ふじわらのたかのぶ藤原隆信
- 康治元年~元久二年
PROFILE
【略歴】
父は皇后宮少進為経(寂超)。母は藤原親忠の娘(美福門院加賀)。藤原定家の異父兄。正四位下右京権大夫に至る。新古今集撰進の際の和歌所寄人。『中宮亮重家朝臣家歌合』『右大臣家百首』『別雷社歌合』『六百番歌合』『民部卿家歌合』『御室五十首』『正治初度百首』『新宮撰歌合』『建仁元年八月十五夜撰歌合』『千五百番歌合』などの作者。似絵の開祖。『うきなみ』『弥世継』(散佚物語)を著す。家集『隆信集』。千載集初出。
【関係】
「旅泊鹿」題に「猪名の湊」を詠み、千載集313に載る。
- もっと詳しく知るために
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