スペインと日本”



    2018.5.4
     吹く風も夏めいてまいりましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。当館では3月24日(土)から特別展「小磯良平と吉原治良展」を開催中です本展では戦前から戦中、前後にかけての同時代に阪神間を拠点に活動した小磯良平と吉原治良にスポットをあてた展覧会です。具象絵画の小磯と抽象絵画の吉原という対照的に思える二人の画家ですが、本展では「同時代性」と「地域性」から見えてくる「対称性」と「類似性」を明らかにしつつ二人の画家の画業を再確認していきます。


     さて、美術情報センターでは、特別展関連資料コーナーを設けております。本展の図録や過去に開催された展覧会図録、関連作家の図書などをご覧になれます。展覧会をご鑑賞の際には、お気軽にお立ち寄りください。


    “コーナーの様子”


     
    “展覧会図録” 本展の展覧会図録です。
    作品解説も充実しています。



     

    展示室2階に小磯良平記念室もある当館。
    センターでも小磯関連の書籍を多く所蔵しており、
    その一部をコーナーに置いています。


    “小磯関連書籍”


     
    “具体美術協会作品集” 日本を代表する前衛美術グループとして国際的にも有名になった「具体美術協会」は吉原を中心として立ち上げられました。
    コーナーでは吉原の画集はもちろん、具体に関する書籍も用意しています。




     
    “ジブリ関連図書” ジブリの大博覧会に合わせてジブリ関連図書の
    ミニコーナーも設置しています。


     特別展「小磯良平と吉原治良展」は、5月27日(日)までです。また、県美プレミアム「特集:Back to 1918 :10年ひとむかしと人は言う」は6月25日(日)まで開催しています。そしてギャラリー棟3階では共催展「ジブリの大博覧会〜ナウシカからマーニーまで〜」を7月1日(日)まで開催しています。ぜひ、この機会に兵庫県立美術館に足をお運びください。


  • 2017

    2017.11.3
     朝夕冷え込む季節になりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。当館では、10月3日(火)から特別展「大エルミタージュ展―オールドマスター西洋絵画の巨匠たち」を開催中です。 本展覧会では、世界3大美術館のひとつとして知られるロシアのエルミタージュ美術館の膨大なコレクションの中から、16世紀ルネサンス、17・18世紀バロック、ロココの時代に活躍した昔日の巨匠(オールドマスター)たちの絵画85点を紹介しています。イタリア、オランダ、スペインなど、それぞれの時代でさまざまな国や地域の人々が愛した優品をぜひご堪能ください。

     さて、美術情報センターでは、特別展に関連した資料を集めたコーナーを設置しております。また、特別展関連資料以外にも他館の展覧会図録や美術関連雑誌などもご覧いただけます。展覧会をご鑑賞の際にお気軽にお立ち寄りください。

     なお、特別展開催中の金・土曜日も、18時までの開室となっておりますので、ご注意ください。

    “コーナーの様子”

     
    本展の展覧会図録です。
    鑑賞後にお気に入りの作品に関する解
    説を読んで、さらに理解を深めてみては
    いかがでしょうか。

    “大エルミタージュ展図録”

     
    “過去のエルミタージュ展図録” こちらは、これまでに開催されたエルミ
    タージュ美術館展の展覧会図録です。
    本展に出品されていない印象派などの
    近代の作品を見ることができます。

     
    エルミタージュ美術館のコレクショ
    ンには、絵画だけでなく彫刻や考古学
    的な遺品などもあり、その中には宝飾
    品や家具などの装飾美術も含まれて
    います。
    これらの図録はそうしたエルミター
    ジュ美術館所蔵の宮廷美術品を取り
    扱った展覧会図録です。

    “ロシア宮廷美術関連図録”



     特別展「大エルミタージュ展―オールドマスター西洋絵画の巨匠たち」は、2018年1月14日(日)までです。また、ギャラリー棟3階では、9月16日(土)〜11月5日(日)まで「東日本大震災復興支援 未来絵プロジェクト巡回展〜絵のちから〜」を開催しています。そして、県美プレミアムV「小企画:JAPAN KOBE ZEROの軌跡 特集:絵画のふしぎ―県美・絵画・名品選―」は10月28日(土)〜2018年1月21日(日)まで開催しています。ぜひ、この機会に兵庫県立美術館へ足をお運びください。





    2017.8.1
     夏の到来とともに連日蒸し暑い日が続いていますが、皆さま、いかがお過ごしでしょうか。当館では、7月22日(土)から特別展「怖い絵」展を開催中です。中野京子氏のベストセラー『怖い絵』に想を得た本展は主に近代ヨーロッパの絵画から“怖い”絵を選び出し、神話・現実・歴史といったテーマ毎に紹介します。視覚的に直接怖さが伝わるものから、背景を知ることで初めて怖さが発生するものまで、「恐怖」というテーマ性を持ったこれまでにない切り口の展覧会です。ぜひ、この機会に絵画の中に表現されたさまざまな恐怖を体験してみてください。

     さて、美術情報センターでは、特別展関連資料コーナーを設けております。本展の図録や「怖い絵」をはじめとする中野京子氏の数々の著書もご覧になれます。展覧会をご鑑賞の際には、ぜひ、お立ち寄りください。

    “コーナーの様子”

     
    こちらは、本展図録と2017年7月19日に
    KADOKAWAから出版された「怖い絵のひみ
    つ。」です。絵画のもつ歴史的背景を知
    って、その奥深さを味わいながら本展を
    鑑賞してください。
    “本展図録と怖い絵のひみつ。”

     
    “中野京子氏の著書” こちらは、本展特別監修の中野京子氏の著書の
    数々です。本展の展示作品がすべて網羅されて
    います。ぜひ一度お手に取ってご覧ください。


     
    その他、本展の展示作品が載っている図書や
    過去の展覧会図録もご用意しております。


    “展覧会図録”



     特別展「怖い絵」展は、9月18日(月)までです。また、ギャラリー棟3階では、7月1日(土)〜9月3日(日)まで「日本・ブータン外交関係樹立30周年 ブータン しあわせに生きるためのヒント」を開催しています。そして、県美プレミアムU「小企画:美術の中のかたち―手で見る造形 青木千絵展 漆黒の身体 特集:みなと物語 新収蔵品を交えて」は10月15日(日)まで開催しています。ぜひ、この機会に兵庫県立美術館へ足をお運びください。



    2017.06.11
     梅雨の季節を迎え、ぐずついたお天気が続いておりますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。当館では5月20日(土)から特別展「ベルギー奇想の系譜展」を開催中です。本展ではベルギーで興った奇想の表現の流れを、ヒエロニムス・ボスをはじめとした15、16世紀のフランドル絵画からルネ・マグリットなどの現代アートまで、国内外の130点を超えるコレクションを通じて紹介しています。雨でお出かけしづらいこの季節、美術館でボスやブリューゲルの描く奇妙で不思議な世界に浸ってみるのはいかがですか?


     さて、美術情報センターでは、特別展関連資料コーナーを設けております。本展の図録や過去に開催された展覧会図録、関連作家の図書などをご覧になれます。展覧会をご鑑賞の際には、お気軽にお立ち寄りください。


    “コーナーの様子”


     
    “森洋子氏著作” 日本におけるブリューゲル研究の第一人者である
    森洋子氏の著作です。
    6月4日には当館で記念講演会が行われました。



     

    日本で過去に行われたブリューゲルや
    ベルギーの美術に関する展覧会図録です。


    “展覧会図録”


     
    “作品集” 今回の展覧会で近代以降の奇想の系譜に位置づけ
    られているマグリットやポール・デルヴォーの
    作品集なども置いています。

     特別展「ベルギー奇想の系譜展」は、7月9日(日)までです。また、県美プレミアム「特集:Out of Real「リアル」からの創造/脱却」は6月25日(日)まで開催しています。ぜひ、この機会に兵庫県立美術館へ足をお運びください。



    2017.04.13
     桜の花も満開の頃を過ぎようとしていますが、、皆さま、いかがお過ごしでしょうか。当館では、3月18日(土)から特別展「新宮 晋の宇宙船 SPACESHIP Susumu Shingu」を開催中です。本展は、風や水など自然の力で動く作品で世界的に知られる新宮 晋(1937-)の“現在”を紹介する展覧会です。本展では、展覧会の空間全体をひとつの「宇宙船」と捉え、新作を中心とする約15点の作品を紹介しています。さらに、これまでのプロジェクトの映像や絵本、彫刻、模型等も加え総合的に紹介しています。ぜひ、この機会に新宮 晋の宇宙船に乗って旅をしてみてはいかがでしょうか。

     さて、美術情報センターでは、特別展関連資料コーナーを設けております。本展の図録や過去に開催された展覧会図録、図書そして新宮 晋氏の描いた数々の絵本もご覧になれます。展覧会をご鑑賞の際には、ぜひ、お立ち寄りください。

    “コーナーの様子”

     
    新宮晋氏の描いた絵本です。色彩の美し
    さもさることながら、自然の風や空、海、ち
    いさな生き物たちの営みからも、宇宙を感
    じることができます。ぜひ、お手にとって
    ご覧ください。
    “絵本”

     
    “展覧会図録” こちらは、展覧会図録です。立体の作品
    のみならず、デッサンや、絵画などの作品
    も多数掲載されています。


     
    こちらは、作品集です。こちらの2点は
    洋書になります。新宮晋氏は海外でも数
    多くの作品を手掛けています。

    “作品集”



     特別展「新宮 晋の宇宙船 SPACESHIP Susumu Shingu」は、5月7日(日)までです。また、県美プレミアム「特集:Out of Real「リアル」からの創造/脱却」は6月25日(日)まで開催しています。ぜひ、この機会に兵庫県立美術館へ足をお運びください。



    2017.01.28
     厳しい寒さが続いていますが、皆さま、いかがお過ごしでしょうか。当館では、1月11日(水)から特別展「アドルフ・ヴェルフリ 二萬五千頁の王国」を開催中です。本展覧会はアウトサイダー・アート/アール・ブリュットを代表する伝説的芸術家アドルフ・ヴェルフリの日本初となる大規模な個展で、アドルフ・ヴェルフリ財団の全面的な協力のもと門外不出とされてきた、最上級のヴェルフリ作品74点が一堂に会しています。ぜひ、この機会にアドルフ・ヴェルフリの描いた壮大な王国をご堪能ください。

     さて、美術情報センターでは、特別展関連資料コーナーを設けております。本展の図録や、過去に開催された展覧会図録、図書などもご覧になれます。展覧会をご鑑賞の際にお気軽にお立ち寄りください。
    “コーナーの様子”

     
    本展の図録です。ヴェルフリに関する資料
    で日本語のものはほとんどなく、今回の展
    覧会図録が初めての、そして一番詳しい日
    本語資料となります。
    “本展図録”

     
    “ヴェルフリ過去の展覧会図録” こちらは、これまで外国で開催された
    ヴェルフリ展の洋図録です。左は英語、
    右はフランス語で書かれたものです。


     
    こちらはヴェルフリに関する洋図書
    です。こちらの2冊以外にも置いてま
    すので、どうぞお手に取ってご覧く
    ださい。
    “ヴェルフリ洋図書”

     
    “雑誌等のヴェルフリの記述” その他にもヴェルフリに関する記述
    が載っている雑誌や図書もあります。


     特別展「アドルフ・ヴェルフリ 二萬五千頁の王国」は、2月26日(日)までです。また、県美プレミアムV「小企画:ハナヤ勘兵衛の時代デェ!! 特集:彫刻大集合」は3月19日(日)まで開催しています。ぜひ、この機会に兵庫県立美術館へ足をお運びください。



  • 2016

    2016.11.4
     朝夕冷え込む季節になりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。当館では、10月15日(土)から特別展「日伊国交樹立150周年記念 世界遺産 ポンペイの壁画展」を開催中です。
     本展覧会では、1997年にユネスコの世界遺産に登録されたポンペイとその近郊の遺跡から出土した壁画を展示しております。顔料、道具類をあわせて約80点の作品をご覧いただけます。2000年の時を越え、古代ローマの豊かな生活を追体験できる機会となっております。
     また、当館ではポンペイ展に関連したイベントもございますので、そちらもお楽しみください。


     さて、美術情報センターでは、特別展に関連した資料を集めたコーナーを設置しております。展覧会をご鑑賞の際に、お気軽にお立ち寄りください。
     また、特別展関連資料以外にも、他館の展覧会図録や雑誌などもご覧いただけます。ただし、貸出サービスは行っておりません。ご了承ください。
     特別展開催中の金・土曜日も、18時までの開室となっておりますので、ご注意ください。

    “コーナーの様子”


     
    “過去図録” こちらは、これまでに開催されたポンペイ展の図録となっております。こちらの2冊以外にも、他館の展覧会図録を置いておりますので、どうぞご覧ください。



     

    「ポンペイの壁画1」は、カラー図版、ポンペイ壁画研究の現状や壁画様式などについての記述もあります。
    「ポンペイの壁画2」は、モノクロ図版と共に詳細な記述が掲載されています。
     6カ国におよぶ代表的研究者などの協力によって集大成された、読み応え充分の資料となっております。
    ぜひ、2冊ともお手に取ってご覧ください。

    “ポンペイの壁画1・2”


     
    “図書” 向かって左に写っている図書は、内容が南イタリアへの旅ガイドとなっているので、ポンペイの街並みについて知っていただけると思います。
    これまで紹介した資料と併せて、ご覧ください。

     特別展「日伊国交樹立150周年記念 世界遺産 ポンペイの壁画展」は、12月25日(日)までです。また、11月20日(日)までギャラリー棟1階 アトリエ1、ホワイエで開催されている、注目作家紹介プログラム チャンネル7「煖エ耕平 街の仮縫い、個と歩み」(観覧無料)も、ぜひ一緒にご覧ください。

    2016.8.10
     暑い日が続いておりますが、、皆さま、いかがお過ごしでしょうか。当館では7月16日(土)から「生誕130年記念 藤田嗣治展−東と西を結ぶ絵画−」を開催中です。藤田嗣治は27歳ではじめてフランスに渡って以来、81年の生涯の半分近くを、フランスを中心とする異国で過ごしました。今回は、そんなフジタの生涯と画業を約120点の作品でたどる展覧会です。

     さて、美術情報センターでは、特別展関連資料コーナーを設けております。本展の図録や過去に開催された展覧会図録もご覧になれます。展覧会をご鑑賞の際にお気軽にお立ち寄りください。

    “藤田嗣治展コーナー”

     
    こちらは、過去に開催された藤田嗣治展の図録です。今回の展覧会図録と併せてご覧下さい。

    “過去の藤田展図録”

    “藤田嗣治画集「異郷」「追憶」” こちらは、藤田嗣治画集、「異郷」と「追憶」です。「異郷」は1930年代〜40年代前半の作品で戦争記録画全点を含んでいます。「追憶」は1940年代後半〜1968年に亡くなるまでの作品が網羅されています。

     「生誕130年記念 藤田嗣治展−東と西を結ぶ絵画−」9月22日(木・祝)までです。また、ギャラリー棟3階では8月27日(土)から9月25日(日)まで「森山大道写真展 仮想都市〜増殖する断片」を開催します。ぜひ、兵庫県立美術館へ足をお運びください。

    2016.7.16
     あちらこちらで蝉の鳴き声が聴こえはじめ、本格的な夏が近づいていますが、皆さま、いかがお過ごしでしょうか。当館では7月2日(土)から県美プレミアム「特集:時間をひらく−新収蔵品を中心に 小企画:美術の中のかたち−手で見る造形 つなぐ×つつむ×つかむ:無視覚流鑑賞の極意」を開催中です。小企画は毎夏恒例の手で触れて鑑賞する展覧会です。今回は、全盲の文化人類学者の広瀬浩二郎さん(国立民族学博物館准教授)プロデュースの視覚によらない新たな美術鑑賞「無視覚流鑑賞」という方法で作品を味わいます。特集「時間をひらく−新収蔵品を中心に」では昨年以降、新たに当館所蔵となったコレクションを多数紹介しています。ここでは、日常を離れて美術作品の中に流れる特別な時間を存分に味わうことができます。

     さて、美術情報センターでは、県美プレミアム「特集:時間をひらく−新収蔵品を中心に」で展示されている作品『〈流氓ユダヤ〉より《男》』の作家(写真家)である田渕銀芳氏の関連資料コーナーを設置しています。田渕氏のご家族から寄贈していただいた貴重な写真集などの資料を展示しています。県美プレミアムをご鑑賞の際には、お気軽にお立ち寄りください。


    “田渕銀芳コーナー1” “田渕銀芳コーナー2”


     こちらは、県美プレミアムに関連した資料を集めたコーナーです。当館の作品選や出品作家に関する図録や画集などをご覧いただけます。ぜひ、お立ち寄りください。

    “県美プレミアムコーナー”


     
    こちらは、2016年に発行された「兵庫県立美術館所蔵作品選」です。県美プレミアムで現在展示されている作品も多数掲載しています。ぜひ、お手に取ってご覧ください。

    “兵庫県美所蔵作品選”


    “兵庫県美年報と研究紀要” こちらは、兵庫県立美術館年報と研究紀要です。県美プレミアムコーナー向かって右の棚にあります。



     県美プレミアム「特集:時間をひらく−新収蔵品を中心に 小企画:美術の中のかたち−手で見る造形 つなぐ×つつむ×つかむ:無視覚流鑑賞の極意」11月6日(日)までです。ぜひ、兵庫県立美術館へ足をお運びください。

    2016.6.24
     暑さが日ごとに増してまいりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。当館では、5月21日(土)から特別展「1945±5年 激動と復興の時代 時代を生きぬいた作品」を開催中です。
     本展覧会では、1940年から1950年までに制作された、油彩画を中心とした作品を展示しております。約70名の作家による約200点の作品によって、激動と復興の時代を振り返ります。展覧会を通して、大きな流れを感じていただけると思います。
     今回の展覧会では、会場入口に出品リストと共に、作家別リストを置いております。どの作品が展示されているかを作家別に知ることができます。
     なお、前期(〜6月12日)と後期(6月14日〜)で、一部展示作品が変わりますので、どの作品もお見逃しなく!


