2016年度の第U期目となる県美プレミアムでは、小企画として毎夏恒例の、手で触れて鑑賞する展覧会「美術の中のかたち―手で見る造形」を開催します。
27回目となる今回は、全盲の文化人類学者・広瀬浩二郎さん(国立民族学博物館准教授)による「触るための音声解説」を聞きながら、光を落として薄暗くした展示室の中でアイマスクをして、作品を鑑賞します。視覚によらない新たな美術鑑賞の可能性を探るとともに、聴覚と触覚はもちろん、全身に備わる知覚の潜在力を引き出す試みです。
特集「時間をひらく―新収蔵品を中心に」では、昨年度以降、新たに当館所蔵となったばかりの、ほやほやのコレクションを多数ご紹介します。テーマは、作品の中の時間。日常とは異なる、美術作品ならではの特別な時間の体験をお楽しみください。
神戸ゆかりの洋画家、金山平三と小磯良平の代表作や、ロダンに始まる近現代の彫刻コレクション、当館所蔵品のハイライトを独自の切り口でご紹介する「コレクションの逸品〜生と業のプロセス」もお見逃しなく。
会期
2016年7月2日[土]−11月6日[日]
休館日
月曜日
(7月18日[月・祝]は開館、翌7月19日[火]休館。
9月19日[月・祝]は開館、翌9月20日[火]は休館。
10月10日[月・祝]は開館、翌10月11日[火]は休館)
開館時間
午前10時−午後6時
※特別展開催中の金・土曜日は
夜間開館午後8時まで
※入場は閉館の30分前まで
1階 |
2階 |
当日券 | 団体割引 (20名以上) |
特別展との セット料金 |
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一般 | 510円 | 410円 | 306円 |
大学生 | 410円 | 330円 | 246円 |
高校生 | 260円 | 210円 | 156円 |
65歳以上 | 255円 | 205円 | 153円 |
中学生以下 | 無料 |