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「カミーユ・ピサロと印象派」展、入場5万人目のお客様をお迎えしました!(会期:8月19日まで) (8月9日)
展覧会特設ショップは、素敵なグッズでいっぱい!!(7月14日)
7月22日 中野京子さん ご講演後にサイン会実施!(7月5日)
カミーユ・ピサロ展に、「塩爺」こと塩川正十郎さんがご来場(7月3日)
ホームページ上で、音声ガイドをご試聴いただけます!(7月3日)
カミーユ・ピサロ展の開会式の様子が映像でご覧いただけます!
〜蓑館長、井戸知事、ピサロ美術館館長からのメッセージ〜(6月29日)
カミーユ・ピサロ展ご入場者の方に、お得な耳より情報!!
〜6月21日(木)からクールスポット期間スタート〜(6月20日)
「カミーユ・ピサロと印象派」展入場券付ホテルプランが登場!(6月17日)
「カミーユ・ピサロと印象派」展が、MBS「ちちんぷいぷい」で紹介されました!
〜落語家の桂南光さんがご来館〜(6月15日)
6月24日(日)14:00〜 記念講演会「印象派、けれど社会派−ピサロのまなざし」(6月14日)
6月7日6:10からのMBSニュースでピサロ展が紹介されました!!(6月8日)
「カミーユ・ピサロと印象派」展が開幕しました! (6月6日)
本日(5/24)より、カミーユ・ピサロ展 とバ−ン=ジョーンズ展のお得な特別セット券を販売!!(5月24日)
開館10周年記念「カミー ユ・ピサロと印象派-永遠の近代」展がまもなく開催!(6月6日(水)より)〜チラシも完成!〜(5月18日)
8月8日(水)、「カミーユ・ピサロと印象派−永遠の近代」展に5万人目のお客様が来場されました!
記念すべき5万人目のお客様は、大阪府豊中市からお越しになった米田麻樹(よねだ・まき)さん(30歳)。5万人目を告げられた時は、「まさか自分が5万人目になるとは思ってもみず、びっくりした。人生でこんな経験は初めて!」と少し緊張気味だった米田さん。ご来場の動機をお聞きすると、「ピサロの作品は、これまでポスターくらいでしか見たことがなかったが、今回初めて本物を見られるチャンスがきたので、楽しみにして来た。緑の中に入り込んだような美しい風景画がすごくいい」と笑顔で語っていただきました。
米田さんがおっしゃったとおり、ピサロは生涯を通じ、緑あふれる穏やかな田園風景を数多く描きました。その風景の中には、気持ちよさそうに昼寝をする若い女性や、ひたむきに働く人々の姿がありのまま描かれています。
穏やかながらも、見る者の心をゆさぶるのは、印象主義に生涯を捧げたカミーユ・ピサロの真摯な姿勢、作品に込められた、人々の暮らしと自然の美しい調和だったのではないでしょうか。
日本で約30年ぶりのカミーユ・ピサロの本格展は、8月19日(日)まで、残りわずかです。ぜひ、みなさん自身の目で、カミーユ・ピサロの魅力を見つけてください。
現在クールスポット期間につき、ピサロ展有料ご入場者には、10月27日から開催する特別展「キュレーターからのメッセージ2012 現代絵画のいま」の特別ご招待券を進呈します。
ご来場お待ちしております!