     さて、美術情報センターでは、特別展に関連した資料を集めたコーナーを設置しております。本展の図録はもちろん、そのほか戦後美術に関する資料などがございますので、展覧会をご鑑賞の際に、お気軽にお立ち寄りください。


    “コーナーの様子”


     
    “戦後美術” 昨年は、戦後70年にあたることもあり、各地でそれに関連する展覧会が開催されました。こちらは、それぞれ向かって左から宮城、栃木、群馬、で開催された、戦後美術に関する展覧会図録です。



     

    こちらは、出品作家の一部ですが、中西利雄、松本竣介、小磯良平、金山平三の資料です。


    “中西・松本・小磯・金山”


     
    “その他資料” 他にも、まだまだ出品作家に関する資料を置いておりますので、ご自由にご覧ください。


     特別展「1945±5年 激動と復興の時代 時代を生きぬいた作品」は、7月3日(日)までです。残り2週間をきっておりますので、まだご覧になっていない方、もう一度ご覧になりたい方、ぜひ、兵庫県立美術館へ足をお運びください!

    2016.3.23
     あちらこちらで桜が咲きはじめ、お花見の季節がやってきましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。当館では、3月12日(土)から「生誕180年記念 富岡鉄斎−近代への架け橋−展」を開催中です。
     富岡鉄斎は天保7(1836)年に京都に生まれ、幼い頃から国学、儒学、仏教等の学問を広く修め、書画にも親しみました。そして89歳で亡くなるまで、文人画家として多くの作品を世に遺しました。展覧会では、200点の作品、資料を紹介しています。さらに鉄斎に影響を受けた近代の画家たち、梅原龍三郎、中川一政、正宗得三郎らの作品も一緒に紹介しています。ぜひ、この機会に鉄斎の作品をご堪能ください。

     さて、美術情報センターでは特別展関連資料コーナーを設けております。本展の図録や過去に開催された展覧会図録もご覧になれます。特に、今回は鉄斎美術館発行の美術資料も揃えております。展覧会をご鑑賞の際には、ぜひ、お立ち寄りください。

    “コーナーの様子”

     
    こちらは、過去に開催された富岡鉄斎展
    の図録です。今回の展覧会図録と併せて
    ご覧ください。

    “過去図録”

     
    “鉄斎研究” こちらは、鉄斎美術館発行の「鉄斎研究」です。
    この中には鉄斎作品に描かれている賛文(漢文)
    の訓読(読み下し)そして大意(現代語訳)も
    一緒に載っています。本展図録と併せてご覧に
    なると鉄斎作品が理解しやすくなり、より楽しめ
    るのではないでしょうか。
    どうぞ、お手に取ってご覧ください。


     
    こちらは、本展の最後に紹介されている鉄斎
    に影響を受けた近代の画家たち、梅原龍三郎、
    中川一政、正宗得三郎、他の図録です。
    こちらもどうぞ、お手に取ってご覧ください。

    “鉄斎に影響を受けた画家たちの図録”



     「生誕180年記念 富岡鉄斎−近代への架け橋−展」は、5月8日(日)までです。また、3月19日(土)から県美プレミアム小企画「中西勝展 画業と生涯を偲んで−兵庫県所蔵作品を中心に−」特集「黒のひみつ 美術のなかの黒をめぐる」、を開催しています。ぜひ、この機会に兵庫県立美術館へ足をお運びください。



    2016.1.16
     本格的な冬の到来を迎え、暖冬といわれている今年の冬もさすがに寒さが厳しくなってまいりました。皆さまいかがお過ごしでしょうか。現在、当館では「ジョルジョ・モランディ―終わりなき変奏―」が好評開催中です。


     これに伴い、美術情報センターでもモランディ関連資料コーナーを設置しておりますが、前回(12月19日)のブログ記事作成後に新たな資料が増えましたので、ここにご紹介をいたします。この機会にぜひお立ち寄りください。




    “コーナーの様子”




     
    “最新の図録” こちらは当館学芸員が直接、モランディの故郷であり生涯に渡り作品を描き続けた地であるイタリアのボローニャまで出向き、持ち帰った図録です。
    モランディが描いた花瓶の実物写真なども掲載されています。
    どうぞ手に取って、ご覧ください。



     


    こちらの雑誌には、キュレータであり、小説家の原田マハさんがモランディを題材にして書いた短編小説『ブリオッシュのある静物』が掲載されています。
    こちらも一度お手に取ってご覧ください。



    “原田マハ短編小説”


     是非、この機会にジョルジョ・モランディの静謐で奥の深い作品の数々をご観賞ください。一度観たら、きっともう一度足を運びたくなるのではないでしょうか。「ジョルジョ・モランディ―終わりなき変奏―」は、2月14日(日)までです。
  • 2015

    2015.12.19
     寒さがひとしお身にしみるころとなりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。当館では、12月8日(火)から特別展「ジョルジョ・モランディ―終わりなき変奏―」を開催中です。
     ジョルジョ・モランディ(1890-1964)は、20世紀イタリア絵画を代表する巨匠のひとりです。本展では、モランディの故郷であるボローニャのモランディ美術館の所蔵品を中心に約100点の作品をご覧いただけます。
     日本では3度目、17年ぶりの個展となっております。そして西日本で開催されるのは、当館だけですので、ぜひこの機会にお見逃しなく!!


     さて、美術情報センターでは特別展に関連した資料を集めたコーナーを設けております。本展の図録や過去に開催された展覧会図録もご覧になれます。展覧会をご鑑賞の際に、お気軽にお立ち寄りください。



    “コーナーの様子”




     
    “過去図録” こちらは、過去に開催された、モランディ展の図録です。
    左に写っているのは、日本初の大規模個展の図録となっております。
    右に写っているのは、今回の展覧会が行われる17年前に開催された展覧会の図録です。





    こちらは、モランディのカタログ・レゾネです。第1巻、第2巻とありますので、ぜひお手に取ってご覧ください。



    “レゾネ”


     
    “図書”
    展覧会の予習に、またはご鑑賞後にぜひこちらの本をお手に取ってみて下さい。モランディについて、詳しく知ることができると思います!
    また、右に写っているのは、日本で初めてのモランディの画集となっています。(*)


    (*)2011年に開催されるはずであった展覧会が、東日本大震災・原発事故の影響で開幕寸前に中止となり、展覧会に合わせて準備されていたカタログの構成を変え、日本で初のモランディの画集として出版されたもの。(あとがき参照)


     特別展「ジョルジョ・モランディ―終わりなき変奏―」は、2016年2月14(日)までです。また、2016年1月11日(月・祝)まで、ギャラリー棟3階で開催されている共催展「山を出て-王懷慶展」(入場無料)も、ぜひ一緒にご覧ください。
     *なお、12月31日(木)・1月1日(金)は、年末年始のため休館いたします。美術情報センターの開室は、27日(日)が年内最後となっており、年始は5日(火)からの開室となっておりますので、ご注意ください!!



    2015.11.14
     朝夕の冷え込みがめっきり厳しくなってまいりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
     さて神戸では、9月19日(土)〜11月23日(月・祝)の間、2年に一度行われる芸術文化の祭典、「神戸ビエンナーレ2015」が開催されています。当館では、ビエンナーレに参加して、ギャラリー棟3階で、「ニッポンのマンガ*アニメ*ゲーム展」を開催中です。幅広い世代の方々に楽しんでいただける展覧会となっています!!


     美術情報センターでは、今年度の神戸ビエンナーレ公式ガイドブックを、特別展関連図書コーナーと和雑誌の棚に1冊ずつ置いていますので、ぜひお手に取ってご覧ください。

    “ガイドブック2015”

       美術手帖
    2015年10月号増刊
    神戸ビエンナーレ2015
     公式ガイドブック

     


     また、当館では11月21(土)と22(日)を、関西文化の日として、多彩なイベントを行います。美術情報センターでは、ミュージアムボランティアによる、恒例のえほん読み聞かせもありますので、ぜひ足をお運びください。

     *お知らせ 11月23日(月)は祝日ですが、当館は開館しております。
             翌日24日(火)は、休館日となっております。




    2015.10.06
     秋風が心地よい季節となってまいりましたが、皆さまいかがおすごしでしょうか。当館では9月19日(土)から特別展「パウル・クレー だれにも ないしょ。」を開催しております。
     パウル・クレー(1879-1940)はスイス生まれの20世紀を代表する画家です。クレーは「秘密」を愛した画家といわれていて、今回の展覧会では、そうした謎めいた部分に迫ります。日本初公開の作品が31点、全部で110点あまりの作品を展示しています。その中には、クレー自身が「特別クラス」とランク付けした愛蔵作品40点もふくまれていて、大変見応えのある展覧会です。

     さて、美術情報センターでは特別展に関連した資料を集めたコーナーを設置しております。本展の図録や過去に開催されたパウル・クレーの展覧会図録もご覧になれます。ぜひ、お気軽にお立ち寄りください。
    “コーナーの様子”

     
    こちらは過去に開催された
    パウル・クレー展の図録です。
    今回の展覧会図録と合わせて
    ご覧ください。
    “過去に開催されたパウル・クレー展の図録”

     
    “クレーと音楽” クレーは音楽一家に生まれ、音楽を
    こよなく愛した、と言われています。
    そんなクレーの作品の中には、楽譜の
    中にある、音楽記号が使われている
    ものがたくさんあります。

     
    クレーの作品の中では
    素描作品が最も多く、
    いわゆる「天使シリーズ」
    もその中に含まれています。
    詩人の谷川俊太郎もこの
    天使たちに魅了された
    ひとりです。
    “クレーの素描”


     特別展「パウル・クレー だれにも ないしょ。」は11月23日(月・祝)までです。
    また、ギャラリー棟3階で開催されている「ニッポンのマンガ*アニメ*ゲーム展」11月23日(月・祝)までとなっておりますので、ぜひこの機会に兵庫県立美術館へ足をお運びください。




    2015.8.11
     暑い日が続いておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。当館では、6月27日(土)から特別展「舟越 桂 私の中のスフィンクス」展を開催中です。
     舟越桂氏は、1951年に盛岡市に生まれ、今日の日本を代表する彫刻家です。舟越氏の個展は、関西の美術館では初めてとなります。今回の展覧会では、会場に作品解説を置いております。作品を理解するには、必須アイテムになると思います。作品を鑑賞しながら、解説を読み、舟越作品をお楽しみください。また、展覧会の会場を出ますと、舟越氏の作品が表紙を飾っている単行本が展示されております。ぜひ、注目してみてください!開催中の展覧会では、最新作を含む彫刻作品30点の他に、素描や版画作品も展示しております。


     さて、美術情報センターでは特別展に関連した資料を集めたコーナーを設置しております。本展の図録や過去に開催された展覧会図録もご覧になれます。展覧会をご鑑賞の際に、ぜひ、お気軽にお立ち寄りください。




    “コーナーの様子”




     
    “作品集” こちらは、作品集です。舟越作品が網羅されております。
    ちなみに、左に写っているのは、舟越氏初めての作品集です。



     

    こちらは、過去に開催された展覧会図録と記録集です。
    本展の図録はもちろん、過去の図録もご覧ください。


    “過去図録”


     
    “雑誌” こちらは、2005年に発売された雑誌「美術館を楽しむ No.32」です。
    表紙は、舟越氏の作品である「静かな向かい風」です。
    美術情報センターでは、図書や図録だけでなく、雑誌も置いております。


     特別展「舟越 桂 私の中のスフィンクス」展は、8月30日(日)までです。また、ギャラリー棟3階で開催されている共催展「天野 喜孝展 想像を越えた世界」も、同じく8月30日(日)までです。
     ぜひ、夏休みの思い出に兵庫県立美術館へ足をお運びください!!

    2015.5.28
     若葉が初夏の日ざしにまぶしくかがやく季節となりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。当館では、4月18日(土)から特別展「堀 文子【一所不住・旅】展」を開催中です。
     堀文子氏は、1918年に東京に生まれ、今も現役で活躍されている日本画家です。ちなみに、展覧会のタイトルになっている、「一所不住」という言葉は、堀氏が考えた造語だそうです。会場には、堀氏の言葉が、所々壁面に表示されているので、そちらも注目してみてはいかがでしょうか。開催中の展覧会では、初期の作品はもちろんのこと、最新作を含め約130点に及ぶ作品を展示しています。堀氏の作品をこの機会にご堪能ください。

     さて、美術情報センターでは特別展に関連した資料を集めてコーナーを設けております。本展の図録や過去に開催された展覧会図録もご覧になれます。その他にも、画文集や絵本も集めております。
     展覧会をご鑑賞の際には、ぜひ、お立ち寄りください。
    “コーナーの様子”

     
    こちらは、過去に開催された堀文子展の
    図録です。
    今回の展覧会図録と合わせて、ご覧ください。

    “過去図録”

     
    “画文集” こちらは、「花(はな)」「季(とき)」「径(みち)」
    と3部作になっている画文集です。
    この機会に、ぜひ3冊全てご覧ください。


     
    こちらの2冊は、堀氏が挿し絵を描かれた
    絵本です。
    えほんコーナーに置いておりますので、
    ストーリーとともに堀氏の絵をお楽しみください。

    “絵本”



     「堀 文子【一所不住・旅】展」は、6月7日(日)までです。まだご覧になっていらっしゃらない方、もう一度ご覧になりたい方、皆さまお早めにお越しくださいませ。お待ちしております!



    2015.3.12
     3月に入り、日ごとに暖かさを感じられるようになりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。当館では、1月24日(土)から特別展「フェルディナント・ホドラー展」を開催中です。日本・スイス国交樹立150周年を記念して、日本では40年ぶりの大回顧展となっているため、注目度が高い展覧会です。ホドラー展は、東京と兵庫の2ヶ所での開催ですが、すでに東京会場は1月12日(月・祝)に閉幕しているため、兵庫会場となっている当館が最後となります。この機会に、スイスを代表する画家ホドラーが描く数々の作品を、ぜひ、ご覧ください!


     さて、美術情報センターでは「特別展 関連資料コーナー」を設けております。本展の図録や図書、また過去に開催された展覧会図録もご覧になれます。その他にも、スイス出身作家の作品を集めた資料もあります。
     展覧会をご鑑賞の際には、ぜひ、お立ち寄りくださいませ。



    “コーナーの様子”




     
    “ホドラー” こちらは、ホドラー自身に関する資料です。
    32作品の解説が詳しく掲載されている一冊となっています(左)。
    ホドラーの一生を、文章とともに写真で振り返るフォトアルバムになっています(右)。
    どちらもドイツ語ですが、一度手に取って、ご覧ください。



     

    こちらは、象徴派の作家たちの絵画を集めた一冊となっています(右)。
    また象徴主義について述べられている資料もあります(左)。
    これを機に、象徴主義について理解を深めてみてはいかがでしょうか。日本語で書かれている図書なので、安心して読んでいただけると思います。象徴主義の作家解説も掲載されているので、ホドラー以外にも知っていただけるのではないでしょうか。



    “象徴”


    「フェルディナント・ホドラー展」は、4月5日(日)までです。また、3月21日(土・祝)からは、県美プレミアム「IN MY ROOM / ON THE ROAD―私の部屋、あるいは路上にて―」とギャラリー棟3階では「建築家 ガウディ×漫画家 井上雄彦―シンクロする創造の源泉―」が、開催されます。ぜひ、兵庫県立美術館へ足をお運びください!!
  • 2014

    2014.12.12
     12月に入り、冬らしくなってきましたね。
    当館では現在「だまし絵U」展好評開催中です。もうご覧いただけましたでしょうか?本展ではトロンプルイユやダブル・イメージといった手法で描かれたアルチンボルドら古典的な作品や、ダリ、マグリット、エッシャーといった20世紀の巨匠、またテクニックや表現が多様化した現代のだまし絵をご紹介しています。この「だまし絵U」展は2009年に当館で開催された「だまし絵」展の続編となりますが、今回は現在活躍中のアーティストによる進化しただまし絵を多く展示しておりますので、前回ご覧いただいた方も、そうでない方もお楽しみいただける内容となっております。

     さて、美術情報センターでは、「だまし絵U」展に関連した資料を集めた図書コーナーを設置しています!展覧会の出品作家の資料や、だまし絵について書かれた資料などをご覧いただけます。
    “コーナーの様子”

     
    こちらは出品作家の資料です。
    アルチンボルドやダリ、現在活躍中の
    作家のものがあります。
    “出品作家の資料”

     
    “だまし絵・トリック・アートなどの展覧会図録” 過去に開催されただまし絵や
    トリック・アートなどの展覧会図録
    です。当館で2009年に開催された
    「だまし絵」の図録もご覧いただけます。

     
    視覚のトリックなどについて
    書かれた資料です。人はなぜ
    だまされてしまうのか、その
    不思議を解説しています。
    “視覚のトリック”

     
    “他にも様々なだまし絵があります” その他の作家によるだまし絵の
    資料も多数あります。海外のもの
    だけでなく、江戸時代のだまし絵
    (戯画)もご覧いただけます。


     会場では、様々な手法のだまし絵が皆さまをお待ちしておりますので、何度でもだまされてみてくださいね。また、展覧会は中学生以下は無料でご覧いただけます。ぜひご家族でご来館ください。
     「だまし絵U」展は12月28日(日)までとなっておりますので、お見逃しなく!
    ただし、美術情報センターは最終日の12月28日(日) は年末年始のお休みのため、ご利用いただけません。お気をつけください。




    2014.9.13
     秋の気配が次第に濃くなって参りましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。当館では、ただ今特別展「宝塚歌劇100年展 夢かがやきつづけて」を開催中でございます。こちらの展覧会では、公演で使用された舞台衣装やセット、過去の上演ポスター等を展示しております。一部、写真撮影が可能な場所がございますので、皆さまどうぞ記念に撮影してみてはいかがでしょうか。
    また、夜間開館が行われている金曜日と土曜日では、当館レクチャールームにて特別上映会を実施しておりますので、お時間があるかたは、ぜひご鑑賞くださいませ。

     さて、美術情報センターでは「特別展 関連資料コーナー」を設けております。本展の図録や、過去に劇場で上演された作品等の資料をご覧いただけます。展覧会をご観覧の際には、ぜひお立ち寄りくださいませ。



    “コーナーの様子”




     
    “小林一三氏” こちらは、宝塚歌劇団の生みの親である
    「小林一三」に関する資料です。
    この機会に、ぜひご覧ください。


     

    こちらは、宝塚の歴史を「人物編」と「舞
    台編」の2冊に分けて集約された図書で
    す。どちらとも見応え十分ですので、ぜひ
    手にとってご覧ください。

    “「人物編」と「舞台編」”


    「宝塚歌劇100年展 夢かがやきつづけて」は、9月28日(日)までです。ぜひ、兵庫県立美術館へ足をお運びください!!お待ちしております。

    2014.7.16
     梅雨入りしてからも雨が少なく、日差しの強い日が続いていますね。本格的な夏が近づいていますが、当館では涼しく快適に過ごせます。ただ今特別展「東京・ソウル・台北・長春 官展にみる近代美術」展を開催中です。本展では東京・ソウル・台北・長春の4つの都市の官設の公募美術展(官展)を取りあげ、それぞれの出品作や審査員をつとめた作家による作品を展示しています。各都市の風景や人物など、その土地らしさが表現された作品を、快適な館内でぜひお楽しみください。

     さて、美術情報センターでは特別展に関連した資料を集めてコーナーを設けております。出品作家や官展出品作品の資料などをご覧いただけます。展覧会をご観覧の前の予習に、または見終わった後にぜひお立ち寄りください。

    “コーナーの様子”


     
    こちらは日本人作家の資料です。
    日本の官展に出品していただけでなく、
    審査員として朝鮮や台湾に赴き、
    また現地に取材した作品を描きました。

    “日本人作家の資料”


     
    “ソウル・台北・長春の作家” こちらはソウル・台北・長春の
    官展出品作家の資料です。
    それぞれの数は少ないですが、
    当時の東アジアの美術を
    ご覧いただけます。



     「東京・ソウル・台北・長春 官展にみる近代美術」は福岡、東京を巡回しましたが、当館での開催で最後になります。7月21日(月・祝)までとなっておりますので、まだご覧になっていらっしゃらない方、もう一度ご覧になりたい方、皆さまお早めにお越しくださいませ。お待ちしております!




