あく ゆう阿久 悠
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昭和12~平成19
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ジャンル:
作詞家・作家
- 出身:淡路島
PROFILE
兵庫県淡路島に生まれる。兵庫県が舞台の作品に『瀬戸内少年野球団』『飢餓旅行』『ラヂオ』『転がる石」』がある。
昭和12年(1937)、兵庫県出身。五色町で育つ。明治大学文学部卒、明治大学大学院修士課程修了。広告代理店の宣弘社に入社、退職後は放送作家、作詞家に。「スター誕生」の番組企画なども手掛ける。尾崎紀世彦「また逢う日まで」、沢田研二「勝手にしやがれ」、ピンクレディー「UFO」などこれまでに作詞をした曲は5千曲以上に及ぶヒットメーカー。また、企画・審査員として携わったテレビ番組「スター誕生」からは、森昌子・桜田淳子を始め、岩崎宏美、小泉今日子ら数多くのスターを世に送り出した。また、映画化された『瀬戸内少年野球団』に代表される著作も多く、『家族の神話』『家族元年』といった日本の家族を題材とした小説や近年は大人の恋愛小説『絹婚式』『あこがれ」』を上梓。その後も空想野球小説『球心蔵』(河出書房新社)などを発表している。小説『瀬戸内少年野球団』は昭和54年(1979)下期の直木賞候補になった。
平成19年(2007) 8月1日死去。
《 略年譜 》
年 |
年齢 |
事項 |
1937 |
0 |
2月7日、兵庫県淡路島生まれ。 |
1959 |
22 |
明治大学文学部卒業。 |
1959 |
22 |
広告代理店宣弘社勤務。 |
1964 |
27 |
社外でラジオ番組の台本を書いて初めてペンネームを使う。 |
1965 |
28 |
フリーの文筆活動にはいる。 |
1967 |
30 |
モップス「朝までまてない」で作詞家A面デビュー。 |
1982 |
45 |
『殺人狂時代 ユリエ』、第2回横溝正史賞受賞。 |
1997 |
60 |
30年間の作詞活動に対し、日本文芸振興会主催第45回菊池寛賞受賞。 |
1999 |
62 |
紫綬褒章。 |
2000 |
63 |
掌編小説集『詩小説』にて第7回島清恋愛文学賞を受賞。 |
2007 |
70 |
8月1日死去 |
- 兵庫県との関係
- 生誕 舞台 『瀬戸内少年野球団』、『ラヂオ』、『転がる石』
代表作品
作品名 |
刊行年 |
版元 |
備考 |
作詞入門 |
1972 |
産報出版社 |
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瀬戸内少年野球団 |
1979 |
文藝春秋 |
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家族の神話 |
1981 |
講談社 |
|
殺人狂時代 ユリエ |
1982 |
角川書店 |
|
飢餓旅行 |
1990 |
講談社 |
|
家族元年 |
1992 |
文藝春秋 |
|
絹婚式 |
1994 |
文化出版局 |
|
あこがれ |
1995 |
中央公論新社 |
|
恋文 |
1997 |
文化出版局 |
|
球心蔵 |
1998 |
河出書房新社 |
|
ラヂオ |
2000 |
NHK出版 |
|
詩小説 |
2000 |
中央公論新社 |
|
もどりの春 |
2001 |
中央公論新社 |
|
転がる石 |
2001 |
文藝春秋 |
|
ただ時の過ぎゆかぬように |
2003 |
岩波書店 |
|
なぜか売れなかったが愛しい歌 |
2003 |
河出書房新社 |
|
日記力 |
2003 |
講談社 |
|
昭和おもちゃ箱 |
2003 |
産経新聞社 |
|
生きっぱなしの記 |
2004 |
日本経済新聞出版社 |
|
詩小説(中公文庫) |
2004 |
中央公論新社 |
|
歌謡曲の時代ー歌もよう人もよう |
2004 |
新潮社 |
|
悪魔のようなあいつ〈上〉〈下〉(共著:上村一夫) |
2004 |
角川書店 |
|
犬猫太平記 |
2004 |
河出書房新社 |
|
昭和のおもちゃ箱(智恵の森文庫) |
2005 |
光文社 |
|
「企み」の仕事術 |
2006 |
KKロングセラーズ |
|
清らかな厭世ー言葉を失くした日本人へ |
2007 |
新潮社 |
|
阿久悠のいた時代 戦後歌謡曲史 |
2007 |
柏書房 |
|
阿久悠命の詩「月刊you」とその時代 |
2007 |
講談社 |
|
生きっぱなしの記私の履歴書 |
2007 |
日経ビジネス人文庫 |
|
夢を食った男たち「スター誕生」と歌謡曲黄金の70年代 (文春文庫) |
2007 |
文藝春秋 |
|
日本人らしいひと凛とした女の子におなりなさい |
2008 |
暮らしの手帖社 |
|
華 -君の唇に色あせぬ言葉を- |
2008 |
産経新聞出版 |
|
歌謡曲春夏秋冬音楽と文楽 (河出文庫) |
2008 |
河出書房新社 |
|
なぜか売れなかったぼくの愛した歌 (河出文庫) |
2008 |
河出書房新社 |
|
テレビ、このやっかいな同居人 |
2008 |
朝日新聞出版 |
|
路地の記憶 |
2008 |
小学館 |
|
星をつくった男阿久悠と、その時代 |
2009 |
講談社 |
|
作詞入門阿久式ヒット・ソングの技法 (岩波現代文庫) |
2009 |
岩波書店 |
|
瀬戸内少年野球団シリーズ全5巻 |
2010 |
金の星社 |
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関連情報
場所 |
説明 |
内容 |
兵庫県津名郡五色町・高田屋嘉兵衛公園内芝生 |
映画「瀬戸内少年野球団」の記念碑 |
映画化を記念して町がつくったモニュメント。手づくりボールを型どった記念碑の傍らに、映画で夏目雅子が扮した駒子先生。龍太、バラケツ、武女(むめ)ら11人のブロンズ像が立つ。 |
受賞歴
受賞年 |
受賞内容 |
受賞作品 |
1997 |
第45回菊池寛賞 |
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1999 |
紫綬褒章 |
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2000 |
第7回島清恋愛文学賞 |
「詩小説」 |
2002 |
日本作詩大賞 |
『五木ひろし 傘ん中』 |
2002 |
正論新風賞 |
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2006 |
第48回輝く!日本レコード大賞功労賞 |
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2007 |
第23回正論大賞特別賞 |
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2008 |
第45回ゴールデンアロー賞芸能功労賞 |
|
2008 |
第16回スポニチ文化芸術大賞特別賞 |
|
2008 |
第50回日本レコード大賞企画賞 |
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兵庫ゆかりの作品
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