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兵庫ゆかりの作家

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さくらい ただのり桜井 忠告

  • 寛保2~文化2
  • ジャンル: 俳人(尼崎藩主)

PROFILE

【兵庫県との関係】
尼崎藩主。明和4年(1767)2月に尼崎藩3代目藩主を継ぎ、没するまで同藩を統治。
【略歴】
俳諧作者。30歳のころ江戸談林7世一陽井素外に師事、一桜井亀文と号する。
 寛政11年(1799)には大坂天満宮に談林俳諧の祖である宗因の句碑を建立、同時に芭蕉をも尊敬して江戸深川の下屋敷に芭蕉庵の記念碑を建立した(後に移転)。
 没後、その子の忠宝(ただとみ・4代藩主。一桜井2世を名乗り、亀幸と号する)が遺句を整理して『一桜井発句集』を刊行。
 桜井神社(現在は尼崎市南城内)と八幡宮(尼崎市東難波町)に句碑が建てられている。

――雪と見て又豊年か村の梅――(『誹諧名所方角集』)

兵庫県との関係
領地・尼崎
もっと詳しく知るために
尼崎の文学   吉原栄徳 1988 昭和63年 和泉書院

代表作品

作品名刊行年版元備考
誹諧五色梅(俳諧撰集)1787
一桜井発句集(俳諧家集)1822

文学碑

場所 碑文
尼崎市東難波町3丁目 難波八幡神社境内 雪と見て また豊年歟(か) 村の梅     亀文
尼崎市南城内 桜井神社 先づ霞む 竈々や 民の春     尼城亀文
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