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兵庫ゆかりの作家

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おおなかとみのよしのぶ大中臣能宣

  • 延喜二一年~正暦二年

PROFILE

【略歴】
父は伊勢神宮祭主頼基。子に輔親。梨壺の五人の1人として撰和歌所寄人となり、万葉集の訓釈、勅撰集の撰進に携わった。『後撰集』撰者。家集の『能宣集』は、円融天皇・花山天皇から召され、清原元輔・曾禰好忠・源順らとの交流が窺える。『天徳四年内裏歌合』、貞元2年(977)『三条左大臣殿前栽歌合』、『寛和二年内裏歌合』、『皇太后宮歌合』などに出詠。拾遺集初出。

【関係】
拾遺集348には「旅にまかりけるに、印南野に宿りて」とあり、後拾遺集520には「筑紫へ下りけるに、道に須磨の浦にてよみ侍ける」と題する和歌が載る。

もっと詳しく知るために
私家集注釈叢刊 7 能宣集注釈 増田繁夫校注・訳 貴重本刊行会
冷泉家時雨亭叢書 第14巻 平安私家集 1 田中登解題 朝日新聞社
冷泉家時雨亭叢書 第16巻 平安私家集 3 田中登解題 朝日新聞社
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