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左:米田麻樹さん 右:蓑豊館長 |
7月22日(日)、第2回記念講演会を開催しました。早くから列ができ、整理券はすぐになくなってしまいました。長時間並んでくださった方、大変お待たせいたしました。券をお渡しできなかった方、ごめんなさい。講演の様子はホワイエで中継しましたが、小さいテレビでご不便をおかけいたしました。この場を借りて、おわびいたします。
中野京子氏(作家、ドイツ文学者)が、「印象派のパリとアメリカ」と題し、とても楽しいお話をしてくださいました。軽妙な語りに、会場からときどき笑いも起こり、あっという間の1時間半でした。
絵をじっと見ていると、アレッと気づくことがある。印象派の画家たちは「時代」を描いており、その時代を知ることで、絵を見るのがますますおもしろくなります。たとえばスーラの《グランド=ジャット島の日曜日》には、余暇を楽しむ人びとが描かれています。着飾った女性は日傘を手にしていますが、現代の私たちには必要だと思われる、あるものを持っていないのです。それは・・・バッグ。当時、上流の女性は、大きなかばんを持ち歩かなかったのだとか。この作品は、展覧会図録に参考図版が載っており(11ページ)、第1回記念講演会でも取り上げられていましたが、中野氏のお話をうかがうまで、まったくそのことに気がつきませんでした。
講演後には、サイン会を行いました。多くの著書の中で、カミーユ・ピサロが生きた時代を扱ったものとして、『印象派で「近代」を読む』があります。展覧会の特設ショップにもおいていますので、ご興味のある方はぜひ。
お話をうかがってから、あらためて展示室に行き、ピサロの作品をじっくりと見てみました。彼の絵にも、たしかに「時代」が描かれています。バッグを持たない女性の姿もありました!みなさまも探してみてください。
8月4日(土)は、「第42回みなとこうべ海上花火大会」が神戸港で開催されます。当館の3Fテラスや大階段からも花火をキレイにご覧いただけます。
そこで、花火大会当日の8月4日(土)のみ、ゆかた姿で当館へご来館の方を対象に、特別展「カミーユ・ピサロと印象派−永遠の近代」展へ無料ご招待いたします。
《足音が気になる下駄でも大丈夫! ビーチサンダルをご用意しております。エントランスのインフォメーションにお越しください。》
【海上花火大会の概要】
と き:2012年8月4日(土)
19:40〜20:30 雨天決行、荒天中止
と こ ろ:神戸港(新港突堤〜メリケンパーク沖)
打上げ数:約10,000発
【当館からの花火会場への交通経路(例)】
県立美術館 →[徒歩約8分]→ 阪神岩屋駅(兵庫県立美術館前) →[阪神電鉄約5分、140円]→ 阪神元町駅 →[徒歩約15分]→ 花火会場付近
昨年度の様子です。当館からもこんなにキレイにみえます。
特別展「カミーユ・ピサロと印象派−永遠の近代」展をご鑑賞の後、
素敵な花火大会をゆっくりとご覧ください!!
7月19日(木)、「カミーユ・ピサロと印象派−永遠の近代」展に3万人目のお客様がご来場されました!
記念すべき3万人目のお客様は、兵庫県明石市から親子でお越しになった竹下真紀(たけした・まき)さん(44歳)と竹下芙希(たけした・ふき)さん(19歳)。
3万人目となり「びっくりした!」と口をそろえた真紀さんと芙希さん。今回のピサロ展は当館ホームページで調べ、ご来館されたとのこと。真紀さんは「ホームページで紹介されていたピサロの人柄を思いながら、作品を楽しみたい」と、展覧会への期待を語られました。また、大学で美術史を学んでいる芙希さんは、「展覧会を見て好きな作品について論じる宿題が出たので、ピサロ展に来てみた」とのこと。
どこかなつかしさを感じる穏やかな田園風景とそこで生きる人々に温かな眼差しを注ぎ続けたピサロ。見る人それぞれに、素敵な作品との出会いが待っていることでしょう。今回、お二人には記念品として、カミーユ・ピサロらしい穏やかで明るい作品「エラニーの菜園と鐘楼」の額絵と、本展覧会の図録を多木和重副館長からお贈りしました。
なお、連日多くのお客様にお越しいただいている「カミーユ・ピサロと印象派−永遠の近代」展ですが、現在クールスポット期間(9/22まで)につき、有料ご入場者には10月27日から開催する特別展「現代絵画のいま」のご招待券を進呈いたします。また、コレクション展も半額でご覧いただけます。
この機会をお見逃しのないよう、みなさまのご来場をお待ちしております!
左:竹下芙希さん 中:竹下真紀さん 右:多木和重副館長
展覧会場最後の部屋には、展覧会オリジナルグッズなどを販売する『特設ショップ』があります。その中のオススメ商品を紹介します!
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展覧会限定図録(2,300円) 全出品作品をカラー図版で収録。ピサロを知っていただくうえで欠かせない一冊です! |
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ポストカード(100円) グリーティングカード(250円) 美術術館の思い出や展覧会の感想などをお友だちに送ってみませんか。 額に入れるとちょっとしたインテリアにもなりますよ! |
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マット付額絵(1,000円)フレーム別売り この機会にご自宅でピサロの世界をお楽しみいただくのはいかがでしょうか。 |
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7月10日(火)はピサロの182回目の誕生日にあたります。そこで誕生日を記念し、ピサロ展をご覧いただいた方、先着500名様にささやかなプレゼントを進呈!(3階 ピサロ展覧会場入口にて)
さらに、同日ピサロ展の図録をご購入の方、先着120名様に嬉しいピサロ関連グッズをプレゼントいたします!!
