みなもとのすけつな源資綱 寛仁四年~永保二年 PROFILE 【略歴】 父は権中納言顕基。母は藤原実成の娘。閑院の大臣公季は曾祖父。正二位中納言に至る。永承4年(1049)『内裏歌合』や、『侍臣詩合』に参加し、和歌漢詩文に通じる。『和漢兼作集』作者。『康資王母集』や『弁乳母集』に贈答が見える。後拾遺集初出。 【関係】 白河天皇中宮賢子の中宮大夫を務め、明石に「潮湯浴み(海水浴)」に行った際に、中宮のもとを思って和歌を詠む(後拾遺集523)。 同じ時代のゆかりの作家 中務 源為憲 藤原秀能 赤染衛門 藤原実定 藤原隆信