    2014.5.21
     だんだん暑くなってきました。皆さまいかがお過ごしでしょうか。 4月12日(日)より開催中の「夢見るフランス絵画」展はもうご覧になりましたか? 本展では、19世紀後半から20世紀中ごろまでのフランス絵画を3つのパートに分けてご紹介しており、多彩な表現の作品をお楽しみいただけます。

    モネやセザンヌなどの印象派が描く色彩豊な風景や、革新的な表現を求めたルオーやデュフィ、またモディリアーニや藤田嗣治といったエコール・ド・パリと呼ばれた画家たちの作品など、わたしたちのフランスへのイメージを凝縮したようなラインナップです。
    また、今回出品されている作品は、ある収集家によるコレクションのうちの16作家71点ですが、なんとそのほとんどは今回の展覧会が初公開!見応えたっぷりです!

     そして美術情報センターでは、この展覧会に関連する資料を集めて関連図書コーナーを設置しています。

    “コーナーの様子”


     
    こちらはルノワールやモネ、
    セザンヌなど印象派に関する
    資料です。展覧会図録だけでなく
    印象派について解説している
    図書もあります。

    “印象派の資料”


     
    “キュビスムやフォービスムの資料” こちらはルオーやデュフィ、
    ヴラマンクなどの資料です。
    キュビスムやフォービスムを
    取りあげた資料もあります。




     

    こちらはエコール・ド・パリ
    の画家たちの資料です。
    モディリアーニや藤田嗣治、
    マリー・ローランサンなど、
    様々な画家たちの資料を
    ご覧いただけます。

    “エコール・ド・パリの資料”


    えほんコーナーでも、少しですが今回出品される画家たちの絵本をご覧いただけます。

    “えほんコーナー”



     「夢見るフランス絵画」6月1日(日)までとなっております。あと残り2週間をきっておりますので、まだの方はぜひご覧ください!美術情報センターへも、お気軽にお立ち寄りください♪




    2014.2.11
     立春がすぎたものの、まだまだ寒い日が続きますが、皆さまいかがおすごしでしょうか。ただいま当館では特別「ポンピドゥー・センター・コレクション フルーツ・オブ・パッション」を1月18日から開催中です。フランスのポンピドゥー・センターから届いた最新のコレクションをお楽しみいただけます。

     パリにあるポンピドゥー・センターは、1977年に開館した美術館や図書館などが集まった総合的な文化施設で、この中にある国立近代美術館の現代美術のコレクションは、巨匠から現在活躍中の作家まで幅広く収集されています。
     そして今回の特別展では、この10年の間に加わったポンピドゥー・センターの最新コレクションから、25作家31点を紹介します。展覧会タイトルにある「フルーツ・オブ・パッション」とは日本語にすると「情熱の果実」です。今回出品される作品は、2002年から始まった国立近代美術館友の会の「現代美術プロジェクト」によって収集されたものであり、つまり友の会とポンピドゥー・センターによる熱意の結晶をあらわしています。
     今回出品している作家の多くは、ヴェネツィア・ビエンナーレなどの国際展を舞台に活躍する、今まさに脚光を浴びている存在です。最先端の多様なジャンル、幅広い表現の作品をお楽しみいただけます。また、ダニエル・ビュレンやゲルハルト・リヒターといった現代美術の巨匠たちの作品も、イントロダクションとして展示されています。展覧会全体をとおして、ポンピドゥー・センターのコレクションのハイライトをご覧いただけます。

     さて、美術情報センターでは、「ポンピドゥー・センター・コレクション」展に関連した資料を集めて図書コーナーを設置しています!ポンピドゥー・センターのコレクションに関する図録や出品作家の過去の展覧会図録や図書など、たくさんの資料を取り揃えています。

    “コーナーの様子”


     
    こちらはリヒターやトゥオンブリー
    などの資料です。今回現代美術
    の巨匠として取り上げられた6人
    のうち、5人の作品が一度に見ら
    れる図録もあります。

    “現代美術の巨匠たち”


     
    “現在活躍中の作家たち” こちらはエルネスト・ネトやアンリ・
    サラなどの現在活躍中の作家たち
    の資料です。コーナーには、今回
    出品するほぼすべての作家の資
    料があります。



     

    ポンピドゥー・センターのコレク
    ションをまとめたものや、そのコ
    レクションによる日本での過去
    の展覧会図録などもあります。

    “ポンピドゥー・センターのコレクション”


    ここでご紹介したものの他にもいろいろ取り揃えています。展覧会をご覧になる前でも、その後でも、ぜひお気軽にお立ち寄りください。


     特別展「ポンピドゥー・センター・コレクション フルーツ・オブ・パッション」3月23日(日)までとなっております。今回の展覧会は当館のみの開催ですので、この貴重な「情熱の果実」を味わう機会をお見逃しなく!



  • 2013

    2013.12.7
     風の冷たい日が続き、冬本番間近となってきました。外は寒いですが、ただいま当館では戦前のエネルギーを感じられる展覧会、「昭和モダン 絵画と文学 1926-1936」開催中です。次第に戦争へと向かう昭和の最初の10年間には様々な芸術が生まれましたが、そんな昭和初期の洋画と小説に焦点をしぼった展覧会です。ここでは「プロレタリアの芸術」「新感覚・モダニズム」「文芸復興と日本的なもの」という大きな潮流を、それぞれの代表的な作品によって紹介しています。

     「プロレタリアの芸術」では1930年前後に大きな盛り上がりを見せたプロレタリア芸術運動を、岡本唐貴や小林多喜二らの作品をとおして見ていきます。また「新感覚・モダニズム」では現代文明や風俗を描いた古賀春江や、文学の形式上の変革を目指した横光利一や川端康成ら新感覚派を取り上げて展示しています。そして日本的なものへの関心が高まり、また近代文学を代表するような名作が発表された時期を「文芸復興と日本的なもの」として、梅原龍三郎や安井曾太郎、志賀直哉や島崎藤村らによって紹介しています。文化的に豊かだったこの時代の精神や雰囲気、その魅力をお楽しみください。

    さて、美術情報センターでは展覧会に関連した資料を集めてコーナーを設けています。

    “コーナーの様子”


     
    一部ですがご紹介します。
    「プロレタリアの芸術」より
    柳正夢・前田寛治・岡本唐貴。


    “「プロレタリアの芸術」の資料”


     
    “「新感覚・モダニズム」の資料” 「新感覚・モダニズム」より
    東郷青児・三岸好太郎・古賀春江。




     

    「文芸復興と日本的なもの」より
    藤島武二・梅原龍三郎・安井曾太郎。

    “「文芸復興と日本的なもの」の資料”


    絵画の出品作家の資料はこのほかにもたくさん並べています。


     
    “文学に関する展覧会資料も。” こちらは島崎藤村や川端康成が
    とりあげられた展覧会図録。
    文学に関連する資料も少しですが
    ございます。





    また、出品作家のものだけでなく、日本の近代美術や展覧会に関連するテーマで書かれた図書もございますので、予習・復習にもお気軽にお立ち寄りください!

    プロレタリアや文芸復興など、少しとっつきにくいテーマだと思われるかもしれませんが、作品はどれも力強く、当時の熱意が伝わってくるようです。昭和初期の文化の流れをぜひ目で見て感じてみてください。
    「昭和モダン 絵画と文学 1926-1936」は12月29日(日)までです。
    ただし、美術情報センターは12月28日(土)から年末年始のお休みのため、会期末の12月28日(土)・29日(日)はご利用いただけません。お気をつけください。
    本展は当館のみの単独の開催ですので、お見逃しのないように!

    2013.9.27
    10月1日(火)から12月1日(日)のあいだ、神戸のまちは2年に一度の芸術祭「神戸ビエンナーレ2013」が開催され、各地でさまざまな展示やイベントが開催されます。

    当館でも神戸ビエンナーレに参加して、横尾忠則氏の個展「横尾忠則 感応する風景」を行い、この期間中は無休で開館いたします。
    美術情報センターでも、横尾忠則さんや神戸ビエンナーレに関する書籍や、お持ち帰り頂けるチラシを集めてコーナーを設けていますので、情報収集にぜひお立ち寄りください。

    “神戸ビエンナーレ2003コーナー”


    ただ、ビエンナーレ期間中当館は無休で開館しますが、美術情報センターは通常どおり月曜日(祝日の場合は火曜日)はお休みいたします。
    お休みの日は、
    10月7・15・21・28日
    11月5・11・18・25日 となります。
    お気をつけくださいませ。

    2013.9.22
    中秋を過ぎ、夜風が涼しい季節になりました。お出かけするには良い季節!思い立ったらぜひ美術館へお越しください。ただ今「生誕130年橋本関雪展」を開催中です。早速会場を覗いて来ましたが、なぜだかゆったりとした時間が流れているようでした。中国を題材とした絵が多いからでしょうか、山深い風景や渓谷、一面の雪景色、そして桃源郷・・・この夏の疲れが癒されるような絵の数々です。そして屏風に描かれた大作が3隻と17双(屏風の数え方は"隻"なのです。二隻一組の対(つい)になっている屏風を数える単位が「双」になります。)あります。見ている自分が絵の中に入り込むようなスケールに圧巻されます。全国の美術館から集めた選りすぐりを、一度にこんなにたくさん見られる機会はめったにありませんので、お見逃しのないように!

    さて、美術情報センターではこの展覧会に関連した資料を集めたコーナーを設けております。
    “橋本関雪コーナー全景”


    展覧会をご観覧の前の予習に、または見終わった後にぜひお立ち寄りください。

    橋本関雪の個展および
    単独の資料は実は少ない
    のです・・・。
    ですが、日本画に関する
    展覧会ではあちらこちら
    に出品されています。
    その際の図録も関連資料
    として集めております。
    “橋本関雪関連本”

    “影響を受けた師の本” また橋本関雪が日本画を学ん
    だ画塾竹杖会の主宰・竹内栖鳳
    や、石濤や八大山人などの文人
    画家に関する資料も集めまし
    た。絵をご覧になるとその影響
    が窺い知れると思います

    作品に描かれた人物や景色の
    意味や時代背景など、詳しく
    知りたくなったらこういった
    本をご覧になってみては
    いかがでしょうか?
    “日本画水墨画”

    橋本関雪は神戸市中央区生まれの兵庫県ゆかりの作家です。ご存知なかった方はぜひこの機会にご覧になってください。兵庫県立近代美術館で1977年に開催して以来の回顧展・・・ということは、次回また見ようと思ったら36年後になるかも?しれません。他県への巡回展もありませんのでお見逃しのないように!
    そして展覧会は出品総点数70点のうち、10月2日までが前期、3日からが後期で8点の作品が展示替えされますのでご注意ください。(詳しくは最新情報のページをごらんください)会期は10月20日(日)までです、ぜひお越しくださいませ♪

    2013.7.25
     例年より早く梅雨が明け、暑さも本格的になってきました。6月8日(土)より開催中の特別展「クラーク・コレクション展」はもうご覧になりましたか?兵庫県のクールスポット対象施設である当館で、ご家庭の節電を行いつつ、涼しい館内で暑さも忘れるほど華やかな作品たちをご鑑賞ください。

     さて、こちらの展覧会はアメリカのクラーク美術館の所蔵品のなかから、19世紀フランス絵画を選りすぐってご紹介するものです。クラーク美術館はクラーク夫妻によって集められた名品を所蔵し、アメリカ屈指の印象派コレクションで知られています。今回、建築家の安藤忠雄さんによる改修工事を機に巡回展が実現しました。
    モネやピサロといった印象派の作品やコローを中心としたバルビゾン派、またジェロームやトゥールーズ=ロートレックなどの作品をご覧いただけますが、なんといっても最大のみどころは22点もの名品がそろったルノワール。19世紀フランスの色彩豊な絵画をお楽しみいただけます。

    そして美術情報センターでは、特別展に関連する資料を集めたコーナーを設置しております。

    “クラーク・コレクション展” “たくさん並べています”


     
    ルノワールモネコローなど
    出品作家の資料や・・・

    “出品作家の資料”


    “印象派の資料” 印象派についてわかりやすく解説
    している図書
    もあります。



    えほんコーナーには印象派の作家に関する絵本もあります。ルノワールやモネなどの作品がわかりやすくまとめられた絵本です。こちらもご自由にご覧いただけます。お気軽にお立ち寄りください♪

    “えほんコーナー”


    今回の展覧会のために日本へやってきた73点のうち、59点が日本初公開!という、貴重なクラーク・コレクションが見られるのは9月1日(日)までです!その後は中国、韓国へと巡回するため、日本で見られる最後のチャンスです。お見逃しのないように!

    2013.5.19
    特別展「超・大河原邦男展−レジェンド・オブ・メカデザイン−」は、本日5月19日(日)が最終日です。たくさんのみなさまにご来場いただき、ありがとうございます!
    特別展の会期が終わってしまいますと、関連資料コーナーは次の特別展のものに変わってしまいますが、資料はその後も美術情報センターでご覧いただけます。美術館の開館時間中でしたらいつでもご覧いただけますので、お気軽にお越しください♪

    2013.5.12
     特別展「超・大河原邦男展−レジェンド・オブ・メカデザイン−」はもうご覧になりましたか?ゴールデンウィーク期間中にはたくさんのお客様にお越しいただきありがとうございました。展覧会の会期は5月19日(日)までとなっております。まだご覧になっていらっしゃらない方、もう一度ご覧になりたい方、皆さまお早めにお越しくださいませ。

    そしてご来館の折には

    美術情報センターへもお忘れにならずに

    お越しください。盛り上がる展覧会場に負けじと、

    関連資料をたいくさん展示しております。

    前回(4月11日)のBlog記事作成後から、

    更に資料が増えました!
    “大河原展関連図書追加”

    どんな資料があるのか、少しだけご紹介します。

    “ロマンアルバム” 徳間書店が発行するアニメのガイド
    ブックのロマンアルバムシリーズ。
    それぞれの作品の設定資料やスタッ
    フのインタビューなど、当時の熱気
    が伝わってきます。
    '80〜90年代にテレビアニメをご覧
    になった方には懐かしいものでは
    ないでしょうか。

    実物を会場でご覧になって驚かれた
    のではないでしょうか?
    1/1スコープドッグ。
    その製作日誌が書籍になっております。

    そしてこのスコープドッグは
    閉幕までの木・金曜の午後4時から
    記念撮影会を開催しています!
    注意事項をよく読んでご参加ください。
    “スコープドッグ”

    また美術情報センターでは、ガンダムのモビルスーツコレクションファイルを展示ケースにて展示しています。
    大河原さんのデザインのかっこよさをご覧ください。

    “ガンダムMSV”

    特別展の会期末までコーナーを設けていますので、何度でも美術情報センターへお越しいただき、じっくり・ゆっくりとご覧ください。なお、美術情報センターへは美術館の開館時間中でしたら、いつでも無料で入室できます♪

    2013.4.11
    新年度に入りました。当館の平成25年度最初の特別展は「超・大河原邦男展―レジェンド・オブ・メカデザイン―」を3月23日(土)から5月19日(日)まで開催しています。

    大河原邦男さんをご存知でしょうか?主にテレビアニメに登場するロボットなどをデザインするメカニカルデザインという仕事を日本において確立した第一人者です。

    「ガンダム、ボトムズ・・・

    超・大河原邦男展に関する図書たち

    美術情報センターに集結せよ。


    と、特別展関連資料コーナーを設けて
    皆さまのお越しをお待ちしております。
    “大河原展関連図書”

    “ガンダム本”


    大河原さんの超・有名な作品に「機動戦士ガンダム」があります。
    ガンダムに関する図書だけで25冊所蔵しています。展覧会会場では迫力のある 原画をご覧になり、美術情報センターではアニメ放送当時の熱気を感じられるストーリーブックをご覧になってはいかがでしょうか。ガンダムに関わった人々(もちろん大河原さんも)のインタビューも載っています。その他、「GUNDAM 来るべき未来のために」という2005年に開催されたガンダムに影響を受けた現代美術の展覧会図録もございます。今なおブームが衰えないガンダムについて、どっぷりはまってください。

    大河原さんの作品はガンダムだけではございません。サンライズ作品やタツノコプロ作品等をたくさん手がけていらっしゃいます。資料としては少ないですが作品集がございます。
    また、この展覧会を企画する際に使用した参考図書も併せて展示しております。 ただのロボットアニメの原画展ではないことがお分かりいただけるのではないでしょうか。

    “大河原関連本”


    5月5日(日)は子どもの日!大人の方は子どもだった当時のわくわくした気持ちを思い出してぜひお越しください。他館では巡回しない当館だけの展覧会です。ちなみに5月5日は大河原邦男さんが来館され、サイン会と記念対談が開催されます!詳しくはHPをご覧ください。

    春休み期間中は親子で
    いらっしゃる方が多かったです。
    大人も子どもも楽しめる
    展覧会となっております。
    皆さまのお越しを
    ガンダムも一緒に
    お待ちしております♪
    “ガンダム招き”

    2013.2.8
     2月に入り、寒い日が続いていますね。ですが日本よりももっともっと寒いフィンランドを取り上げた、見ているとわくわくするような展覧会が始まっています。そう、先月より好評開催中の「フィンランドのくらしとデザイン」展です!みなさまはもうご覧になりましたか?

