いさじ むせい伊佐次 無成
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昭和3~ (1928~)
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ジャンル:
川柳作家
- 出身:東京都
PROFILE
兵庫県神戸市に在住。昭和3年(1928)東京都生まれ。昭和29年(1954)4月、川柳文芸へ師事し、昭和30年(1955)、ふあうすと川柳社同人に推薦される。昭和55年(1980)、文部大臣奨励賞を受賞する。昭和60年(1985)、ふあうすと同人30年表彰を受け、昭和63年(1988)には、年間ふあうすと賞最優秀に選ばれる。
【代表句】
昨日の皿に昨日が残るパンの耳
炎天をゆられて人夫と砂通る
終着駅についてゆっくり倒れそう
ほんとうのひとりがひとりの楽器もつ
いつぽんと氷河を渡る無頼漢
《 略年譜 》
年 |
年齢 |
事項 |
1928 |
0 |
9月9日、東京に生まれる。 |
1953 |
25 |
大和田電気科を卒業。関西電力株式会社神戸支店へ入社。川柳文芸(旅人) |
1955 |
27 |
ふあうすと川柳社同人になる。 |
1988 |
60 |
ふあうすと川柳社副主幹。 |
1998 |
70 |
紋太句碑再建立に尽力。 |
- 兵庫県との関係
- 在住(神戸市)
受賞歴
受賞年 |
受賞内容 |
受賞作品 |
1971 |
CR文芸 第1位 |
炎天を揺られて人夫と砂通る |
1980 |
日本川柳大会 文部大臣賞 |
昨日の皿に昨日がのこるパンの耳 |
1982 |
神戸市長賞 |
いっぽんの氷河を渡る無頼漢 |
1983 |
神戸市長賞 |
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1984 |
兵庫県県民川柳大会 兵庫県知事賞 |
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1985 |
第12回明石川柳大会 文芸祭賞 |
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1986 |
兵庫県県民川柳大会 兵庫県文化協会賞 |
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1987 |
兵庫県県民川柳大会 知事賞ふあうすと川柳社 |
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1988 |
ふあうすと川柳社 最優秀作品賞第3回兵庫県国民文化祭ひようご88 |
ほんとうのひとりがひとつ楽器持つ一対の皿確執にわれ易き |
1990 |
合同川柳大会 季句賞 |
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1992 |
神戸市長賞 |
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1994 |
第17回神戸川柳大会 |
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1995 |
あかとんぼ特別功労賞 |
終着駅についてゆっくり倒れよう |
1997 |
希凛賞の会 希凛賞 |
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1998 |
希凛賞の会 希凛賞ふあうすと川柳社 特別功労賞第36回もみじまつり川柳大会 |
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