常設展示

兵庫ゆかりの作家

  1. TOP
  2. 常設展示
  3. 兵庫ゆかりの作家
  4. 源俊頼

みなもとのとしより源俊頼

  • 天喜三年頃~大治四年。三年説もある。 (1055~)

PROFILE

【略歴】
父は大納言経信。母は土佐守源貞亮の娘。一時期橘俊綱の養子。俊恵の父。従四位上木工頭。天永二年(1111)以後は散位。その後、出家した。堀河帝・忠通家・顕季家で主催された多くの歌会・歌合に作者・判者として活躍し、当代第一の歌人として遇された。『四条宮扇合』(代作)『高陽院七番歌合』『堀河院艶書合』『堀河百首』『永久百首』『六条宰相家歌合』『関白内大臣家歌合』などの作者。白河院の院宣により『金葉集』撰進。歌論書に『俊頼髄脳』。家集『散木奇歌集』。金集葉初出。

【関係】
家集・悲嘆部には「室」から「高砂」「明石」「淡路」「須磨」「和田の岬」「生田」「鳴尾」等を辿る和歌が詠まれる。題詠として詠まれた「須磨」「明石」「野島が崎」なども詞花集・千載集・新古今集に入集する。

もっと詳しく知るために
散木奇歌集 集注篇. 上下巻 関根慶子他 風間書房
散木奇歌集の研究と校本 関根慶子 明治図書出版
冷泉家時雨亭叢書 第24巻 散木奇歌集 川村晃生解題 朝日新聞社

文学碑

場所 碑文
神戸市中央区葺合町布引公園布引滝遊歩道 源 俊頼 山姫の嶺の梢にひきかけて 晒せる布や滝の白波
ページの先頭へ