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兵庫ゆかりの作家

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そねのよしただ曾禰好忠

  • 延長元年頃か~長保五年頃か

PROFILE

【略歴】
長期間六位の丹後掾であったことから、曾丹後・曾丹と呼ばれた。父母の名は未詳。百首歌や360首からなる「毎月集」、尻取連作の「つらね歌」など新しい形式を創出した。源順・大中臣能宣・源重之・源兼澄ら、当時の代表的な歌人たちと親しく交わっていた。『三条左大臣殿前栽歌合』、『小野宮右衛門督君達合』、『寛和二年(986)内裏歌合』、『藤原道長歌合』などに出詠。家集に『曾丹集(好忠集)』。拾遺集初出。

【関係】
「飾磨」を詠む歌が、詞花集230に載る。

もっと詳しく知るために
曽禰好忠集全釈 神作光一 島田良二著 笠間書院
日本歌人講座 第2 中古の歌人 曽禰好忠 窪田敏夫 弘文堂
和歌文学講座 第6巻 曾禰好忠 神作光一 桜楓社

文学碑

場所 碑文
伊丹市瑞ヶ丘5丁目瑞ヶ丘公園内南               曽禰好忠 川上やあぢふの池のうきぬなは うきことあれやくる人もなし          後拾遺和歌集より
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