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2011年度
2012年2月4日(土)〜3月25日(日)
チェコ出身の独学の美術家、ルボシュ・プルニー(1961‐ )とアンナ・ゼマーンコヴァー(1908-1986)の作品と、アール・ブリュットの長編ドキュメンタリー映像による展覧会。日本初公開の作品と映像で、近年注目を集めるアウトサイダー・アート/アール・ブリュットの最先端を紹介します。
ルボシュ・プルニー《無題》2008年
パリ、abcdコレクション
11月19日(土)〜2012年3月11日(日)
安井仲治(1903-1942)は現在も多くの表現者に影響を与え続けている写真家です。2010年にはオリジナルのネガから制作されたモダンプリントを中心とするポートフォリオが刊行されました。今展ではこれらの作品を安井旧蔵の資料類や他作家の作品とともに紹介します。
安井仲治《犬》1935/2010年
12月10日(土)〜2012年1月22日(日)
兵庫県出石町(現豊岡市)に生れ、文化勲章を受章した洋画家・伊藤清永(1911-2001)の没後初の回顧展。「裸婦」をテーマに正統かつアカデミックな具象絵画を追求しつづけた画業を初期から晩年までの代表作でたどります。
《室内》1948年 当館蔵
10月12日(水)〜11月27日(日)
神戸を拠点に、型破りな独自のアートを追求してきた榎忠(1944- )が、地元美術館で個展を開催します。工作機械の部品を研磨・加工して積み重ねた《RPM》シリーズをはじめ、鉄製の廃品に命を吹き込むように作った作品群が、展示空間に展開されます。
《RPM-1200》2006-09年 撮影:金子治夫
10月1日(土)〜11月23日(水・祝)
60年代の前衛、ドイツのZEROと日本の具体、オットー・ピーネ、元永定正、そして、次世代のジュリアス・シュミーデル、松井紫朗を紹介します。
10月1日(土)〜11月23日(水・祝)
注目作家紹介プログラムとして、イチハラヒロコ、大西伸明を紹介します。
7月16日(土)〜11月6日(日)
毎年恒例の本展では、視覚優位になりがちな美術鑑賞のあり方を乗り越えることを目指してきました。今回は、桝本佳子(1982- )の作品と企画構成による展示を予定しています。
桝本佳子 《金閣寺/皿》2008年
約40年間にわたって収集してきた当館のコレクション。この1年の新たな収蔵作品の数々を一堂に紹介します。
ヤノベケンジ《 FERRIS WHEEL 》2007年
7月23日(土)〜9月25日(日)
スタジオジブリ制作の映画「借りぐらしのアリエッティ」(2010年公開)。映画の舞台となった、人間の家の床下で暮らす小人たちの世界を、今最も注目される映画美術監督・種田陽平が現実のセットとして再現します。小人になった気分で魅力あふれる物語の世界を体感できる展覧会です。
「借りぐらしのアリエッティ」 © 2010 GNDHDDTW
3月26日(土)〜7月3日(日)
長く当館にご支援いただいている伊藤文化財団の設立30年を記念して、寄贈作品を中心に展示します。寄贈初年度から最新の寄贈作品まで、代表作品が一堂に会します。近代洋画の名品、安井曾太郎・小出楢重の素描、後期の「具体」の作品群など、その幅広い全貌をご覧ください。
本多錦吉郎《羽衣天女》1890年
4月26日(火)〜6月26日(日)
20世紀初頭、巨匠カンディンスキー(1866-1944)は、仲間とともにグループ「青騎士」を結成、その活動はモダン・アートの歴史に輝かしい足跡を残しました。鮮やかで大胆な表現によって絵画の変革をなしとげたカンディンスキーと青騎士の世界を、代表作を含む約60点の作品と資料によって紹介します。
ヴァシリー・カンディンスキー《「コンポジションZ」のための習作2》1913年
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