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兵庫ゆかりの作家

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斎木 敏子写真

さいき としこ斎木 敏子

  • 昭和3~ (1928~)
  • ジャンル: 川柳作家
  • 出身:神戸市兵庫区

PROFILE

兵庫県神戸市に生まれる。 昭和3年(1928年)、神戸市生まれ。昭和53年(1978)、三條東洋樹に師事。時の川柳に入門。昭和56年(1981)から、時の川柳の同人となる。
【代表句】
   鈍行で行く無記名の旅だから
   いのちとや紙の白さを我がものに
   洗い足りぬ筆で落花は描ききれぬ
   ぬくい言葉もろうて被災地のさくら
   花のない部屋で重ね着ばかりする

《 略年譜 》

年齢 事項
1928 0 神戸市兵庫区で生れる。
1944 16 高等女学校4年生の末、戦争が烈しくなり市内の軍需工場に動員される。
1945 17 8月、終戦と同時に退職。
1946 18 11月、神戸市内の貿易商社営業部へ入社。
1947 19 12月、神戸市内の貿易商社を退社。
1978 50 学生時代に詩が好きで投稿していたが、川柳を見て川柳を見直し、三條東洋樹先生に師事し、時の川柳社へ入門。
1981 53 時の川柳社の同人となる。
兵庫県との関係
生誕(神戸市)

代表作品

作品名 刊行年 版元 備考
川柳みつ葉合同句集 1987 中印刷所

受賞歴

受賞年 受賞内容 受賞作品
1968 三重県知事賞 子にモラル説く晩酌の冷めぬ間に
1999 岡山県芸術祭賞 父が逝く見事な起承転結で
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