Ando Gallery
兵庫県立美術館は、神戸市の東部新都心として整備されたHAT神戸の地に、1995年の阪神・淡路大震災からの「文化の復興」のシンボルとして2002年4月に開館しました。設計したのは、世界的に活躍する建築家・安藤忠雄氏です。
Ando Galleryは、安藤忠雄氏の設計および寄贈により増設され、2019年5月にオープンしたスペースです。上下2層の展示室では、建築模型や安藤氏による構想スケッチやドローイングを展示しています。上層のライブラリー・コーナーでは氏の著作や建築関連図書を配架しており、自由に閲覧いただくことができます。Galleryから南の「海のデッキ」に目を向けると、米国の詩人、サムエル・ウルマンの詩『青春』に着想を得た安藤氏寄贈のモニュメント「青りんご」があり、氏の信条を感じとっていただけるでしょう。
Ando Galleryについて
施設情報
| 名称 | 兵庫県立美術館 Ando Gallery |
|---|---|
| 観覧時間 | 10:00~18:00(入場は閉館の30分前まで) |
| 休館日 | 県立美術館休館日に同じ |
| 観覧料 | 無料 |
建物概要
| 構造 | 鉄骨造 3階建 |
|---|---|
| 建築面積 | 87.82㎡ |
| 延床面積 | 614.74㎡ |
<展示マップ>
展示マップ内のⅠ~Ⅳ、青りんごをクリックすると展示構成を確認できます。
安藤忠雄氏について
略歴
安藤忠雄
建築家。1941年大阪生まれ。独学で建築を学び、69年安藤忠雄建築研究所設立。
代表作に「光の教会」、「六甲の集合住宅」、「フォートワース現代美術館」、「地中美術館」、「こども本の森 中之島」、「ブルス・ドゥ・コメルス」など。
79年「住吉の長屋」で日本建築学会賞、95年プリツカー賞、05年国際建築家連合ゴールドメダル、10年文化勲章、21年フランス レジオン・ドヌール勲章コマンドゥールなど受賞多数。
イエール、コロンビア、ハーバード大学の客員教授歴任。97年から東京大学教授、現在、名誉教授。
建築おすすめスポット
安藤忠雄氏がデザインしたオブジェ。
当館は、美術館として芸術作品を展示するのみならず、美術館の建物自体もひとつの大きな芸術作品として親しんで頂けるように設計されました。ぜひ広い館内、館外を巡って、安藤忠雄氏の明快かつ多様な建築表現に触れ、光と影によって様々な表情を見せる、豊かな空間をお楽しみください。
建築おすすめスポット安藤忠雄氏の著書や関連資料
兵庫県立美術館で所蔵している本を検索できます。
Ando Gallery 内のライブラリー・コーナーや、当館1階インフォメーション横の美術情報センターでご覧いただくことが可能です。
Shop情報
当館1階、北側エントランス横のミュージアムショップでは、安藤忠雄氏の著書や関連グッズなどを取り扱っています
ミュージアムショップ