ながしま としこ長島 敏子
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昭和19~ (1944~)
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ジャンル:
川柳作家
- 出身:兵庫県朝来郡
PROFILE
兵庫県神戸市に在住。
後退職。昭和58年(1983)、「川柳神の谷句会」へ入会、作句を始め、平成8年(1996)、「ふあうすと川柳社」同人となる。その後ふあうすと川柳社運営委員理事となり、ふあうすと誌の編集、全国川柳作家年鑑の事務、編集に携わる。平成14年(2002)兵庫県川柳協会常任理事となり、同年4月、平成13年ふあうすと賞(正賞)を受賞。平成15年(2003)、井笠川柳会笠岡誌上大会にて入賞。岡山県笠岡市に句碑が建立される。
平成16年(2004)より西脇時報「柳壇」選者をつとめる。
【代表句】
逢えぬ夜はうすむらさきの月を抱く
君の髪触れた指先からさくら
虹を背にバックミラーは逆光線
黄昏を覗く細いほそい眉
手鏡に写す私だけの月
《 略年譜 》
年 | 年齢 | 事項 |
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1944 | 0 | 兵庫県朝来郡にて誕生。 |
1967 | 22 | 国立奈良教育大学(理科・数学科)卒業。加古川市、尼崎市にて教職につく、のち退職。 |
1983 | 39 | 「川柳神の谷句会」に入会、川柳の作句を始める。 |
1996 | 51 | 「ふあうすと川柳社」同人。 |
1997 | 52 | ふあうすと川柳社運営委員理事となり、ふあうすと誌の編集および全国川柳作家年鑑の事務・編集にたずさわる。兵庫県川柳協会常任理事となる。 |
2004 | 59 | 西脇時報「川柳欄」選者。 |
- 兵庫県との関係
- 生誕(朝来郡) 在住(神戸市)
代表作品
作品名 | 刊行年 | 版元 | 備考 |
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夢風船(合同句集) | 1993 | 川柳神の谷句会日光印刷出版社 | |
夢風船?(合同句集) | 1998 | 川柳神の谷句会日光印刷出版社 | |
同人句集 | 2004 | ふあうすと川柳社?前川企画印刷 | |
全国川柳作家年鑑 | 毎年1回 | ふあうすと川柳社?前川企画印刷 | |
受賞歴
受賞年 | 受賞内容 | 受賞作品 |
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1997 | 第9回兵庫のまつり竏窒モれあいの祭典実行委員会代表会長賞 | 窓際に座ると空がよく見える |
1999 | 70周年記念ふあうすと大会毎日新聞社賞 | 妻の手にゆっくり落ちてゆく夕日 |
1999 | 第11回ふれあいの祭典兵庫県川柳協会賞 | 何を守ろうと男の急ぐ朝 |
2000 | 2000年記念ふあうすと大会神戸市会議長賞 | リストラの椅子に残してきた真夏 |
2001 | 第12回時の川柳社交歓川柳大会兵庫県議会議長賞 | 錯覚の中でふくらむ朱のつぼみ 他 |
2002 | 平成13年ふあうすと賞(正賞) | 指切りをゆっくり解く花の下 他 |
2003 | 第5回井笠川柳会笠岡誌上大会句碑に入賞 | 夕映えに影の長さをたしかめる |
2004 | 75周年記念ふあうすと大会神戸新聞社賞 | 砂の塔男は何度冬を越す |
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