     この展覧会では、フィンランドの自然や民族叙事詩『カレワラ』(フィンランド各地で歌い継がれてきた詩歌や神話・民話を一貫性のある物語としてまとめられたもの)の場面を描いた絵画、建築家エリエル・サーリネンの作品を紹介しており、フィンランドのくらしの様子を垣間見ることができます。そしてトーヴェ・ヤンソンによるムーミンの原画やアルヴァ・アアルトがデザインした椅子やランプ、カイ・フランクが手掛けたイッタラの食器、さらにさらにマリメッコのテキスタイルの数々・・・フィンランドのモダン・デザインが一挙に紹介されています。また公共デザインや最近の取り組みなど、今日まで受継がれているフィンランド・デザインも見ることができます。フィンランドや北欧デザインが好きな方にはたまらない展覧会かと思います!

     さて、美術情報センターではフィンランドの美術やデザインに関連する資料を集めて展示しております。
    “フィンランド展”


     集めた関連資料を、テーマごとに分けて少しご紹介しますね。


    こちらはフィンランドの国民的建築家であるアアルトの資料です。主に建築関係の資料がありますが、図版が多く、フィンランドの美しい風景と共にアアルトが手がけた住宅をご覧いただけます。 “アアルトの資料”
    “美術の資料” フィンランドの美術の資料もあります。展示室にはフィンランドの風景を描いた作品がありますが、出品作家の他の作品も見ることができます。
    フィンランドのデザインや文化に関する資料もあります。アアルトやサーリネンがデザインした椅子についての詳しい解説もありますよ。 “デザインと文化の資料”


     そしてえほんコーナーでは、展覧会でガイド役をつとめているムーミンの絵本もご覧になれます。色使いのきれいな絵本やムーミンと一緒に学べる絵本など、色々ありますよ。
    “えほんコーナー”


    ここでご紹介したものは一部で、ほかにも資料がございます。展示を見て、フィンランドにもっと浸りたい!と思われたらぜひお立ち寄りください♪もちろん展示を見る前でも、お気軽にどうぞ。

    「フィンランドのくらしとデザイン」展は3月10日(日)までとなっております。フィンランドのデザインやくらしの様子を体感していただき、フィンランドを身近に感じていただければと思います。

  • 2012

    2012.11.10
     「関西文化の日」 をご存知ですか?関西一円の文化施設で関西の文化をもっと知っていただくために、11月の一定期間の入館料を無料(原則として常設展)でご利用いただく日が設けられています。当館では、17日(土)・18日(日)の2日間、コレクション展が無料になるほか、館内のあちらこちらでイベントが開催されます。(詳しくはこちらをクリック)美術情報センターでも毎年イベントを開催しております。今回はそのイベントについて少しご紹介したいと思います。

    ★ビデオ上映『ヴェルサイユ訪問』(約60分)
    17日は13:00〜20:00、18日は12:00〜18:00の日時で、美術情報センターの並び、インフォメーション隣のレクチャールームにてくり返し上映します。入場無料です。ヴェルサイユ宮殿の庭園から国王の居殿、鏡の回廊、小トリアノン、そして王室礼拝堂、王室オペラ劇場などの見所を余すところなく紹介します。また一般には非公開の部分や、ヴェルサイユ宮殿の歴史についても収録、華麗な宮廷生活の名残を感じることができます。映画『カストラート』の監督ジェラール・コルビオ氏が手掛けた、美しい映像作品をお楽しみください。

    “『ヴェルサイユ訪問』”


    ★おとなも子どもも大好き!えほんコーナー
    えほんコーナーは普段から常設しておりますが、「現代絵画のいま」展の出品作家である奈良美智氏の絵本『ともだちがほしかったこいぬ』など、アーティストが手掛けたえほんを中心に展示します。
    どんなえほんがあるが少しご紹介します。

     (左上から時計回りに)

    奈良美智(絵・文)
     『ともだちがほしかったいぬ』

    ヤノベ ケンジ
     『ラッキードラゴンのおはなし』

    大岩オスカール幸男
     『はじめてアート』

    川俣正(作)村田真(文)
     『橋を歩いていく』
    “現代作家のえほん”

    “猪熊弦一郎,岡本太郎のえほん” (左)
     猪熊弦一郎(絵)谷川俊太郎(文)
      『いのくまさん』
    (右)
     岡本太郎の絵本
      『あいしてる』

    (左から)

    秋野不矩(絵)円地文子(文)
     『かぐやひめ』

    秋野不矩(絵)有吉佐和子(文)
     『かみながひめ』

    千住博(作)
     『星のふる夜に』
    “秋野不矩,千住博のえほん”

    ジャンルを問わずいろんなアーティストがえほんをつくっていらっしゃいます。気になる作品は、ぜひ手にとってご覧ください。皆さまのお越しをお待ちしております♪


    2012.11.3
     街を歩いていると、街路樹が紅葉し始めてきました。お出かけするのも楽しい季節ですね。当館では特別展「キュレーターからのメッセージ2012 現代絵画のいま」が始まりました。

    有名な作家の展覧会があちらこちらで開催されて人気がありますが、その大抵は作家が亡くなってから何十〜何百年も経った昔の作品です。そうではなく、いま自分と同じ時間を生きている作家の作品が見られるというのは興味深くありませんか?表現はわかりやすいものから難解なものまで多様ですが、自分が生まれる以前に作られた作品よりも深く共感できる作品に出会えるかもしれません。知っている作家がいないとなかなか見に行ってみようという気にならないかもしれませんが、そんな食わず嫌いはもったいない!当館学芸員がお薦めする作家は今後どんな活躍をされることか・・・今回を逃して「あの時見ていればよかった」と後悔しないよう、ぜひ会場で実物をご覧になってください。また、最新作が見られるのはここだけです!!
    美術情報センターでは、出品作家の情報を集めた特別展関連資料コーナーを設けております。

    “特別展関連資料コーナー”


    世界的にも著名な奈良美智さんの
    書籍が多数あります。
    昔の作品から最新作への変化を
    探してみるのはいかがでしょうか。
    “奈良美智さんの資料”

    “出品作家の資料” 作家ごとに掲載されている資料を
    並べてみました。

    やや少ないですが
    全作家ございますので、どうぞご覧ください。

    また、会期中に出品作家に直接お会いできる機会がございます!
    第1回は終わってしまいましたが、第2回のアーティスト・トークが11月25日(日)午後2時から開催されます。彦坂敏昭さん、法貴信也さん、三宅沙織さん、横内賢太郎さん、和田真由子さんがいらっしゃいます。当日、観覧券を持って会場入口にお越しください。
    皆さまのお越しをお待ちしております♪

    2012.10.8
     日ごとに秋めいてきましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。食欲・芸術・読書・スポーツ・・・秋といえば色々ありますが、どんな秋がお好きですか?どれか一つに決めてしまわず、全部!という方もいらっしゃるかもしれませんね。

     芸術の秋を過ごすご予定でしたら、兵庫県立美術館へ!ただいま「バーン==ジョーンズ展」開催中です!残り1週間をきってしまいましたが、バーン=ジョーンズの幻想的な美の世界に触れ、ぜひ当館で芸術の秋をお過ごしください。「バーン=ジョーンズ展」は10月14日(日)までとなっております。

     さて、美術情報センターでは「バーン=ジョーンズ展」関連図書コーナーを設けております。
    “バーン=ジョーンズ展” “眠り姫”

     連作「眠り姫」についての図書もあります。他にもさまざまな資料がありますので、展示室へ行く前にちょっとした予習をしたり、見終わった後に気になったことや当時の芸術について調べたり・・・とぜひご活用ください。

     また「コレクション展U」関連図書コーナーも設けております。「コレクション展U」では、 20世紀の版画の巨匠S.W.ヘイターの特集として、ヘイターの版画だけではなく、珍しい油彩画もご覧になれます!また今回の「美術のなかのかたち―手でみる造形展」は、空間を生かしたインスタレーションを展開する祐成政徳さんの作品をお楽しみいただけます。ぜひ触って、「空間」を感じ取ってみてください。「コレクション展U」は11月4日までとなっております。
    “コレクション展U” “S.W.ヘイター”

     ヘイターや祐成さんに関する資料のほかにも、展示中の作家さんたちの資料も集めております。展示室で気になった作品や作家さんについて知りたいと思われたら、ぜひ美術情報センターへ!お気軽にお立ち寄りください♪


    2012.7.14
     今年の夏休みのご予定は立てられましたか?まだの方はぜひ、特別展「カミーユ・ピサロと印象派」展へお越しください。フランスの風光明媚な景色を見て、しばし心は旅行気分を味わえます。しかも館内は涼しい!快適です。

     さて、美術館の展覧会と聞くと
    大人向けのものだと思われる
    かもしれません。
    しかし、ちょうど学生のみなさんが
    夏休み期間中にあたる
    この展覧会はちょっと違います。
    チケットブースの先には、
    こんなかわいい人物が
    お出迎えしてくれます。
    “ピサロさん”

    実はこの人物はピサロさんです。1階から3階の会場に着くまでにちょこちょこ出てきて、自分の半生について語っています。見る前に予習ができてしまいます。

    “ピサロさん半生”


    会場の外なので、ご家族やお友だちとお話しながら見ていただけます。ちょっと予備知識があると、絵をより深くご鑑賞いただけるのではないでしょうか。

    そして美術情報センターには、印象派の作家の絵本がございます。残念ながらピサロは無いのですが、ルノワールやモネなどの作家についてやその作品について、わかりやすく書かれています。お子さまに読み聞かせることもできます。展覧会をご覧になる前、あるいは後にいかがでしょうか?こちらは“えほんコーナー”でご覧いただけます。

    “えほんコーナー” “印象派えほん”


     展覧会は、中学生以下は無料でご覧いただけます。
    ぜひご家族でご来館ください。
    なお、会期は夏休み中の8月19日(日)までですので
    ご注意ください!!
    皆さまのお越しをお待ちしております♪

    2012.6.23
     特別展「カミーユ・ピサロと印象派」展が始まって、早2週間が経ちました。
    前回が「“日本の印象派”金山平三」展でしたが、今回は“本家本物”の印象派です。
    楽しみにされていらっしゃったお客様も多いのではないでしょうか?
    会期末に近づくにつれ混雑が予想されますので、思い立ったらすぐ!お越しくださいませ。

    美術情報センターでも、

    入口すぐのテーブルに

    特別展関連図書コーナー

    設けて、皆さまのお越しを

    お待ちしております。
    特別展コーナー

    今回のメイン作家であるカミーユ・ピサロは「印象派展」計8回の全てに参加し、
    また印象派の作家たちに信頼された方です。
    ピサロの作品を見れば“印象派”がわかる!と言えるのではないでしょうか。
    会場ではピサロの作品89点がご覧いただけます。
    美術情報センターの図書コーナーでも、ピサロに関する図書を置いています。

    ピサロ本


    関連図書として、“印象派”に関する図書や、その他の出品作家の図録等を集めております。この機会に、とことん印象派に浸ってみてはいかがでしょうか。

    印象派の本 出品作家の本


    梅雨が終われば夏本番!当館は兵庫県のクールスポットに指定されています。
    外は暑いですが、美術館は快適です。
    展示室では絵を、美術情報センターでは図書をご覧いただき、
    涼しくお過ごしください。
    皆さまのお越しをお待ちしております♪

    2012.5.25
     5月20日(日)で特別展「日本の印象派・金山平三」が好評のうちに終了しました。次回の特別展は「カミーユ・ピサロと印象派」は6月6日(水)から始まります。
    さてこの間に美術館はなにを展示しているかといえば、コレクション展Tです。3月24日(土)から始まって、5月8日(火)から17点の絵が入れ替わっております。もうご覧になりましたか?

    当館は開館から今年で10年経ち、そして毎年コレクションは増えていっています。その数は前身の兵庫県立近代美術館の時代からのものを含め約8千点を超えています。ですので、年3回の展示替えがあったとしても、なかなか全ての作品をご覧になった方はいらっしゃらないのではないでしょうか。

     さて、今回のコレクション展Tでは「美術をみる8つのポイント」と題して、近現代美術を見る上で役に立つ8つの鑑賞のポイントを問いかけながら、これに沿ってコレクションの主要作品をわかりやすくご覧いただきます。“近現代美術”と聞くと、少々取っ付きにくいイメージを持たれる方がいらっしゃるかもしれませんが、今回のように鑑賞のポイントを提案してもらうと、案外面白く見られるかもしれません。
     美術情報センターではコレクション展Tに出品されている作家(75作家います!)のうち、所蔵のある61作家の資料を集めてコーナーに展示しています。

    ワゴン上段の本 ワゴン下段の本

     たくさんいらっしゃるので、コーナーには1作家につき1冊ずつ出しています。展示室で気になった作家さんがいらっしゃいましたら、メモをしておいて、美術情報センターの資料でもっと詳しくご覧いただくというのはいかがでしょうか。

    pointごとに1冊ずつ

     ポイント1〜8まで、1作家さんずつ選んで資料を並べてみました。ご覧のとおりいろんな種類がございます。展示室でお気に入りの作家さんに出会えるといいですね。
     なお、コレクション展では図録を作成して

    おりませんが、当館のコレクションを掲載した

    「兵庫県立美術館所蔵作品選」という図書を

    美術情報センターでご覧いただけます。

    また、「手元に置いておきたい」と思われた方は、

    ミュージアムショップで販売しておりますので、

    どうぞご利用ください。
    作品選

    コレクション展Tは6月24日(日)までです。お見逃しのないように!
    皆さまのお越しをお待ちしております♪

    2012.4.20
    3月31日(土)より開催中の「いわさきちひろ展」 はもうご覧になりましたか?連日多くのお客さまがいらっしゃっております。特に親子でいらっしゃる方が多いように思います。会場内は絵の展示だけではなく、ちひろさんのアトリエが再現されていたりと見どころが沢山です。また、挿絵の原画と共に絵本も自由に読めるようになっています。

    さて、今回は特別に“ちひろ美術館”から、ちひろさんが挿絵を描いた絵本や自伝など、全部で111冊もの本をお借りしています。

    ちひろ本一覧


    「いわさきちひろ展」開催期間中<5月6日(日)まで>、美術情報センターのえほんコーナーにてご覧いただけます。
    美術情報センターは美術館の開館時間中でしたら、いつでも無料でご利用いただけます。展覧会を見終わった後や、また後日にお立ち寄りください。ゆっくりと読めます。

    どんな本があるのか少しご紹介します。
    こちらはちひろさんが挿絵を手掛けられた
    絵本など。
    知っているお話でもちひろさんの絵で
    読んでみると、また印象が変わります。
    挿絵絵本3つ

    ちひろ本3つ 松本猛さんはちひろさんのご子息です。
    ちひろさんご本人について書かれた本
    など、こちらも興味深い内容です。

    お近くの図書館ではなかなかこれだけ一度に読める機会はありませんので、是非お見逃しなく!

    「美術情報センターってどこにあるの?」とお思いの方へ場所をご説明します。
    「いわさきちひろ展」の会場であるギャラリー棟ではなく、展示棟(特別展と常設展を開催しているところ)の1階・チケットブースの右隣にございます。チラシをいっぱい置いているところです。
    入口の「ご自由にお入りください」と書いているゲートと通り抜け、右手奥の壁に「えほんコーナー」と貼っているその場所です。

    美術情報センター入り口から ゲートを通り抜けてから

    えほんコーナーにはマットが敷いてありますので、
    靴を脱いでいただいたら、ゆっくり座って読んで
    いただけます。もちろん閲覧席の椅子に座って
    読んでいただいても構いません。
    えほんコーナー

    皆さまのお越しをお待ちしております♪

    ★プチ情報
    現在開催中のコレクション展Tでは、ちひろさんの絵の師匠でいらっしゃる岡田三郎助画伯の「萩」という作品が展示されています。師弟の作品を両方に見られる機会・・・お見逃しなく!

    2012.3.25
    兵庫県立美術館は、HAT神戸の地に移転・開館してから今年4月で10年目を迎えます。
    それを記念し、今年度最初の特別展を飾るのは、当館コレクションの核である神戸出身の洋画家、「金山平三」です。

    美術情報センターでも、展覧会に合わせ、特集コーナーを設けます。

    <資料の一部紹介>

    『没後30年 金山平三展』
    当館が兵庫県立近代美術館(1970年〜1995年)であった頃の、1994年に開催した展覧会カタログです。

    『金山平三・山形の風景展』
    金山は"旅の画家"と呼ばれ、日本各地を描いて回り、山形にも足繁く通いました。
    このカタログは、2006年9月、山形の天童市美術館で行われた展覧会のものです。
    当館が収蔵している山形の風景と思われる作品と、山形県内に収蔵されている作品を合わせた展示が行われました。

    『金山平三全芝居絵』、『金山平三芝居絵展』
    金山は風景画以外にも、芝居絵も多く残しています。
    明治16年神戸元町に生まれ、花隈で幼少期を過ごした金山は、芝居に親しむ機会を得ました。
    これは、後々にまで影響し、自らが演じるほど芝居と踊りを愛しました。また、文楽の影響から頭(かしら)や衣装も全て手づくりの人形も制作しています。

    美術情報センターには、コーナーには置いていない資料もありますので、希望されましたら、お気軽にカウンターまでお尋ねください。
    お待ちしています。

    関連資料の画像その1 関連資料の画像その2


    2012.2.15

    「解剖と変容」展
    特設コーナーを設置しました。

    特設関連図書コーナー
    特設関連図書コーナー


    2月4日(土)から、今年度最後の特別展「解剖と変容:プルニー&ゼマーンコヴァー チェコ、アール・ブリュットの巨匠」展が始まりました。





    解剖と変容展図録
    本展覧会図録
    美術情報センターでは、本展に関連する資料を集めた特設コーナーを設置しております。展覧会に併せてアール・ブリュットの魅力をじっくりとご堪能下さい!


