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兵庫ゆかりの作家

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ごとばいん後鳥羽院

  • 治承四年~延応元年

PROFILE

【略歴】
第82代の天皇。諱は尊成。高倉天皇の皇子。母は藤原信隆の娘、殖子(七条院)。兄安徳天皇の蒙塵後、寿永二年(1183)践祚。土御門・順徳・仲恭の三代にわたって院政の主であった。承久三年(1221)承久の乱に敗れ、隠岐に流され、同地で没した。和歌所を設置、定家などに『新古今集』撰進を下命したが、実質的には院の親撰と見られる。『後鳥羽院御口伝』を記し、日記に『後鳥羽院宸記』。家集『後鳥羽院御集』。新古今集初出。

【関係】
歌枕としての「芦の屋の灘」「野中の清水」「灘のしほや」「野島が崎」「生田の森」「藤江の浦」を詠む。

もっと詳しく知るために
王朝の歌人 10 後鳥羽院 我こそは、にい島守よ 樋口芳麻呂 集英社
日本古典文学大系. 第65 歌論集 久松潜一校注 岩波書店
日本詩人選 10 後鳥羽院 丸谷才一 筑摩書房
保田與重郎文庫 4 後鳥羽院 保田與重郎 新学社
和歌文学大系 24 後鳥羽院御集 寺島恒世 明治書院

文学碑

場所 碑文
神戸市中央区葺合町布引公園布引滝遊歩道 後鳥羽院御製 布引のたきのしらいとうちはへて たれ山風にかけてほすらむ 蛍とぶあしやの浦のあまのたく 一夜もはれぬ五月雨のそら
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