常設展示

兵庫ゆかりの作家

  1. TOP
  2. 常設展示
  3. 兵庫ゆかりの作家
  4. 壬生忠岑

みぶのただみね壬生忠岑

  • 未詳。貞観一〇年か?~未詳。一説に康保2年。

PROFILE

【略歴】
父は散位安綱。忠見の父。藤原定国の随身をはじめ、六衛府の下官を歴任し右衛門府生、のち摂津権大目か。『仁和二宮歌合』『寛平御時后宮歌合』『亭子院女郎花合』『平定文家歌合』『亭子院歌合』などこの時期の重要な歌合のほとんどに出詠、『藤原定国四十賀屏風歌』『大堰川行幸和歌』など、晴儀での歌も多い。紀貫之・紀友則・凡河内躬恒とともに古今集を撰進。『和歌体十種』(『忠岑十体』とも)を撰んだといわれる。歌集『忠岑集』。

【関係】
摂津の新任国司を迎える準備として作られた、摂津国名所屏風に「さび江」を詠み、後撰集1105に載る。

もっと詳しく知るために
私家集注釈叢刊 9 忠岑集注釈 藤岡忠美・片山剛校注・訳 貴重本刊行会
新編国歌大観 第三巻 私家集編? 片野達郎解題 角川書店
冷泉家時雨亭叢書 第22巻 平安私家集 9 忠岑集-枡形本・為家筆本 片桐洋一田中登解題 朝日新聞社
冷泉家時雨亭叢書 第69巻 承空本私家集 上 忠岑集 久保木哲夫他解題 朝日新聞社
和歌文学大系 19 忠岑集 菊池靖彦 明治書院
ページの先頭へ