    「解剖と変容」展関連図書リストはこちらをクリック






    アール・ブリュット図書 本展企画担当の服部正学芸員の著書をはじめ、アール・ブリュットに関する様々な著述や、国内外のアール・ブリュット(アウトサイダー・アート)展覧会図録を集めました。
    アール・ブリュット図録

    さらに本展の前身である、フランス・パリのabcdコレクションでの企画展の資料や、同館の所蔵作品を多数紹介した書籍もご覧になれます。ドキッとするような出会いがあるのではないでしょうか。どうぞ手に取ってみて下さいね!
    abcd関連資料


    今回の展示作品は全てabcdコレクションの所蔵品です。ゼマーンコヴァーはアール・ブリュットの代表的な作家、プルニーは近年最も注目を集めている作家で、両氏とも日本での本格的な紹介は初めてです。また、日本初公開となる、アール・ブリュットの本質に迫ったドキュメンタリー映画「天空の赤」とその関連作品を鑑賞できる贅沢な機会です。(上映時間は93分、お時間に余裕を持ってお越し下さい。)お見逃しなく!

    皆さまのお越しをお待ちしております。
  • 2011

    2011.12.18
    兵庫県立美術館・美術情報センターの、年末年始のお休みについてお知らせします。

    美術館は、年内は12月30日(金)まで、新年は1月3日(火)から開館します。

    美術情報センターは、それより少々長く、2011年12月29日(木)から2012年1月3日(火)まで閉室とさせていただきます。ご了承ください。
    なおこの期間中、情報センター内で図書等の閲覧はできませんが、ポスター・チラシを置いているスペースは開室していますので、ご自由にご利用ください。

    それではみなさま、どうぞ良いお年をお迎えください。
    2012年も、兵庫県立美術館、美術情報センターをよろしくお願い申し上げます。

    2011.12.15
    12月10日(土)から、「生誕100年伊藤清永展」が始まりました。早速会場を観て参りましたが、この季節にピッタリな展覧会だと思います。外は寒いですが、その色彩や描かれる人物たちを見ていると、心が温まるような気持ちがしました。また、クリスマスやお正月の華やかな雰囲気に劣らない、壮麗な《釈尊伝四部作》には圧倒されます。特にこの作品は、普段は愛知学院大学の100周年記念講堂に設置されているものですので、神戸で観られるのはこの時だけ!
    と、つい感想を書いてしまいましたが、本当にお見逃しのないようにお越しくださいませ。

    さて、美術情報センターでも、伊藤清永展に関する図書を集めたコーナーを設けております。詳しくは「伊藤清永展関連図書リスト」を作成しました。展覧会場出口そばのチラシコーナーと、美術情報センターの展覧会関連図書コーナーに設置しておりますので、一度ご覧ください。また、上記「伊藤清永展関連図書リスト」の文字部分クリックされますと、PDFファイルがご覧いただけます。
    この図書リストに載っている資料について、ご紹介いたします。

    伊藤清永

    まずは、伊藤画伯の作品集や過去の展覧会カタログを集めて置いております。展覧会場には出品されていない作品も掲載されています。

    裸婦と文化勲章

    そして、伊藤画伯にちなんで、“裸婦”“文化勲章”というテーマの資料も集めてみました。
    西洋絵画では一般的な画題である“裸婦”ですが、日本では“洋画”を描き出した近代(明治以降)から登場したものであり、日本の近代美術史に登場したほとんどの大家たちが、なんらかの形で、この画題に取り組んでいます。そういった背景をふまえて、絵を眺めてみるのも面白いのではないかと思います。
    また、“文化勲章”についてご存知ですか?「科学技術や芸術などの文化の発展や向上にめざましい功績のある者に授与される勲章」のことで、現在は11月3日の文化の日に授与が発表されています。昭和12年度から始まり、現在までにおよそ360人の方が受章されています。伊藤画伯の師である岡田三郎助画伯は第1回(1937年)の受章者です。当館ゆかりの方では、小磯良平画伯は1983年に、安藤忠雄氏は2010年に受章しています。そうそうたる顔ぶれの中の1人が伊藤画伯です。この機会に知っていただければと思います。
    こういった資料も、美術情報センターでご用意しております。

    「伊藤清永展」の会期は来年1月22日(日)までの約1ヶ月間と少々短めです!御注意を!!
    みなさまのお越しをお待ちしております♪

    2011.12.10
    12月に入り、風も冷たくなりましたが、みなさまお元気ですか?
    2011年度コレクション展Vはもうご覧頂けたでしょうか?先月から始まっております!
    美術情報センターでは、展覧会に併せて、関連図書を集めたコーナーを設けております。
    展覧会関連図書コーナー

    今回のコレクション展のテーマは『美術の中の“わたし”』です。

    まずは「自画像」に関する図書を集めてみました。
    自画像に関する図書
    自画像コレクションで有名なウフィツィ美術館に関する図録や、有名な「ゴッホの自画像」に関する図書など多様です。名前は知っていても、描いている画家本人の顔は意外にご存知ないのではないでしょうか?ぜひこの機会にご覧になってみてください。

    展示室を順番に見ていきますと、展示室4の“わたし”はなかなか難解だったのではないでしょうか?理解のヒントになれればと、出品作家に関する図書も集めて置いています。
    展示室4の関連図書
    特に、会場のあちらこちらから“わたし”をみつめるアノヒトは気になりませんでしたか?(図録写真に写っている白いアノヒト)
    アノヒトとは、グループ<位>の《非対称人間》という作品のことです。こちらも図書がございます。
    グループ<位>図録
    当館の2004年度のコレクション展Vで特集されたグループ<位>展の図録です。
    グループ<位>に関しては過去の展覧会のページもご参考ください。 →ここをクリック。

    また、小企画『安井仲治の位置』に関する図書もございます。
    安井仲治の図書
    会場はもうご覧になられたでしょうか?なんと安井さんご自身が所蔵されていた国内外の雑誌・書籍も展示されております。芸術家の本棚って気になりませんか?展示されている書籍のうち、美術情報センターに所蔵があるものは実際にご覧いただけますので、気になるものがございましたら、一度カウンターまでお尋ねください。
    また、安井仲治の展示は来年1月15日(日)で一度展示替えが行われ、14点の作品が入れ替わります。安井仲治展のページに、作品リストが掲載されていますのでご参考ください。(→ここをクリック。) お見逃しのないように!

    みなさまのお越しをお待ちしております♪

    2011.11.11
    □「神戸ビエンナーレ2011」コーナー設置中

    ・美術情報センターでは、「神戸ビエンナーレ2011」の開催により、特設コーナーを設けています。場所は、入口を入って左側です。

    ビエンナーレ関連リーフレットを集めたコーナーです。
    ビエンナーレの4つの会場を紹介したものや、それぞれの会場をむすぶ船やシャトルバスの時刻表などが載った冊子もあります。

    その他、チケットの提示でいろいろなサービスが受けられる協力店を載せたリーフレットなども置いています。

    ↓HPでも紹介しています
    「KOBE Biennale 2011 協力店」

    コーナーにあるものは全てお持ち帰りいただけますので、どうぞ情報集めにお役立て下さい。

    ・それぞれの会場への移動は臨時運航船・シャトルバスをどうぞ!
    「神戸ビエンナーレ2011」は当館を含め4会場(神戸ハーバーランド会場、元町高架下会場、ポーアイしおさい公園会場)あります。
    この期間中、それぞれの会場を結ぶ臨時の運航船やシャトルバスが出ますのでぜひご利用下さい。

    ☆運航船ファンタジー号(南口か西口から海側へ)
     HAT神戸/兵庫県立美術館←→かもめりあ(神戸ハーバーランド会場、元町高架下会場)
    ☆シャトルバス(西口からなぎさ公園へ)
     HAT神戸/兵庫県立美術館←→ポーアイしおさい公園

    詳しい運航時間や料金ははここをクリック

    2011.11.6
    □BBプラザ「鉄に挑む熱き男たち 植松奎二+塚脇淳+榎忠」開催中

    当館近隣の美術館「BBプラザ」では、兵庫県立美術館+BBプラザ美術館 ミュージアムロード交流事業として「鉄に挑む熱き男たち 植松奎二+塚脇淳+榎忠」を開催しています。
    こちらはどなたでも無料でみることができますので、ぜひ当館へお越しの際は、お立ち寄り下さい。
    榎忠の、当館とは違った作品に出会えます。

    BBプラザ展覧会HP

    BBプラザ・シマブンビル ※阪神岩屋駅から約1分


    2011.11.2
    □榎忠の作品が屋外にも見られる!

    当館以外のすぐ近くで、実は榎忠の作品が見られるスポットがあります。
    それは、阪神高速3号神戸線沿いにある集合団地、「HAT神戸・灘の浜」(兵庫県神戸市灘区摩耶海岸通)の一角。
    そのなかに、榎忠の野外彫刻「スポラ号」と「バルブ号・シード号・ポーレン号」(プランターとして使用)があります。
    「スポラ号」は立体駐車場Aの前に、「バルブ号・シード号・ポーレン号」は8番街の前に3つまとまって設置されています。
    詳しくは「HAT神戸・灘の浜 ファニチャーアート」とある看板(立体駐車場Aの前)を参考にして見つけてみてくださいね。
    ファニチャーアートを紹介した看板(右) スポラ号 バルブ号・シード号・ポーレン号
    (プランターとして使用)のひとつ

    (美術情報センター 河村)

    2011.11.1
    □榎忠展「美術館を野性化する」開催中

    みなさま、10月12日(水)から新しい特別展、榎忠展「美術館を野性化する」が始まっています。
    この展覧会は、神戸ビエンナーレ2011連携事業により、会期中無休でご覧いただくことができます。
    なお、会場内の写真撮影は可能になっています。(三脚、フラッシュ、カメラ付き携帯電話の使用は不可)

    榎忠展の詳しい情報はここをクリック

    ← 美術情報センターでは恒例の特別展コーナーを設けています。
    (入口を入って正面)
    榎忠の作品集や、過去の展覧会カタログなど用意しています。
    展覧会に来られた際は、榎忠の資料をまとめてご覧いただけるまたとない機会なので、ぜひ立ち寄ってみて下さいね。

    榎忠展コーナー一例:当館展覧会図録2冊
    ・『未来予想図〜私の人生☆劇場〜』2002年
    (当館開館記念展の図録。榎は展覧会の出品作家のひとり。)
    ・『神戸ビエンナーレ2009 招待作家展「LiNK−しなやかな逸脱」』
    (2009年に開催された神戸ビエンナーレのための図録。当館は
    神戸ビエンナーレには2009年から参加。)
    :作品集
    榎忠『Everyday life/Art:Enoki Chu』2006年
    (国内外のさまざまな個展・グループ展の紹介、榎自作の年表な
    ど掲載。)

    (美術情報センター 河村)

    2011.10.1
    10月1日(土)から11月23日(水・祝)のあいだ、神戸では2年に1度行われる芸術文化の祭典「神戸ビエンナーレ2011」が開催され、各地でさまざまな展示や催しが行われます。

    当館でも2009年に引き続いて2年ぶりにビエンナーレのための特別展示「招待作家展 REFLEXIONEN ひかり いろ かたち」と「チャンネル2」を行い、この期間中は無休で開館いたします。 美術情報センターでも、特別展示する作家の書籍を集めていますので、当館に来られた際はぜひ立ち寄ってみてくださいね。

    ただ、ビエンナーレ期間中当館は無休で開館しますが、美術情報センターは通常どおり月曜日はお休みしますので、お気をつけ下さい。

    お休みの日は、
    10月:3・17・24・31日。
    11月:7・14・21日となりますが・・・

    チラシやリーフレットは、自由にお持ち帰りいただけますので、当館はもちろん兵庫県や他の美術館情報集めにお役立て下さい。

    2011.8.4
    みなさま、ご無沙汰しておりました。前回の展覧会の後、メンテナンス休館を経て、これまでの展覧会とは趣向の違ったこの夏の展覧会はもうご覧いただけましたか?7月23日(土)から特別展『借りぐらしのアリエッティ×種田陽平展』も始まり、内容盛りだくさんです!

    美術情報センターでもこの盛りだくさんの展覧会をもっと楽しんでもらいたい、と展覧会にちなんだ図書を入口から入ってすぐのテーブルに集めてみました。

    展覧会関連資料コーナー

    特別展『借りぐらしのアリエッティ×種田陽平展』のコーナーでは、「借りぐらしのアリエッティ」の原作となった「床下の小人たち」をはじめ、スタジオジブリに関する書籍を集めております。また美術監督・種田陽平さんについて知ることができる書籍も集めてきました(これだけまとめて読める機会はなかなかないと思いますよ)。
    「借りぐらしのアリエッティ」の図書 種田陽平さんの図書


    その隣ではコレクション展Uで展示中の作家さんの書籍を集めております。写真に写っている本の作家さんは、チラシに掲載されている大きな観覧車を作られたヤノベケンジさんをはじめ、澤田知子さん、山本六三さん、舟越桂さん。また、小企画「美術の中のかたち−手で見る造形−」でユニークな作品を紹介されている桝本佳子さんは新進気鋭の作家さんですのでまだ雑誌等で取り上げられることも少ないのですが、当コーナーでは掲載されている雑誌をご覧頂けます。この方々以外にも展示中の作家さんたちのこれまでの展覧会図録などをご覧頂くことができます。展示会場だけでは満足できない方は是非ご覧ください。
    コレクション展Uの図書

    さらにもう1つコーナーがございます。1階ホワイエでブリ−ジングアース「呼吸する大地」のジオラマ模型を展示中の新宮晋さんの書籍をご紹介しています。彫刻などの立体造形物を作られている作家さんですが、このようなきれいな絵本も作られています。ちょっと意外な気もしますが、しかしこの絵本の中に新宮さんの自然に対する思いがこめられているのかもしれません。
    新宮晋さんの図書

    みなさまのお越しをお待ちしております♪

    2011.5.1

    「自然の模倣から精神描写へ 〜抽象絵画の誕生〜」

    芸術年鑑「青騎士」
    芸術年鑑「青騎士」

    いよいよ4月26日から特別展「レンバッハハウス美術館所蔵 カンディンスキーと青騎士」が始まっています。
    この展覧会は、カンディンスキーがミュンヘンに来た頃、すでに注目されていた作家の紹介から始まり、彼が初期に手がけていた風景画やロマンチックな作風から、抽象的な表現へと変わっていく過程を、3章に分けて展示しています。そしてカンディンスキーは後に、「抽象絵画の父」と称されることになりました。
    また、日本では初めての試みとして、「青騎士」がどのようないきさつで誕生したのかを、本格的に検証しています。カンディンスキーとマルクが中心となって1912年に出版した芸術年鑑『青騎士』と、同編集部によって開催された1911年と1912年の展覧会に至るまでを、油彩画を中心とする60点に書簡や資料、当時の写真などを交えて紹介します。
    美術情報センターでは、現在特別展コーナーを設け、カンディンスキーはもちろん、フランツ・マルク、ガブリエーレ・ミュンター、パウル・クレーなどの「青騎士」グループの過去の展覧会図録や書籍、雑誌をご用意しています。作家たちについてもっと知りたい方は、ぜひお立ち寄り下さい。
    また、特別展の図録は、当館ホームページでも通信販売していますので、ご自宅からでも手軽に購入できます。この機会にぜひあなたの蔵書コレクションに加えてみて下さい。
    「カンディンスキーと青騎士」展図録申し込みページへ

    レンバッハ邸と庭園
    レンバッハ邸と庭園

    2011.2.13
    特別展「森村泰昌 なにものかへのレクイエム―戦場の頂上の芸術」の会場を観てきたのですが、普段の絵画の展示とは異なり部屋一面に映し出された映像作品が何点かあり、それらが個人的には印象深かったです。

    そして過去に当館で開催されたある展覧会を思い出しました。それは当館開館の年、2002年11月19日〜2003年1月13日に開催された特別展「未来予想図 私の人生☆劇場」。覚えていらっしゃる方はいませんか?
    これは関西を拠点に活動を続ける現代美術作家10名による展覧会で、森村泰昌さんをはじめ松井智惠さんや榎忠さん等、そして2月26日(土)開催の関連イベントで対談されるやなぎみわさんもいらっしゃいました!
    美術情報センターには当時の図録がございます。(森村展資料コーナーでご覧いただけます)

    図録「未来予想図 私の人生☆劇場」


    他に森村さんとやなぎさんの接点はないものかと探してみますと、さらに古い1998年10月30日〜11月8日に大阪市中央公会堂(中之島公会堂)で開催された、森村泰昌プロデュース「テクノテラピー」という、美術作家と数多くのボランティア・スタッフによって開催された美術イベントでもご一緒されていました。そのイベントを記録したビデオもございます。
    (森村展資料コーナーでご覧いただけます。)

    ビデオ「テクノテラピー」 (注記)2つとも「テクノテラピー」のビデオですが、写真・右側のビデオにはやなぎみわさんはご出演されていません。


    こうして見てみますと、お二人にはいろいろと接点があって、お話が盛り上がりそうな対談がとても楽しみです。
    なお、森村泰昌さんの資料を集めたコーナーの一角に、対談イベント終了までやなぎみわさんの図書も集めておりますので、この機会にどうぞご覧下さい。

    やまぎみわさんの図書


    では、改めてイベント告知。
    2月26日(土)14:00〜15:30に当館ミュージアムホールにて
    やなぎみわ×森村泰昌 記念対談が開催されます。
    聴講無料、事前予約不要。当日11時より整理券が配布されます。
    前回の森村さんご自身による講演会の際は、会場に入りきらない程お客様がお見えになりました。今回も混雑が予想されますので、お早めにお越し下さい。
    そのついでに美術情報センターへもどうぞお立ち寄りくださいませ♪
    (こちらも無料ですよ)

    2011.2.11
    風の冷たい寒い日が続きますが、お元気でいらっしゃいますか?立春も過ぎ、これから季節は春へと向かっていきます。外に飛び出して、ぜひぜひ美術館へ足をお運びください。森村さんの熱意のこもった最新のHOTな作品をご覧いただけます!