たくさんの皆様のご来館お待ちしております♪
来る7月22日(日)にご講演いただく中野京子さん。『怖い絵』シリーズをはじめ、『印象派で「近代」を読む』など、美術作品に隠されたストーリーをあざやかに解き明かす著書で、たいへん注目を集めていらっしゃる方です。というわけで、当日、ご講演の終わったあとに、サイン会を行うことが決定いたしました!
ただし、サインの対象は、当日、会場で販売いたします中野さんのご著書に限らせていただきます。
なお講演会にご参加いただくには、ピサロ展のチケットと、整理券が必要です。チケットは当日のものでなくても大丈夫です。観覧券は12時より、当館1階ホワイエ付近にて配布予定です。
多数のご参加を、お待ちしております!
・日 時:2012年7月22日(日) 15:45〜
・会 場:兵庫県美術館 1階ホワイエ サイン会会場
・定 員:100名
・当館にてサイン会対象書籍をお買い上げのお客様に整理券を差し上げます(お一人様1枚)。
・問い合わせ:電話 078-262-0901
・中野京子先生の公式サイト
対象書籍(5種) ・「印象派で「近代」を読む 〜光のモネからゴッホの闇へ〜」(NHK新書) ・「『怖い絵』で人間を読む 」(NHK出版生活人新書) ・「名画の謎 ギリシャ神話篇」(文藝春秋) ・「マリー・アントワネット 運命の24時間」(朝日新聞出版) ・「怖い絵 泣く女篇」(角川文庫) |
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撮影・渡邊孝徳 |
6月29日(土)、好評開催中の特別展「カミーユ・ピサロと印象派」に、「塩爺」の愛称で知られる塩川正十郎さん(東洋大学総長。元衆議院議員で、文部大臣、内閣官房長官、財務大臣等の要職を歴任)が来場されました。
塩川さんは御年90歳で、かつて財務大臣として活躍された経済通として知られますが、芸術にもご関心が深いということで、日本で約30年ぶりの本格開催として好評を博している本展を聞きつけ、早速に足を運んでいただきました。
政界の御意見番としてテレビ番組などで鋭く明快なコメントをされる塩川さんですが、この日は蓑豊館長と一緒に、目を細めながら穏やかで美しいピサロの世界に浸っておられました。
ピサロの生涯に沿って展示された作品を鑑賞しながら、年月を経てピサロの画風が変化していく様、とりわけ光の表現に興味をもたれ、「晩年に近づくにつれ、ピサロの絵が明るさを増していくのがよく分かる。私はこの明るさが好きだが、それだけでなく、光を表現する筆づかいも見事で素晴らしい。」と塩川さんらしい鋭いコメントをいただきました。
ちなみに、塩川さんの好きな作品は、《エラニーの菜園と鐘楼》だそうで、ピサロらしい、とても明るく穏やかな画風の作品です。
塩川さんが感じられたように、ピサロの初期から晩年に沿って作品を辿っていくと、印象主義の探求に生涯をかけたピサロの作品の到達点が見えてきます。
人と自然の調和を作品に込め、激動の19世紀、近代化の中でひたむきに生きる人々に温かい眼差しを向け続けたピサロ。ぜひ皆さんも、ピサロが見つめ続けた世界を展覧会場にてご体感ください。
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《エラニーの菜園と鐘楼》1899 福島県立美術館 | 《エラニーの菜園と鐘楼》が好きと語る塩川さん |
展覧会の見どころをおさえた充実の解説で、より印象深いご鑑賞を…。
ガイドを聞きながら、より作品への理解を深めてみませんか?
◆音声ガイド概要◆
【ガイド数】23点(20作品、詳細解説あり)
【所要時間】約27分
【貸出価格】500円(税込)
音声ガイド試聴ページはこちら
好評開催中の「カミーユ・ピサロと印象派」展の開会式(6月6日)の映像が、Youtubeやひょうごチャンネル(兵庫県が運営するインターネット放送局)等で配信中です。(下記のリンクをクリックしてください)
人と自然の調和を美しい風景画に込めたピサロの展覧会と阪神・淡路大震災を経験した神戸との出会い。蓑豊館長、井戸敏三兵庫県知事、ピサロ美術館館長のクリストフ・デュヴィヴィエ氏から熱い期待を込めた挨拶がありました。ぜひ映像でご覧下さい!
