ピサロってこんな人!?

印象派展、皆勤賞の「長老」

オニーの栗の木《オニーの栗の木》
1873年頃、油彩・カンヴァス、65.0×81.0cm
第1回印象派展(1874)
個人蔵
1874年、ピサロはモネやルノワールらと共に自主的なグループ展を旗揚げします。これがいわゆる「印象派展」。1886年までの間に計8回開催されたのですが、実は途中からメンバー間で不和が続出。毎回欠かさず参加したのは、結局ピサロだけでした。
第1回印象派展の年、ピサロは既に44歳。最年長者として個性的な面々を忍耐強くまとめた、いわば印象派の「長老」です。
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