    当館では、ご存知のように特別展「森村泰昌 なにものかへのレクイエム―戦場の頂上の芸術」が開催されています。コレクション展Vでは森村さんの作品が特集で展示されており、最終開催地・兵庫だけの森村展です。お見逃しのないように!

    美術情報センターでも森村泰昌さんに関する資料を集めてコーナーを設置しております。

    森村泰昌 資料コーナー1 森村泰昌 資料コーナー2

    展覧会図録、掲載雑誌や映像資料もあれば、文筆家としてご活躍されている森村さんの出版本まで、1人の作家としては本当にいろいろとございます。

    また、特別展「なにものかへのレクイエム」で森村さん演ずる作品の元になったポートレートが載った書籍も、一部ではございますが集めてコーナーに置いてあります。展覧会をより楽しんでいただけると思いますので、ぜひお立ち寄り下さいませ♪

    2010.12.25
    兵庫県立美術館の休館にともなう、美術情報センターの年末年始のお休みについてお知らせします。

    美術館は、12月31日(金)から2011年1月11日(火)まで12日間休館いたします。

    12月31日(金)、1月1日(土)の年末年始休館につづき、1月2日(日)から1月11日(火)までは館内設備の点検補修のため、メンテナンス休館をさせていただきます。12日間の長期休業でご迷惑をおかけしますが、何とぞご了承ください。

    なお、美術情報センターのお休みは12月29日(水)からになります。29、30日の2日間は情報センターはご利用いただけませんが、ポスター・チラシを置いているスペース(入口入ってすぐ)は開室していますので、どうぞご自由にご利用下さい。

    それではみなさま、どうぞ良いお年をお迎え下さい。

    2011年も、兵庫県立美術館、美術情報センターをよろしくお願い申し上げます。
  • 2010

    2010.12.19
    みなさま、特別展「ザ・コレクション・ヴィンタートゥール」展はもうご覧いただけましたでしょうか?26日の閉会まであと1週間となりました!著名な作家の作品のあれこれを見るにつけ、外国の美術館のコレクションの素晴らしさにため息がでます。そして海外旅行したい…とお思いの方もいらっしゃるのではないでしょうか?

    そんな方に是非お勧めしたいビデオが『世界美術館紀行』です!これは2003年4月から2006年3月までNHK教育テレビ等で放送された、世界各地の美術館を訪ねそのエピソードなどを交え、収蔵品を紹介する紀行番組です。

    このビデオの無料上映会を12月21日(火)〜24日(金)、26日(土)いずれも14時半から行います。場所は1Fチケットカウンター左横のレクチャールームです。

    なお、特別展に関連したヴィンタートゥール美術館のDVDについては1階エントランスホールにて毎日上映しております。特別展開催中のみの上映ですのでこちらもお忘れなく!

    少々長くなりますが、上映予定の内容について書かせていただきます。

    21日(火)上映予定:フランス・パリ
    ロダン美術館 〜巨匠と弟子・愛の造形〜
    【主な収録作品】ロダン:「接吻」「永遠の偶像」「告別」「地獄の門」、カミーユ・クローデル:「分別盛り」「ワルツ」「ロダンの胸像」
    マルモッタン美術館 〜モネの館 3つの"事件"〜
    【主な収録作品】モネ:「アルジャントゥイユ近くの散歩」「印象・日の出」「睡蓮」、ルノワール:「ヴィクトリーヌ・ド・ベリオ嬢の肖像」
    ギュスターヴ・モロー美術館 〜神秘の画家を支えた愛〜
    【主な収録作品】ギュスターヴ・モロー:「出現」「テスピウスの娘たち」「ヘロデ王の前で踊るサロメ」「踊るサロメ」「ユピテルとセメレ」

    22日(水)上映予定:オランダ
    ゴッホ美術館 〜家族への贈りもの〜
    【主な収録作品】ゴッホ:「ひまわり」「花咲くアーモンド枝」「馬鈴薯を食べる人々」「日本趣味 雨の大橋」、ゴーギャン:「ひまわりを描くゴッホ」
    アムステルダム国立美術館 〜レンブラント・光と影のドラマ〜
    【主な収録作品】レンブラント:「夜警」「ユダヤの花嫁」「マリア・トリップの肖像」「聖パウロとしての自画像」、フェルメール「牛乳をそそぐ女」
    マウリッツハイス美術館 〜青の輝き・フェルメールの魔術〜
    【主な収録作品】フェルメール:「ディアンナとニンフたち」「真珠の耳飾りの少女」「デルフトの眺望」、レンブラント:「ニコラース・テュルプ博士の解剖学講義」、ヤーコブ・ファン・ライスダール:「ハーレム遠望」

    23日(木)上映予定:イタリア
    ウフィツィ美術館 〜ボッティチェリの花言葉〜
    【主な収録作品】ボッティチェリ:「ヴィーナスの誕生」「東方三博士礼拝」「春」「ざくろの聖母」、レオナルド・ダ・ヴィンチ:「受胎告知」、ミケランジェロ:「聖家族」
    ピッティ宮殿パラティーナ美術館 〜若きラファエロの日々〜
    【主な収録作品】ラファエロ:「小椅子の聖母」「大公の聖母」「マッダレーナ・ドーニ」「天蓋の聖母」、フィリッポ・リッピ:「聖母子と聖アンナの生涯」、ルーベンス:「戦争の恐怖」
    ボルゲーゼ美術館 〜美に憑かれた枢機卿・至福の館〜
    【主な収録作品】ベルニーニ:「プロセルピナの略奪」「アポロンとダフネ」、カラヴァッジオ:「病める少年バッカス」「執筆する聖ヒエロニムス」「ゴリアテの首を持つダヴィデ」、クラナッハ:「ヴィーナスと蜂の巣をもつキューピット」

    24日(金)上映予定:スペイン・ポルトガル
    カタルーニャ美術館 〜ピレネー山中 祈りの美〜
    【主な収録作品】ロマネスク美術「荘厳のマリア」「最後の審判」「栄光のキリスト」「聖ユリタと聖キルクの祭壇前飾り」
    ミロ財団美術館 〜友よ 夢よ 芸術よ〜
    【主な収録作品】ジョアン・ミロ:「朝の星」(星座シリーズ)「太陽の前の人物」「バルセロナ・シリーズ」「焼けたカンバスT」
    カルースト・グルベンキアン美術館 〜石油王が愛したルネ・ラリック〜
    【主な収録作品】ルネ・ラリック:「蜻蛉の精」「雄鶏の頭」「孔雀」、ルーベンス「エレーヌ・フルーマンの肖像」、レンブラント:「老人の肖像」

    26日(日)上映予定:オーストリア・スイス
    ウイーン美術史美術館 〜皇帝たちが築いた美の帝国〜
    【主な収録作品】ラファエロ:「草原の聖母」、フェルメール:「絵画芸術の寓意(画家のアトリエ)」、ベラスケス:「青いドレスのマルガリータ王女」、ブリューゲル:「雪中の狩人(冬)」「農民の踊り」「謝肉祭と四旬節の喧嘩」、アルチンボルド:「四季・夏」
    オーストリア美術館 〜ウイーン世紀末 クリムトの恋〜
    【主な収録作品】クリムト:「接吻」「アデーレ・ブロッホ・バウアーの肖像T」「ユディットT」「エミーリエ・フレーゲの肖像」「カンマ―城の公園の並木道」「アダムとイヴ」
    セガンティーニ美術館 〜アルプスの画家 ここに眠る〜
    【主な収録作品】セガンティーニ:「アルプスの真昼」「生の天使」「水を飲むグラウビュンデンの娘」「自然の三部作」

    気になる美術館&作品はございましたか?
    さらに美術情報センターにはこの番組を元にした『世界美術館紀行』の書籍もございます!
    上映会の予習・復習にぜひお立ち寄り、ご覧くださいませ♪

    書籍「世界美術館紀行」

    2010.11.20
    みなさま、今年の記録的な長い暑さのあと急に寒くなりましたが、いかがお過ごしですか?
    現在当館の特別展では、「ザ・コレクション・ヴィンタートゥール」を開催しています。
    ヨーロッパの近代絵画や彫刻が90点出展され、それら全ては今回日本で初公開のものばかり!ぜひ、この貴重な機会に会場に足を運んでいただきたいです。

    ヴィンタートゥール地図 まずはじめに、これらの作品を提供された美術館の地、ヴィンタートゥール市について紹介していきましょう。
    スイスのチューリッヒ地方に位置しているヴィンタートゥール市は、資産家たちが数多く美術作品を集めた優れた文化都市として知られています。
    しかし、ヨーロッパの中枢とはいえず、人口もおよそ10万人前後にしかすぎないこの地が、なぜ国際的な芸術都市として呼ぶにふさわしい街となっているのか。


    それは、このヴィンタートゥール美術館以外にも、コレクターの代表格として知られている、資産家オスカー・ラインハルトが遺した2つの見事な美術館(オスカー・ラインハルト美術館「アム・シュタットガルテン」・オスカー・ラインハルト・コレクション「アム・レマーホルツ」)の存在があるためです。
    この2つの美術館とヴィンタートゥール美術館のコレクションを合わせると、中世から現代までの美術の歴史をほとんどもれなく見ることができます。

    つぎに、「モダンの館=ヴィンタートゥール美術館」について紹介します。
    美術館の作品収集が本格化したのは、20世紀に入ってからのことです。この時期から、ヴィンタートゥールの個人コレクターからの寄贈および遺贈によって、多くの作品がもたらされるようになりました。そして、彼らからの大がかりな支援は、20世紀後半になっても続き、美術館では現在もなお購入も含めて作品を収集し続けています。
    コレクションはこうした恩恵や補助を受けて、母国スイス、ドイツの作品だけにとどまらず、ヨーロッパだけでなくアメリカまで含め、重要な作家たちを網羅することができたのです。

    今回の展覧会では、印象派からクラシック・モダン(20世紀中期)までの時期に焦点を絞って出品されています。この時期のスイスの作家たち(フェルディナント・ホードラー、ジョバンニ・ジャコメッティーなど)を紹介していますが、クロード・モネ、オーギュスト・ルノワール、フィンセント・ファン・ゴッホ、パブロ・ピカソ、パウル・クレーら、国際的な顔ぶれによる絵画・彫刻の名品が大きな見どころになっています。
    以上で展覧会図録の一部から、ヴィンタートゥール市や、美術館、出品作品について紹介させていただきました。少しでも、今回の展覧会に興味を持っていただけたらうれしいです。 美術情報センターでは特別展コーナー(入口入って前)を設け、これらの作家の図録や図書、雑誌を多数取り揃えています。閲覧はもちろん無料!展覧会を楽しむとともに、センターで手に取って、近代ヨーロッパの息吹を感じ取ってもらえたらと思います。

    ヴィンタートゥールコーナー1 ヴィンタートゥールコーナー2

    2010.9.11
    妖怪が美術情報センターに!

    一反もめんのアップ 「どうも、一反もめんです。
    1階エントランスホールにいつもいるんじゃが、
    そのお向かいにある美術情報センターにお邪魔しとります。」
    「美術情報センターの中って広いのう。
     本がたくさん〜本棚がまるで迷路のようじゃ。」

    本棚1 本棚2

    「……あ、何じゃ?あれは。わしみたいにずいぶん長いのう。」
    展示ケース

    美術情報センターに入って左奥につきあたったところの展示ケースでは、
    「コレクション展U」で展示中の映像インスタレーション作家・束芋(たばいも)さんの図録を展示しています。
    こちらは2003年にハラミュージアムアークで開催された展覧会「夢違え」の図録なのですがこれがなかなかユニークなのです。

    束芋「夢違え」1 束芋「夢違え」2
    実は展示しているのは図録の裏側…こうして眺めていると
    漆の屏風のように見えませんか?
    製本職人さんが1冊ずつ蛇腹状に折って丁寧に製本された図録、
    というよりこれはもう作品です。
    ぜひこの機会に見ていただきたいと思います。

    「へぇー、ユニークな図録があるんじゃね、知らんかった。
    おっと、エントランスでお客様がお待ちかねじゃ、また来るわい。」

    一反もめんさんを目印に、ぜひお気軽にお立ち寄りくださいませ♪
    美術情報センター入口付近をよく飛んでいらっしゃいます。

    一反もめんとはばたん

    2010.8.13
    みなさま暑い日が続いていましたが、ようやく立秋を迎えました。

    ただいま兵庫県立美術館では、特別展「水木しげる・妖怪図鑑」と、コレクション展U(兵庫ゆかりの作家やブラジル日系人画家、金氏徹平など展示)が好評開催中です。美術情報センターでは、これに合わせて特別コーナーを設けています。

    「特別展」コーナーでは、水木しげる著作本や特集雑誌のほか、百鬼夜行絵巻、浮世絵などの水木に影響を与えた過去の美術作品の書籍もご用意しています。

    「コレクション展U」コーナーでは、新しく収蔵された作品、特に2008年にリカルド・タケシ・赤川氏より寄贈を受けた、ブラジルへ移民した日系人画家の作品を紹介する書籍を紹介しています。同氏は、現在日本で働く日系ブラジル人たちに、先人の業績を広く知ってもらうことを願って寄贈に踏み切られたそうです。
    また、今年で21回目になる"美術の中のかたち−手で見る造形−"として、視覚に障害のある方にも美術作品に触れられる機会を設けようとする企画に作品を提供されている、金氏徹平氏を取り上げています。
    そして、今や日本を代表する映像インスタレーション(注1)作家である"束芋"にも注目です。『束芋 断面の世界』のほか、AV資料の「初芋」(束芋初の記録映像作品)「oimo」(「にっぽんの通勤快速」「にっぽんの御内」などの近作や作家インタビューなど)はぜひご覧いただきたいです。
    (注1):物体や装置などを配置し、アーティストの意向に添って構成された空間そのものを作品とする提示方法のひとつ。モダンアートやコンテンポラリーアートに頻繁に現れている手法。

    まだまだ残暑が続いていますが、美術情報センターで展覧会作品の世界を深めていっていただければうれしいです。来室をお待ちしています♪

    関連図録の画像その1 関連図録の画像その2

    関連図録の画像その3
    関連図録の画像その4

    2010.2.3
    みなさま。いよいよ横尾忠則さんの「"ひょうご"のY字路」公開制作が始まりましたね!
    (アトリエにて2月2日(火)より) くわしくはこちら
    どのようなY字路作品が出来上がるのでしょうね!!

    さて。横尾忠則さん。数々の関連書籍がございます。
    情報センターでも、当館で一昨年開催された展覧会『冒険王・横尾忠則』のカタログをはじめ、数多く取り揃えております!是非いろんな書籍を手に取って、横尾ワールドに浸ってみてください♪

    横尾忠則コーナーの写真
    ↑こちら、横尾忠則コーナーですよ☆(この他にも関連書籍はございます)

    公開制作では、制作の合間に休憩時間もあります。お昼休みなど、情報センターも有効に利用してくださいね。

    ・・・そして。横尾展ブログでもご紹介している通り、情報センターではこちらをプレゼントしています!!
     ↓↓↓
    @「ピンクガール」展 ちらし(39p×39p)
     ・・・アートスペース「Six」 2010年1月16日(土)〜4月4日(日)

      (大阪市中央区南船場3-12-22 心斎橋フジビル2F)
    A「横尾忠則 確想重積の光景」展 ポストカード
     ・・・西脇市岡之山美術館 2009年10月4日(日)〜2010年3月28日(日)


    ちらしは、各日先着100名様!
    ポストカードは、公開制作日より先着100名様!となっています。
    くわしくはこちら

    ポストカードは残り少なくなっていますので、お早めにGETしてくださいね☆
    設置期間は、公開制作日【2月3日(火)・4日(水)・5日(金)・6日(土)】です。
    ポストカードの配布は、好評につき終了しました。

    ちらしの写真

    お待ちしています〜♪
  • 2009

    2009.12.26
    兵庫県立美術館、美術情報センターの、年末年始のお休みについてお知らせします。

    美術館は、年内は12月30日(水)まで、新年は1月2日(土)から開館します。

    美術情報センターのお休みの日は 2009年12月29日(火)、30日(水)、2010年1月2日(土)、3日(日) の四日間です。
    この期間中、情報センターはご利用いただけませんが、ポスター・チラシを置いているスペースは開室しています。ご自由にご利用ください。
    5日(火)より、通常どおり開室します。

    それではみなさま、どうぞ良いお年をお迎えください。
    2010年も、兵庫県立美術館、美術情報センターをよろしくお願い申し上げます。

    2009.12.22
    今回は、男鹿和雄さん、スタジオジブリに関する雑誌のご紹介です。

    まずこちら。
    男鹿和雄さんのインタビューが掲載されています。

    ・ ジブリの絵職人 男鹿和雄が描く背景画の魅力 :『イラストノート』(2008No.5/p.002〜005)
    男鹿さんの日常の風景や自然の捉え方などについて語られています。
    ・ 男鹿和雄インタビュー :『美術手帖』(2007年12月号/p.139〜147)
    2007年開催の東京都現代美術館での男鹿和雄展に関して、また背景画の描き方など・・・記事になっていますよ!

    展覧会関連記事掲載雑誌の写真その1 展覧会関連記事掲載雑誌の写真その2
    『イラストノート』と美術手帖です♪→→中を見てみると〜・・・男鹿さんの記事が載っていますね!

