いずみ ひろし泉 比呂史
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昭和7~平成19
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ジャンル:
川柳作家
- 出身:大阪市
PROFILE
兵庫県加古川市に居住。昭和7年(1932)大阪市生まれ。15才で作句をはじめ、昭和26年(1951)に、ふあうすと川柳社同人となる。昭和27年(1952)、母、泉梨花女と網干川柳同好会を創立。その後、神戸川柳協会副理事長、ふあうすと川柳社主幹、兵庫県川柳協会理事長、(社)全日本川柳協会理事などを歴任。平成13年(2001)、半どんの会文化賞・及び兵庫県功労賞(川柳)ほか、受賞多数。毎年4月にふあうすと川柳大会を開催し、年間賞の優秀作品発表などを行っている。平成19年1月6日肝不全のため、自宅にて死去 74歳
【代表句】
妻の肩叩き独りは生きられず
合格のいちにち笑うことばかり
ごくごくと水飲みいのちたしかめる
ぜんざいで告白をしていいですか
妻の名のほかは寝言に出さぬよう
《 略年譜 》
年 |
年齢 |
事項 |
1946 |
14 |
逓信省に奉職(大阪逓信講習所兵庫支所) |
1947 |
15 |
母、梨花女の指導で川柳をはじめる。 |
1951 |
19 |
ふあうすと川柳社同人。 |
1952 |
20 |
泉梨花女とともに網干川柳同好会を興す。 |
1974 |
42 |
近畿郵政だよりに川柳欄を創設、以後20年間選者として管内職員の作品選考にあたる。 |
1987 |
55 |
神戸刑務所篤志面接委員に委嘱され、被収容者の川柳作品の指導にあたる。 |
1996 |
64 |
神戸高丸郵便局長を最後に退官。 |
1999 |
67 |
ふあうすと川柳社主幹となる。 |
2000 |
68 |
兵庫県川柳協会理事長となる。 |
2001 |
69 |
(社)全日本川柳協会理事となる。 |
2003 |
71 |
毎日新聞「兵庫文芸」川柳欄担当。 |
2004 |
72 |
NHK学園講師。 |
2006 |
74 |
肝不全のため、自宅にて死去 |
- 逝去地
- 加古川市
- 兵庫県との関係
- 居住(加古川市)
代表作品
作品名 |
刊行年 |
版元 |
備考 |
泉比呂史川柳句集「比呂史の川柳」 |
2002 |
丸善 |
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受賞歴
受賞年 |
受賞内容 |
受賞作品 |
2001 |
ふあうすと川柳社永年同人(50年)功労者表彰 |
土を割るほんとに小さい花の種子しっかりと明日を掴む豆の蔓光らない石を握るとあたたかい盃の数だけ友に恵まれる凡人でよし青空の下あるく |
2001 |
21世紀記念ふあうすと川柳大会(兵庫県議会議長賞) |
ぼくの指す星座を妻が見てくれる |
2001 |
半どんの会文化賞 |
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2001 |
兵庫県文化功労賞(川柳) |
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2002 |
全日本川柳大会沖縄大会(川柳大賞) |
いくさのない海の中心まで泳ぐ |
2004 |
ふあうすと75周年記念大会(神戸川柳協会賞) |
傘立てに善意の傘がすぐもどる |
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