ふじわらのすえつね藤原季経
- 天承元年~承久三年
PROFILE
【略歴】
法名は蓮経。父は左京大夫顕輔。母は家女房。重家の同母弟。中宮亮、宮内卿などを歴任、正三位に至る。清輔から人麿影を伝えられた。『中宮亮重家朝臣家歌合』『広田社歌合』『別雷社歌合』『六百番歌合』『民部卿家歌合』『御室五十首』『正治初度百首』などに参加、『千五百番歌合』の判者の1人。家集『季経入道集』。千載集初出。
【関係】
文治六年(1190)兼実娘任子が後鳥羽天皇に入内する際の「女御入内屏風」に「敏馬が崎」を詠み、新古今集651に載る。
- もっと詳しく知るために
- 冷泉家時雨亭叢書 第26巻 中世私家集. 2 入道三位季経集 井上宗雄 久保田淳解題 朝日新聞社