    スタジオジブリに関する特集記事は、こちら。
    ・ 『動く絵画〈アニメーション〉』宮崎駿監督作品「ハウルの動く城」を読み解く! :『美術手帖』(2005年3月号)
    ・ 特集 宮崎駿とスタジオジブリ : ユリイカ(2004年12月号)

    展覧会関連記事掲載雑誌の写真その3

    みなさま。是非読んでみてください。
    これらの雑誌は、過去のバックナンバーです!この機会に男鹿和雄展関連の雑誌にも触れてみてくださいね。

    尚、情報センターには、過去の雑誌のバックナンバーを他にも多く所蔵しておりますので、ご利用の際はカウンターまでどうぞ♪

    2009.12.20
    みなさま。「スタジオジブリレイアウト展」をご存知ですか?

    関西では、今年2009年に大阪のサントリーミュージアム[天保山]で開催されたこともあり、実際ご覧になられた方も多いのではないでしょうか??

    「スタジオジブリレイアウト展」公式サイト

    その「スタジオジブリレイアウト展」の図録が当美術情報センターにありますよ♪♪(今は特別展関連図書コーナーに置いています)

    図録の内容は、展覧会作品が掲載されているのですが、、
    同じスタジオジブリの展覧会でも、当館開催中の「男鹿和雄展」とはかなり趣が違うことがわかります。(中身は見て確かめてくださいね!)

    また、特別展関連図書コーナーには、図録とあわせて、
    特集 スタジオジブリレイアウト術 : 『美術手帖』(2008年9月号)も一緒に置いています。スタジオジブリの"レイアウト"についての詳しい解説や、男鹿和雄さんのインタビューも掲載されていますよ!!

    スタジオジブリレイアウト展の図録と美術手帖の写真

    スタジオジブリレイアウト展の図録と美術手帖です。

    こちらの資料もお楽しみになってください♪
    現在当館開催中の「男鹿和雄展」に展示されている背景画とは、また違った視点から刺激をもらえるかもしれませんね。

    「スタジオジブリレイアウト展」は、2010年2月20日〜4月18日 徳島県文化の森総合公園が最終の巡回になります。見逃した方は、当館ミュージアムショップにてお得な前売り券を発売中です!「スタジオジブリレイアウト展」前売り券をご購入の方は、特典☆「男鹿和雄展」のポスターがついてきますよ!!是非ご利用ください♪

    また、エントランスホールにて「スタジオジブリレイアウト展」のCMも映像にて流していますので、こちらもみてくださいね!

    2009.12.18
    さて。今回はですね、イベントスケジュールコーナーのご紹介です。
    『ジブリの絵職人 男鹿和雄展 同時開催3びきのくま展』開催中、イベントが展開されています!みなさまご存知ですか?

    今後も数々の予定が・・・
    くわしくはこちら

    となりのトトロ上映会(こちらは、映画館で使われているフィルムの上映会ですよ!!DVD上映会ではありませんよ〜!)やコンサート、絵本読み聞かせ会などなど・・・イベントが盛りだくさんですね!!
    情報センターでは、訪れた皆さまにイベントの日程の予定がわかりやすく把握できるよう、カレンダーにして設置、さらに関連ちらしをコーナーにまとめて置いていますよ☆(ちらしはお持ち帰りご自由に♪)

    こちら。
    美術情報センター“男鹿和雄展イベントスケジュールコーナー”の写真

    イベントによっては、申込みが必要だったり、半券が必要など・・・。イベント内容によって様々ですので、ちらしをよく見て参考にしてみてくださいね。

    是非イベントに参加したい!イベントがどんなものか興味がある・・・♪という方は、情報センター"イベントスケジュールコーナー"をご利用してみてくださいね☆イベントに関する情報をGET!できますよ!!
    12月のイベントの予定は・・・どうでしょう???

    みなさま。何度でも美術館に、そして美術情報センターに足を運んでいただいて、たくさんのイベントに参加してみてくださいね!!

    2009.12.17
    「種山ヶ原の夜」
    宮沢賢治さんの戯曲です。
    これに、男鹿和雄さんが絵と文をつけ、絵本とDVDにされました。

    「種山ヶ原の夜」の絵本とDVDの写真

    「種山ヶ原の夜」の絵本とDVDです。

    絵本はもちろん、美術情報センターでご覧になれます。
    DVDは・・・なんとレクチャールームで上映しますよ。
    上映時間など詳しくは美術館カレンダーのページへ

    このDVDは、男鹿さんが初監督を務めた作品です。
    内容はアニメのような、"紙芝居風映像"という手法で表現されています。
    「"紙芝居風映像"ってなに?」と疑問に思われた方は、上映会へお越しください♪
    やわらかな映像と、東北の方言で語られる台詞が、心地よい空間を生み出します。

    自然と生きて、描いた宮沢さん、男鹿さん。
    お二人の見ていた自然、見たかった自然に、包まれてみませんか・・・

    ジブリがいっぱいCOLLECTIONスペシャル「種山ヶ原の夜」公式サイトはこちら

    2009.12.16
    「ジブリの絵職人 男鹿和雄展」をご覧になられたみなさま、
    「このアニメ、昔見たなぁ〜」
    としばし感慨にふけられた方もいらっしゃったのではないでしょうか。
    「懐かしくて、なんだか若返った気がする・・・」
    初めてアニメを見たあの頃に、戻られましたか?
    そんなみなさま、身も(?)心も若返ってみませんか・・・

    男鹿和雄展と同時開催の 「3びきのくま展」 をご紹介しましょう。

    この展示は、絵本「3びきのくま」(トルストイ文/バスネツォフ絵 福音館書店刊)を題材に作られています。
    内容は・・・ 「百聞は一見にしかず」
    見てください。そして楽しんでください!気持ちがかなり若返ってしまいますよ!
    お子様連れの保護者のみさなまも、一緒に遊んでください。

    この展示を企画された宮崎駿監督も、お気に入りの展示だそうです♪
    ここへ来ると、こどもの頃の自分が蘇ってしまうのでしょうね・・・(筆者の体験談)

    絵本「3びきのくま」と「3びきのくま展」の展覧会図録の写真

    絵本「3びきのくま」と「3びきのくま展」の展覧会図録。
    美術情報センターでもご覧になれますよ。
    事前に絵本を読まれていると、展覧会場では絵本の中に入り込んだ気分になれます。 展示を見た後に読まれると、「わかる、わかる!」と楽しさ倍増です。(きっと!)

    美術情報センターには、「3びきのくま」以外にも様々な絵本があります。 こちらも是非ぜひ、ご覧くださいね♪

    美術情報センター“絵本コーナー”の写真

    絵本コーナーです。面白い絵本がたくさんあります。
    このコーナーでも、こどもの頃の貴方が蘇りますよ!

    2009.12.13
    みなさま。12月ですね。
    当館では、すでに『ジブリの絵職人 男鹿和雄展 同時開催3びきのくま展』が開幕しております!!

    美術情報センターでは、今回も特別展関連図書コーナーを設置!(『ジブリの絵職人 男鹿和雄展 同時開催3びきのくま展』バージョンですよ〜♪)
    どのような本があるかは・・・実際来て見て頂くのが一番なのですが、、、ザッとみてみますね!

    男鹿和雄さん関連(当展覧会図録、男鹿和雄画集、挿絵絵本、など・・・)
    ジブリ関連(他館開催展覧会カタログ、スタジオジブリ作品関連資料集、ジブリ特集の雑誌、三鷹の森ジブリ美術館に関する資料、など・・・)
    他には。。アニメ・漫画、風景画の描き方の資料まで・・・。
    詳しくは、あらためてご紹介いたします♪

    また、今回は特別展に関するイベントも盛りだくさんということで、情報センターでは『ジブリの絵職人 男鹿和雄展 同時開催3びきのくま展』の関連イベントがわかる"イベントスケジュールコーナー"を設置していますよ☆
    お越しの際は、是非こちらもみてくださいね!

    では、また次回に!

    美術情報センター“男鹿和雄展特設コーナー”の写真
    ↑↑こちら。特別展関連図書コーナーの一部ですよ〜♪

    美術情報センター“男鹿和雄展イベントスケジュールコーナー”の写真
    ↑↑こちらは、イベントスケジュールコーナーの場所です!

    2009.10.31
    ふぉっ ふぉっ ふぉっ
    天高く、馬なんとやら。もうすっかり秋だな。

    さて、諸君。私のことは覚えているか?
    なに、覚えていない?なんということだ!過去のお知らせを読み返したまえ…
    私はウェルトゥムヌス。モデルはルドルフ2世。
    うむ、しゃべるとハラが減るな。そういう時に役立つ私。
    この、ほっぺをだ・・・えい。「ぽこっ」(←取れた音)
    ふぉっ ふぉっ ふぉっ 見よ、この真っ赤なリンゴ!
    うむ、うむ、旨しうまし。まだ食い足りんな。
    そういう時にも、このハナを・・・えいや。「ぽこっ」(←またしても取れた音)
    見よ、この熟した洋ナシ!
    ふぉっ ふぉ。私は様々な果物や野菜を組み合わせて描かれておる。
    ハラが減った時に便利だ。ではなくて。

    植物が育ち果物を実らせ、その果物がさらに樹へと生長するのを促し、
    季節の変化も司る神。
    それがこの私、ウェルトゥムヌスである。(註1)
    すべては移りゆくのだ。なに一つとして、留まり続けるものなどない。
    そう、この「だまし絵」展とて、あと数日で終わってしまうぞ!
    まだ見ていない者は、今すぐ来るべし!
    この機会を逃すと、スウェーデンのスコークロステル城まで行かねばならんぞ。
    あそこも良いところだがな。ふぉふぉふぉふぉふぉ。

    うむ、うむむ。まだ食い足りぬ。この現象を、日本では「食欲の秋」と言うのだな。
    「読書の秋」がしたければ、美術情報センターへ来るがよい。
    「芸術の秋」ならば・・・ふぉっふぉふぉふぉ。私の言いたいことは分かるな?
    よしよし、分かった者には褒美としてこのアゴを・・・えいや。
    秋の味覚だ。ふぉっ ふぉっ ふぉっ

    ※参考文献
    (註1) 『だまし絵』図録(兵庫県立美術館ほか)、中日新聞、2009年、34頁
    及び 高津春繁、『ギリシア・ローマ神話辞典』、岩波書店、1960年、60頁


    2009.10.3
    本日より 「神戸ビエンナーレ2009」 が開幕しました。
    当館でも、 「神戸ビエンナーレ2009 招待作家展」 を開催しております。
    それに伴い、神戸ビエンナーレの期間中 2009年10月3日(土)〜11月23日(月・祝) は、
    無休で開館いたします。

    が!

    美術情報センターは、お休みをいただきます。(ごめんなさい)
    お休みの日は、
    10月・・・ 5,13,19,26日。
    11月・・・ 2,9,16日。

    ですが!
    こちらのポスター、チラシを置いているスペースは、お休みの日も開いておりますので、
    ご自由にご覧ください。

    美術情報センターの写真その1 美術情報センターの写真その2
    美術情報センターの写真その3 美術情報センターの写真その4
    チラシもお持ち帰りいただけますよ!

    ・・・おまけ・・・
    「ビエンナーレ(Biennale)」とは、イタリア語の「2年に一度」という言葉からきています。
    そう、神戸ビエンナーレは2年に一度、開催されていますよね。
    またひとつ、賢くなってしまいましたね! Bravissimi〜〜


    2009.9.19
    “だまし絵展☆特集コーナー”ご紹介させていただいておりますが、、、
    表紙だけではなかなか伝わりにくいですよね。そこで!今回はメインコーナーの本たちを開けてみましょう!!特別ですよ〜〜

    美術情報センター“だまし絵展☆特集コーナー”の写真

    どうですか?まさにだまし絵のオンパレードです!!(一部ですよ)どれも面白そうですね!!そして。奥が深い。。。みなさまも、実際資料を手に取っていただいて、だまし絵における驚き!と感動!と興奮!を美術情報センターの数々の書籍からも体験してみてはいかがでしょ――っか??お待ちしています♪

    2009.9.18
    続いて・・・。大変遅れましたが、、美術情報センター“だまし絵展☆特集コーナー”のご紹介です♪今回は3部に分かれています!
    まず1つめ。

    美術情報センター“だまし絵展☆特集コーナー”その1の写真

    こちらのラックには、視覚トリックに関する本を集めました!どれもとても興味深いものばかりですね。
    そして2つめ。

    美術情報センター“だまし絵展☆特集コーナー”その2の写真

    メインコーナーですね、情報センターに入っていただくと、すぐに目に入るこちら。
    まさにだまし絵のオンパレードです!(詳しくは次回☆)
    さらに裏側をまわると・・・

    美術情報センター“だまし絵展☆特集コーナー”その2の反対側の写真

    こちらにもありますね!こちらはだまし絵展に出品している代表作家さんの関連資料です!ご自由にご覧くださいね。
    まだまだ3つめ。

    美術情報センター“だまし絵展☆特集コーナー”その3の写真

    メインコーナー以外にも関連作家さんの図書はたくさん!!ありますので・・・こちらにまとめました☆閲覧席やベンチに座ってじっくり読んでみてくださいね♪♪
    それでは、資料に関しては次回少しみてみますね、お楽しみに☆

    2009.9.17
    「だまし絵」展、大盛況でございますよ!

    さて、その「だまし絵」展ですが、各社新聞にも大きく取り上げられています。その記事を読めば、だまし絵の知識が増え、展覧会の鑑賞がより面白くなること間違いなし!ですよ。
    しかし・・・すべての新聞から、関連する記事だけを見つけ出すのは大変ですよね?
    そこで!情報センターです。
    こちらでは、「だまし絵」展に関連する各社新聞記事を掲示しているのですよ!

    美術情報センター入口に新聞記事を掲示している写真

    新聞記事コーナーです。入口の左側にあります。横断歩道を渡ってすぐ左です。

    そうそう・・・このお知らせをご覧の皆さまに、こっそりお教えいたしましょう・・・
    実は、コレクション展に関連する新聞記事も掲示しているのです。
    このコーナーでは特別展ごと、コレクション展ごとに新聞記事の張替えをしております。
    訪れるたびに、芸術の知識が深まることでしょう。

    いかがでしょうか、皆さま。特別展・コレクション展をご覧の際には、美術情報センターへお立ち寄り、
    この新聞記事コーナーで情報集めをしてみませんか?
    おトクな一角となっておりますゆえ・・・

    2009.9.16
    さて。だまし絵展開幕しましたね―(すでに5万人突破!など、多くのみなさまに足を運んでいただいています♪ありがとうございます!)
    エントランスホールでも、大賑わいで大変活気に溢れているのですが――、、みなさま。美術情報センターの入口はお分かりでしょうか??
    こちらですよ。

    美術情報センター入口の写真

    あら。横断歩道ができていますね!実は、チケット売り場がお隣なので、混雑時など行列で、情報センターの入口が気付かれないことも・・・。しかし!みなさま。こちらとても分かりやすい目印なので。。この横断歩道を目指して、突き進んできて下さいね。

    美術情報センター入口上の壁に映像を映し出している写真

    ちなみにこちらは土日特別バージョン☆情報センター入口の上、壁一面にだまし絵の映像が映し出されています!!画期的!!(エントランスホールで上映中のDVD『だまし絵の秘密』(NHKエデュケーショナル制作)です)こちらも是非注目してみてくださいね!

    2009.9.13
    ふぉっ ふぉっ ふぉっ 私はウェルトゥムヌス。皆に実りを与えよう。
    ま、気軽に「ウェルさん」とか「ルドさん」とか「カイザー」と呼びたまえ。
    ふぉっふぉっ 私に会うのは初めてとな?それなら、もっとよく見るがよろしい。
    苦しゅうない、ささ、近う寄れ。近う寄れ・・・
    ふぉっ!ふぉふぉふぉふぉふぉ・・・気付いたか。気付いたな。


    ジュゼッペ・アルチンボルド《ウェルトゥムヌス(ルドルフ2世)》 展示風景の写真


    「果物、野菜、花・・・ですよね?」
    うむ、その通り。

    この私、一見肖像画のように思えるが、よく見ると、なんと果物や野菜を組み合わせて、
    人の姿に見えるように描かれておるのだ!
    なぜ果物?なぜ野菜で?
    その答えは、展覧会場にあるぞ。見るがよい。なに、何の展覧会とな?
    決まっておろう、「だまし絵」展ではないか!

    なんとだな、「だまし絵」展には私のような、こんなオモシロイ作品ばかりが展示されとるのだぞ。
    どれも私のお気に入りだ。ふぉふぉふぉ、見に来るがよい。大いに目を疑うがよい・・・

    なに、ウェルトゥムヌスに扮するこの私、ルドルフ2世の本当の姿が知りたい、とな?
    ふぉっふぉっ。「だまし絵」展にはルドルフ2世である私の肖像画もあるぞ。
    が!見るにはな、高度なコツが必要なのだ・・・そのコツとな?
    実際に見なければ習得できんコツだ!ふぉふぉふぉふぉ。

    そうそう、美術情報センターにはな、私のことを書いた本があるのだ。
    それを読めば、本当の姿以外の私も見えてくるぞ。(私のシュミまでバレてしまうのか・・・?)
    他にも、だまし絵の資料もある。私を描いた画家アルチンボルドについてもよく分かるぞ。
    ふぉっふぉっ皆の衆、来るがよい、そして知るがよい。苦しゅうない、苦しゅうない・・・
    ふぉっ ふぉっ ふぉっ

    2009.8.14
    みなさま。暑い日が続いていますが、いかがお過ごしですか?
    夏休み期間に入り、こちら情報センターでも数多くのお客様にご利用頂きまして、本当にありがとうございます☆
    さて。いよいよ表現主義展も16日をもって閉幕いたしますね。ご堪能頂けましたでしょうか??まだ残り日がありますからね!そして。こちら情報センター!リニューアル後、新たに設置された、特設★躍動する魂のきらめき―日本の表現主義展コーナー。。。

    表現主義展コーナーの写真
    (回顧録・・・2回目の登場)

    表現主義展閉幕とともに、次回だまし絵展に向けて、情報センターでもだまし絵展特設コーナー設置などなど。。準備期間に入り・・・(ただ今色々考え中!)・・・ガラリと装いを新たに生まれ変わりますよ!!(特別展が開催されていない時も、情報センターは開室していますよ♪)・・・ということはつまり、、、こちらの表現主義展コーナーも見納めになるわけですね!!