Youtubeへ
ひょうごチャンネルへ
6月24日(日)、第1回目の記念講演会を開催しました。講師は、本展を監修した宇都宮美術館学芸員の有木宏二氏。好天にめぐまれ、たくさんの方々(およそ200名)がご参加くださいました。有木氏の静かな情熱が伝わる語りに導かれ、スライドと配付資料を交互に見ながら、熱心に聞き入っておられました。講演終了後も質問の列ができるほどでした。みなさま、ご来場ありがとうございました。
有木氏は、数多くの手紙を引用しつつ、ピサロの作品と思想について解説してくださいました。取り上げられた手紙のひとつをご紹介しましょう。60歳を目前にしたピサロが、姪に宛てたものです。「40歳になろうとするころ、わたしは自分の感覚(サンサシオン)を理解しはじめた」、50歳の時には「調和を実現することができないまま、調和についての考え方をまとめ」、60歳で「ようやく調和を実現できる可能性を目の前にしている」と続きます(エスター・アイザックソン宛、1890年5月5日付)。
お話を聞きながら、「40歳になろうとするころ」は、ピサロが若い画家たちとグループ展(のちに「印象派展」と呼ばれる展覧会)の開催を考えはじめたころと重なることに気がつきました。上の手紙からさらに10年後の1900年は、有木氏が指摘された、ピサロの作品にみられる色彩の強度が均一になる時期にあたります。本展は、ピサロの画業を網羅した回顧展ですが、とくに晩年期の作品が充実しています。画家が生涯をかけて追い求め、70歳にしてついに到達した「調和」を、ぜひ会場でご確認ください。
第2回記念講演会は7月22日(日)、講師は『怖い絵』や『印象派で「近代」を読む』の著者、中野京子氏です。聴講には観覧券が必要ですが、当日のものでなくてもかまいません。どうぞご期待ください。
6月21日(木)から9月22日(土)の期間、兵庫県立美術館はクールスポット対象施設になります。
この期間中のみ、コレクション展(常設展)の観覧料が半額になるほか、特別展(カミーユ・ピサロと印象派展、バーン=ジョーンズ展)のご観覧者(無料ご観覧者を除く)には、10月27日(土)より開催の特別展「現代絵画展(仮称)」の特別招待券を進呈します(非売品・転売禁止(1枚につき1名様当日のみ有効))。
クールスポット期間は、涼しくて快適な美術館でお過ごしいただき、ご家庭での節電対策にご協力をお願いいたします!
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『クールちゃん』 | 『スポットくん』 |
このたび、ホテルオークラ神戸から「カミーユ・ピサロと印象派―永遠の近代」展入場券、音声ガイド、美術館までの片道タクシーチケット(一室一枚)などの特典がついたプランが発売されました。
本展覧会は、日本で約30年ぶりとなる本格的なピサロ展で、モネやルノワール、セザンヌ、ゴッホなども加えた印象派の作品100点以上を一挙に展示しています。
神戸にご宿泊の際は、当プランでぜひピサロ展にもお越し下さい。
なお、ホテルプランの詳細につきましては、下記のホテルオークラ神戸までお問い合わせください。
兵庫県立美術館開館10周年記念「カミーユ・ピサロと印象派」展 鑑賞ステイプラン(朝食付)
ホテルオークラ神戸
好評開催中の「カミーユ・ピサロと印象派」展が、6月14日、毎日放送の人気情報番組「ちちんぷいぷい」(桂南光さんの「美術館へ行こう」のコーナー)で紹介されました。当館の展覧会が同番組で紹介されるのは、一昨年の「麗子登場!−名画100年・美の競演」展、「水木しげる・妖怪図鑑」展に続き3回目となります。
当館へ取材に訪れたのは、落語家の桂南光さんと山中真アナウンサー。
南光さんは美術に大変造詣が深く、スタッフの方から複数の展覧会取材案を提示されたとき、「やっぱりカミーユ・ピサロでしょう!」と即答されたとのこと。早速に当館へ足をお運びいただきました。
南光さんは、カミーユ・ピサロのことも大変お詳しく、「地味な感もあるけど印象派画家の最年長で、計8回の印象派展全部に出品した唯一の画家。あのファン・ゴッホやセザンヌ、ゴーガンなどにも慕われていた」と博識ぶりを披露。そのとおりで、本展では、ピサロと親交のあったゴッホ、ルノワール、セザンヌ、モネなどの作品もあわせて展示しているのです。
