梶原　サナヱ写真

かじわら　さなゑ梶原　サナヱ

昭和8～ (1933～)
ジャンル：川柳作家
出身：兵庫県神戸市

PROFILE

兵庫県神戸市に生まれる。昭和8年（1933）神戸市生まれ。昭和58年（1983）に川柳入門。昭和60年（1985）、時の川柳社同人となる。平成2年（1990）より兵庫県立リハビリテーション病院にて患者に川柳の指導を始める。阪神淡路大震災の間も続けられ、現在に至るまで継続中。平成13年（2001）、川柳須磨浦会代表をつとめる。現在、兵庫県川柳協会・神戸川柳協会、理事。社会保険センター川柳講座講師。朝日カルチャー川神戸柳講座講師。
【代表句】
　　　人という形で開く傘をさす
　　　時刻表に合わせる人間の時間
　　　信念があり男おとこの顔になる
　　　自動ドアー弱者よばわりなどさせぬ
　　　五分咲きの花の命を手に受ける

《略年譜》

年	年齢	事項
1983	50	川柳入門。
1985	52	時の川柳社同人。川柳ひらの会、川柳須麿浦会等で研鑽を積む。
1990	57	兵庫県立リハビリテーションセンター病院にて患者に川柳の指導。阪神大震災の間も、現在に至るまで続行中。
2001	68	川柳須磨浦会代表となる。他、社会保険センター川柳講座講師、朝日カルチャー神戸川柳講座講師。

兵庫県との関係: 生誕（神戸市）

代表作品

作品名	刊行年	版元
合同句集「ひらの」	1992	丸善神戸支店
一椀の詩‐川柳句集	2004	友月書房
合同句集「綿津見」

受賞歴

受賞年	受賞内容	受賞作品
1998	岡山県知事賞	割り印のもう片方は神が持つ
1999	岡山県知事賞	大正の背筋簡単には曲げぬ
2000	全日本川柳大会　大会賞	男の胸にいつも起点となる花火
2001	文部科学大臣　奨励賞	一献に酔う人間がぽろり出る