    表現主義展コーナーの写真
    (回顧録・・・2回目の登場 そのA)

    みなさま。是非!展覧会と合わせて、情報センターにも足を運んでみてください!!外は暑いですので、情報センターでゆっくりくつろいでいって下さいね♪そして。期間限定!特設★躍動する魂のきらめき―日本の表現主義展コーナーで、数々の関連書籍にじっくり触れてみてくださいね☆それでは、、また。

    2009.8.8
    みなさま、7月25日(土)からコレクション展Uが始まりましたよ!。 くわしくはこちら
    それに合わせて「コレクション展Uコーナー」を作りました!(ぷちコーナーです☆)

    粟津潔さん 藤本由紀夫さん、お二人の資料を集めました。

    粟津潔さんと藤本由紀夫さんの資料の写真

    粟津潔さんは日本を代表するグラフィックデザイナーです。
    この度、粟津さんが制作されたポスターが、新しく所蔵されました。

    そして藤本由紀夫さんとは・・・今年の「美術の中のかたち―手で見る造形」展の目玉作品を出展されている方です!
    「今年は藤本さんなんだ!」と思われた貴方、通ですね・・・
    「"今年"って?毎年なにか開催されているの?」と思われた貴方、ご説明しましょう!

    「美術の中のかたち―手で見る造形」展は、1989年からほぼ毎年開催されている小企画展です。美術鑑賞といえば「見るもの」ですが、この展覧会では「みる」だけではなく「さわる」ことで作品を鑑賞していただけます。
    *「さわっていいの!?」 そうなのです!
    「さわる」ことで、視覚障害のある方々にも美術鑑賞を楽しんでいただきたい、という願いを込めて開催されているのです。
    「どんな展覧会なの?どう鑑賞するの?」そう思われた貴方!コレクション展までお急ぎください!

    * 注意点があります!
    乱暴にさわったり、爪を立ててさわってはいけませんよ。優しく、作品を味わいながらさわってくださいね。

    さて美術情報センターの「コレクション展Uコーナー」では、粟津さんと藤本さんを特集しておりますが、他の出品作家さんの資料もありますよ!(情報センターですもの☆)
    お目当ての作家さんについての情報が知りたい方は、是非お越しくださいね。


    2009.8.1
    「魂のきらめき―日本の表現主義」展も後期の展示が始まりましたね。
    歴史・美術・国語の教科書を読むだけでは分からない、大正期の日本に触れることができる、良い機会ですよ♪(*作品には手を触れてはいけませんよ!魂で触れてください。)その機会も8月16日(日)まで。お見逃しのないように!
    さてさて、本日もみなさまに、耳寄りな情報をお届けいたしましょう・・・実はですね・・・

    なんと! 今回の特別展「魂のきらめき―日本の表現主義」に出展されている作家の中には、

    「日本近代画家の絶筆」(2007年)
    「南画って何だ!?」(2008年)

    に、出展されていた方もいらっしゃるのですよ!(ふたつとも当館で開催された展覧会ですよっ)

    「表現主義」で魂の感じるままに描いた作家が、「絶筆」で残した作品とは・・・?自分なりの表現方法で描いた作家の作品から、「南画」で展示されていたものは・・・?
    どんなんだ!?ダレがナニを描いてたんだ!?と気になる方は、情報センターまで!「絶筆」と「南画」の展覧会図録を見ることができます。

    「日本近代画家の絶筆」と「南画って何だ!?」の展覧会図録の写真

    この密かな繋がりを知っていると、特別展が2倍3倍、楽しくなりますよ!(きっと!)

    2009.7.29
    北入口を入りますと・・・

    北入口での上映の様子の写真

    映像が流れていますね。。
    現在、こちらで流れている映像は・・・『格闘 わが建築 安藤忠雄』です!
    安藤忠雄さんに関するドキュメンタリーです。
    情報センターには『格闘 わが建築 安藤忠雄』を含めた、安藤忠雄さんの映像資料『TADAO ANDO』を所蔵しております。モチロン情報センターで観ることができますよ♪
    そして。安藤忠雄さんの資料といえば、、、、
    ・・・そぅ!〜美術情報センター★"安藤忠雄コーナー"〜です!
    こちらです↓↓
    美術情報センター内の安藤忠雄コーナーの写真
    (下の棚にも資料は続きますよ〜)

    こちらに来れば、安藤忠雄さんの資料がまとめてご覧いただけますよ☆情報センターの人気コーナーです♪みなさま。是非どうぞ!
    ・・・美術情報センター〜・・・本当に魅力がたくさんですね!!お待ちしております♪

    2009.7.25
    では。ビデオのお話がありましたので、引き続き・・・・・・。
    当館エントランスホールで現在上映している"映像"のご紹介をしてみたいと思います♪

    エントランスホールその@ 『美の巨人たち8 近代洋画の青春』より 小磯良平
    エントランスホールそのA 『美の巨人たち10 和と洋のモダニズム』より 東郷青児

    エントランスホールとは・・・。
    展示棟1階、展示室に行くまでの吹き抜けのホールです! インフォメーションや情報センターも、こちらのエントランスホールの横に位置しています♪♪ 館内マップはこちら

    エントランスホールでの上映の様子の写真
    (こちらが、エントランスホールです♪)
    手前が、その@小磯良平。奥〜(・・・わかりますか?)が、そのA東郷青児。

    そして。映像に関連して・・・。
    その@→→小磯良平さんの作品は、常設展示室2階"小磯良平記念室"にて数多く展示!!
    (コレクション展Uは7/25〜開催!お楽しみに☆)
    そのA→→東郷青児さんの作品は、現在開催中特別展★「日本の表現主義」に出品しています!
    いずれの映像も、画家の作品、画業をたどる素晴らしい内容になっていますので、どうぞお楽しみくださいね♪

    ところで。みなさま・・・こちらの映像・・・実は・・・情報センター所蔵の映像資料なんですよ!!
    ご紹介した『美の巨人たち』シリーズをはじめ、他にもたくさんの映像資料が情報センターにはあります☆今回は、現在エントランスホールで上映している映像についてご紹介させていただきました。
    みなさまをお出迎えする北入口では、現在安藤忠雄さんの映像が流れています。そちらは、次回また紹介いたしますね、お楽しみに♪

    2009.7.18
    さてさて、先日から県展・公募展のお知らせをしておりますが、いかがでしょうか?
    「なんだか作品を作ってみたくなった、絵を描いてみたくなった!」そんな衝動に駆られた方もいらっしゃいますか?
    「でも、なにから始めればいいのかしら?作り方や描き方が分からないわ・・・」
    そんな貴方の味方、美術情報センターです!
    先日もお伝えしたように、当センターには技法関連の図書、ビデオなどがあります。
    その中でも、こちらでご覧いただけるのビデオをご紹介しましょう。

    美術情報センターが所蔵している技法等に関するビデオの写真

    @名画の技法 (レンブラントの『若き自画像』,ゴッホの『ひまわり』などを参考に、技法を学んでいきます。)
    Aデッサンの基礎
    B平山郁夫の絵画入門
    Cアルウィンの楽しい油絵(水彩画・アクリル画のビデオもあります。)
    Dビデオ・カリキュラム●絵画・デザイン技法シリーズ(デッサン・油絵・色面構成)

    このようなものがあります。どれも魅力的な内容ですねェ〜なにを見るか、迷いますね♪
    映像で見るので、描く手順がよくわかりますよ。人生の楽しみのために何かを作る。そのサポートをしてくれる、そんなビデオです。これらのビデオは、当センターで見ることができます。(貸出は行っていません。ごめんね!)
    ビデオでは以上になりますが、図書や雑誌では、彫刻や版画などの作り方を紹介した資料もありますよ♪詳しくはカウンターまでどうぞ。
    ご興味のある方は、当センターでお勉強してみませんか☆大作ができるかも・・・!?ですよ!

    2009.7.15
    さまざまな団体が、みなさまのアイデアやあらゆるジャンルの作品を募集しています。絵画、彫刻、工芸、写真、映像、音楽、文学などなど・・・。情報センターには、美術関連を中心に公募の情報が随時届けられています!!こちらでは、公募コーナーとしてラックにまとめてご紹介したり、募集要項等を応募の締切月ごとにファイルに綴じて閲覧できるようにしています☆(ファイルの一部は保存用ですよ)

    公募展募集要項を入れているファイルの写真
    こちらがファイルなのです〜
    ギッシリ!!ですね!!

    みなさま。一度実際に手に取ってご覧になられてはいかがですか??
    何事にも意欲を持って取り組む。素晴らしいことですね!!
    こちら情報センターでも、みなさまのお役に立てれば・・・。。と、他にもさまざまな情報を提供させて頂いています♪技法関連の図書、ビデオ、また各団体展の過去の作品集など・・・こちらでご覧になることができますよ。雑誌コーナーには、雑誌『公募ガイド』もあります!是非、参考にしてみてくださいね♪
    詳しい情報、、、、また次回ですね☆では、また。

    2009.7.14
    美術がお好きな皆様は、ご自身で作品を制作される方も多いのではないでしょうか?
    「作品をつくったのはいいけれど、どこかで発表もしたいわ・・・どうしたらいいのかしら?」
    そんな貴方に朗報です!「県展」が今年もありますよ☆

    県展のちらしと募集要項の写真
    ちらしと募集要項です。

    兵庫県で開催される公募展です。作品は原田の森ギャラリーで展示され、
    入賞すると当館ギャラリーで再展示されます。くわしくはこちら
    「作品を出したい!」そんなアツイ想いのある方、奮ってご応募ください!
    ですが・・・作品受付は7月25日、26日までなのです。もうすぐですね〜でも!
    間に合わないと思っても、作品を作るのを諦めないでください!なぜなら・・・
    公募展は他にも色々あるからです。どのようなものがあるのでしょうか・・・?
    続きはまた次回!

    2009.7.10
    みなさま。最新情報(What's new)でお知らせしていますように、7月7日(七夕の日に!)BBプラザ美術館が開館致しました!
    さて。BBプラザ美術館とは・・・どのような美術館なのでしょう??当館とは場所も程近く、とても興味がありますよね☆ 美術情報センターでは、BBプラザ美術館要覧リーフレット、現在開催中の「開館記念展」のちらしを手にすることができますよ!

        ちらしはこちらです↓↓       拡大はこちら↓↓
    (美術情報センターの入口にあります!
     ラックが移動しましたよ!)
         (中央のちらしです♪)

    ラックの上には、BBプラザ美術館の概要、開館時の新聞記事などをご紹介させていただいております。素晴らしいコレクションの数々。BBプラザ美術館開館を記念した「開館記念展」には、当館開催中の「日本の表現主義展」に登場するあの作家さん達の作品も展示されております!!誰の作品なのでしょう?また楽しみが増えてしまいましたね☆

    (BBプラザ美術館展示室風景ですよ!!)

    みなさま、是非来館されてみてはいかがですか??
    場所は、当館より北へ徒歩約5分。シマブンビルBBプラザ2Fです!
    分からなければ――、、、情報センターで聞いてくださいね♪♪
    最新情報のページへ
    BBプラザ美術館のページへ

    2009.7.3
    さてさて。7月になりましたね!もうすぐ七夕ですね!
    みなさま・・・表現主義展は楽しんで頂けてますでしょうか??
    まだまだ会期の終了までには日がありますが―、、、展示替えもあるので要チェックです!何度でもお楽しみくださいね。
    そして。情報センターです。先日お伝えしたように、こちらには!特設★躍動する魂のきらめき―日本の表現主義展コーナーがありますよね!くわしく見てみましょう。

    (↓↓こちら特別展コーナー後ろからの図)


    作家さんごとの本がたくさんあります!(一部ですよ)
    表現主義展は、様々なジャンル、数多くの作家さんの作品展示など、魅力溢れた展覧会です。まだ展覧会をご覧になられてない方は、情報センターにて予習してから見るもよし、展覧会鑑賞後にさらに詳しく学ぶもよし。展覧会図録や図書等により、さまざまな知識、情報を得ることができますよ!!
    みなさま・・・是非お気に入りの作家さんに注目してみては・・・・・・♪♪
    誰が一番人気なんでしょうかね。気になるトコロです。
    またよければ、教えてくださいね。

    2009.6.30
    入口から向かってななめ右を見ると、
    「芸術に関するビデオ・DVDがあります」という看板があります。
    青い看板です。白い壁の中で、青い光を放っております。
    目立っております(よね?)

    ビデオコーナーのご紹介です!


    横にテレビもあります。

    『夜のカフェテラス』のパズルの下に、その看板があります。
    赤の矢印に従って下を見ると・・・ビデオのご紹介ファイルが!(リストもあります。)
    そこから気になるものを選び、申込書にご記入ください。
    それをカウンターまでお申出いただけましたら、ご覧いただけます。

    美術情報センターで所蔵しているビデオソフトはDVD、LD(レーザーディスク)とさまざま。
    内容は世界・日本の美術館、画家個人を紹介したもの。現代アートや絵画の技法。
    その他にも映画、安藤忠雄さん関連などなどありますよ♪
    詳しくは・・・カウンターまで♪

    「ここでビデオが観れるのかな?」と気になってた貴方、
    これを機に、ビデオコーナーにチャレンジしてみてください!
    エントランスホールでの過去の上映作品も、こちらで観ることができます。
    「エントランスホールでの上映?なに、それ?」と思われる方は・・・
    後日ご説明します。お楽しみに!

    ☆おまけ:ビデオのファイルの更に下に、
    当館のコレクション展のカタログと、当館を特集した雑誌があります。
    こちらも是非、ご覧ください☆


    ちなみに現在、開催中のコレクション展T「風景画に親しむ」は7月12日(日)までですよ!
    見られていない方は、お早めにどうぞ!

    さて、これまで新生☆美術情報センターのご紹介をさせていただきましたが、
    いかがでしたか?
    実は紹介しきれなかったところも、まだまだあります。
    それはドコか・・・?探してみるのも、面白いかもしれません♪
    実際にセンターにいらっしゃれば、こちらで見るより何倍も楽しめますよ!
    皆様のお越しをお待ちしておりますね☆
    (そしてこちらのお知らせも、まだまだ続きますよ〜)

    2009.6.27
    新しくできたコーナーのご紹介です。



    右は・・・お馴染みですね、絵本コーナー!(絵本がいっぱい☆)
    左は・・・〜〜特別展関連図書予告コーナー〜〜(はばタンもいます♪)
    今回、予告コーナーを作ってみました。
    拡大はこちら↓↓


    (はばタンの笑顔がまぶしいですね!)

    当館では、次々次々に・・・・・・・・素晴らしい展覧会が開催されていきます。
    「展覧会のご案内」(年間スケジュール)はこちら
    今からワクワクしますよね!
    こちらのコーナーでは、一足お先に今後の展覧会の関連図書を少し見ることができます♪
    もっと見たい、知りたい方は、是非カウンターまで☆
    みなさま、予習していただいて、今後の展覧会もより一層楽しんでくださいね!!
    さぁ。次回はいよいよラストです!!では、また。

    2009.6.26
    3回目のご紹介♪
    さてさて、入口を抜けて行ってみましょう!
    (『ご自由にお入りください』とご案内している所です。)

    すると・・・じゃじゃん!
    表現主義や黒田清輝、岸田劉生たちの本がっ



    そう、特別展コーナーのご紹介です!




    日本の表現主義に関する資料、そこで活躍した画家たち、
    さらに日本に影響を与えた、ドイツ表現主義の資料もあります。

    机が増えた分、ご紹介できる資料も増えました♪
    横のトラックも、ちょうど手に取りやすい高さのものになりましたので、
    是非ぜひご活用ください!



    こちらがトラックです。
    ここへ来れば、「表現主義」はもうカンペキ☆ですよね!

    さて、次回は今までにない!?新コーナーのご紹介です。お楽しみに♪

    2009.6.25
    2回目のご紹介♪
    いよいよ、センターの中へ―

    リニューアルした中の様子を、ちらっとお見せいたしましょう。


    ちらっ


    ちららっ

    新聞・雑誌・安藤コーナーの前に、ベンチがきましたよ!
    どうぞ皆様、お好きな本を手にとって、心ゆくまでお座りください♪

    さて、お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、
    ベンチの横に、大きな机があります・・・
    本もたくさん並んでいます・・・
    気になります― が!
    詳しいことは、また次回!

    2009.6.24
    1回目のご紹介♪
    チケットブース横に・・・たくさんのラックがありますね。



    こちらは兵庫県内のちらしと当館のちらしです。モチロンお持ち帰り自由です。
    そして。センター入口を入ると・・・そこには・・・・・・。



    さらに、ちらしコーナーです◎以前に比べ、大幅に増えています!!(はばタンもいます♪)
    全国のちらしがこちらにはありますよ!! みなさま、是非お手にとって、お気に入りがあればお持ち帰りください♪ ちらしを見るだけでも楽しいですよ!
    さて。今回はちらしコーナーのご紹介でした。センター内には全国の展覧会の情報を地域別にまとめたファイルもありますので、こちらも是非ご活用くださいね♪(1部は保存用です)・・・次回は、センター内部のご紹介です。楽しみですね。ふっふっふ・・・・では、また。

    2009.6.23
    ご無沙汰しております。美術情報センターです。
    本日より、待望の『日本の表現主義』展が始まりましたね!
    展示会場はモチロンの事、みなさま、これまで美術情報センターにはお立ち寄り頂けましたでしょうか??
    実は・・・・・・この度、、、、センター内をリニューアルいたしました!!
    これから5回にわたって、新生☆美術情報センターをご紹介いたしますね♪
    お楽しみに。

    2009.1
    みなさま、ご存知ですか?
    美術情報センターでは、全国の美術館等の展覧会ポスターを掲示し、部数のあるチラシ等はお持ち帰りいただけるのですよ!!
    豊富な情報を取り揃えていますので、ぜひ美術情報センターへ足をお運びください!

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