たいらのただもり平忠盛
- 永長元年~仁平3年
PROFILE
【略歴】
桓武平氏。讃岐守正盛の子。清盛・経盛・忠度らの父。白河・鳥羽・崇徳の三上皇に仕え、伯耆・備前・播磨などの国守や、皇后宮亮・内蔵頭を歴任して、正四位上刑部卿に至る。源顕仲家・藤原顕輔家などの歌合・歌会に出詠。『平家物語』にも挿話が載せられる。『久安百首』作者。家集『平忠盛集』。金葉初出。
【関係】
播磨の国守も務めたが、伯耆から帰京の際、明石を通過したこと詠んだ和歌が金葉集216に載る。「都人から明石の月はいかが」と問われて詠んだもの(忠盛集)。
- もっと詳しく知るために
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新日本古典文学大系44・45 平家物語 梶原正昭 山下宏明校注 岩波書店
新編日本古典文学全集45・46 平家物語. 市古貞次校注・訳 小学館