開館一番乗りで作品をじっくりとご堪能いただいた後、「ピサロは自然や人々の暮らしを描いた作品が多く、とても穏やかで心が癒されるので、この夏はぜひピサロをみて」と、とてもうれしいエールをいただきました。
みなさま、節電の夏は、涼しくて快適な美術館で、心安らぐピサロの作品に会いにぜひお越し下さい。
開催から数日たつピサロ展には、作品を食い入るようにご覧いただいているお客様が多く見受けられます。風景画を得意とするピサロの穏やかな作風がお客様の心をつかんでいるようです。
しかし、ピサロの作品に描かれているのは、のどかな風景だけではありません。
本講演会では、ピサロ研究の第一人者である有木宏二先生をお迎えし、19世紀の変貌する社会に対するピサロのまなざしについて詳しくお話を伺います。
この機会に是非ご聴講ください。
講演会チラシへ
7月26日(木)から29日(日)と31日(火)の5日間、産経新聞社主催で「高校生美術セミナー」が開催されます。
印象派の名画にふれながら作品制作していただけるチャンス!
定員は50名。事前にお申し込みが必要です。
応募方法などくわしくは産経新聞(イベントスクランブル)のサイトをご覧ください。
6日より開催している「カミーユ・ピサロと印象派−永遠の近代」について、6日夕方のMBSニュースで「印象派の作品が100点以上展示されています。」と紹介されました。
7日の午後3時より当館にて、会場の展示風景の撮影を行いました。
ご来場のお客様にインタビューをされましたが、(残念ながら放映は時間の都合でカットされていました。)ピサロが好きという方や、印象派展は何度か見たが、これほどたくさんのピサロ作品を見ることができる機会は初めて、緑が非常に美しい、とても癒される作品、などたくさんのご意見をいただきました。
開催から間もない現在は、比較的ゆっくりご覧いただけるかと思います。会期の早い時期のご来館をお勧めします。
当館の開館10周年記念特別展「カミーユ・ピサロと印象派」が6月6日(水)から、いよいよ開幕しました。
6日の開会式には約400名にのぼる方々や多くの報道関係者にお越しいただき、本展への関心の高さがうかがえました。
主催者あいさつでは、蓑豊館長が、「カミーユ・ピサロは、フランス印象派の面々の最年長で、計8回の印象派展に欠かさず出品した唯一の画家。本展では、国内はもちろん、フランスやイギリス、アメリカ、スイスといった各国から作品が集まり、計106点というボリューム。ピサロの友人の、ゴッホやモネ、セザンヌ、ルノワールらの作品も含まれる。これほど充実した展覧会は日本ではおよそ30年ぶりとなるので、多くの方にぜひ楽しんでいただきたい。」と力強くアピールしました。
また、来賓であいさつにたったピサロ美術館館長のクリストフ・デュヴィヴィエ氏は、「ピサロは、印象派のリーダーとして、ゴッホやセザンヌを指導。印象主義への貢献は計り知れない。自然と人間を愛し、印象主義の探求に生涯を捧げたピサロの作品には、自然の中での脆い調和やヒューマニズムのメッセージがこめられている。神戸の地で、これほど貴重なピサロ展を開催できて大変幸せ。多くの方にぜひみてもらいたい」と熱いメッセージをいただきました。
みなさま、この夏はぜひ、快適な美術館で心ゆくまでピサロの世界に浸って下さい!
1830年7月10日、カミーユ・ピサロは大西洋のカリブ海に浮かぶセント・トーマス島に生まれました。
そこで、来る7月10日(火)の「ピサロの誕生日」を記念し、ピサロ展をご覧いただいた方、先着500名様にささやかなプレゼントを進呈します。(3階、ピサロ展覧会場入り口にて)
ぜひこの機会に、お友達・ご家族をお誘いあわせの上ご来館いただければ幸いです。
当館では、開館10周年を記念し、6月6日から開催の特別展「カミーユ・ピサロと印象派 永遠の近代」と9月1日から開催の特別展「バ−ン=ジョーンズ展 英国19世紀末に咲いた華」のお得な特別セット券を当館チケットブースで販売します。