ピサロってこんな人!?

印象派一「正直」な風景画家

ポール=マルリーのセーヌ河、洗濯場《ポール=マルリーのセーヌ河、洗濯場》
1872年、油彩・カンヴァス、46.5×56.0cm
第4回印象派展(1879)
オルセー美術館、パリ
©RMN(Musée d'Orsay)/Thierry Le Mage

印象派の中でもピサロは、モネやシスレーと並び風景画で知られています。当時ある批評家は、この3人を比べ、ピサロを「もっとも真実味にあふれて正直である」と評しました。身近な風景をとらえたピサロの作品からは、たしかに自然のみずみずしい息づかいが感じられます。
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