おおもり いっこう大森 一甲
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昭和11~ (1936~)
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ジャンル:
川柳作家
- 出身:兵庫県姫路市
PROFILE
兵庫県姫路市に生まれる。昭和11年(1936)姫路市生まれ。高校時代に芭蕉『奥の細道』に憧れるが、34歳頃に現代川柳を知り、「時の川柳社」の同人となる。警察官を退職後に四国遍路を歩き、句文集「風に吹かれて」を自費出版。その後、2回、3回と四国遍路を重ねて作句したものを句集として出版の予定。
【代表句】
見渡せば寒一灯のつぶやきか
捨て切れぬ五欲を抱いている昼寝
百態の遍路呑み込む仁王門
老いたなと感じて少しだけ慌て
歳月やうどんをすする音ばかり
《 略年譜 》
年 |
年齢 |
事項 |
1955 |
18 |
兵庫県立姫路東高校から転入の後、兵庫県立夢野台高校を卒業。 |
1959 |
22 |
大阪工業大学第2工学部を中退、民間会社を経て、兵庫県警察官を拝命。 |
1970 |
34 |
知人の影響で川柳を始める。 |
1971 |
35 |
時の川柳社の同人となる。 |
1976 |
40 |
明石市内の老人ホーム「愛老園」で、ボランティア活動として川柳指導を始め、2年間を努める。 |
1980 |
44 |
神戸川柳協会理事に就任。 |
1982 |
46 |
兵庫県川柳協会理事に就任。 |
1996 |
59 |
兵庫県警察官を退職。 |
1998 |
62 |
同人誌「時の川柳」の雑詠欄鑑賞を担当。 |
2000 |
63 |
神戸川柳協会理事長に就任。 |
2001 |
65 |
同人誌「時の川柳」の誌友の投句選を担当。 |
2004 |
67 |
神戸市内の老健施設「いきいきの郷」で、ボランティア活動として川柳指導。 |
2006 |
70 |
神戸市文化活動功労賞を受賞 |
- 兵庫県との関係
- 生誕(姫路市)
代表作品
作品名 |
刊行年 |
版元 |
備考 |
風に吹かれて |
1999 |
葉文館出版? |
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風に吹かれて(再版) |
2002 |
木戸製本所 |
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受賞歴
受賞年 |
受賞内容 |
受賞作品 |
2006 |
神戸市文化活動功労賞 |
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