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兵庫ゆかりの作家

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  4. 藤原良経

ふじわらのよしつね藤原良経

  • 仁安四年~元久三年

PROFILE

【略歴】
後京極殿・中御門摂政と称され、式部史生・秋篠月清・南海漁父・西洞隠士などと号す。月輪関白九条兼実の二男、母は秀行の娘。従一位摂政太政大臣に至る。俊成を指導者とし、定家ら御子左家の歌人と交流を続け新風和歌を生む土壌を作った。九条家歌壇を主催し『六百番歌合』を催す。和歌所筆頭寄人、新古今集仮名序作者となる。日記に『殿記』、家集『秋篠月清集』。他に『後京極殿御自歌合』『三十六番相撲立詩歌』。千載集初出。

【関係】
後鳥羽院の召による『正治初度百首』で「須磨の浦」を詠み、新古今集1083に入集。また同じく院主催の『仙洞句題五十首』で「月照滝水」題に「布引の瀧」を詠む(続古今集)。

もっと詳しく知るために
藤原良経全歌集とその研究 青木賢豪 笠間書院
日本歌人講座 第4 中世の歌人 第2 藤原良経 山崎敏夫 弘文堂
日本詩人選 23 藤原良経 塚本邦雄 筑摩書房

文学碑

場所 碑文
伊丹市春日丘4丁目発音寺東散歩道 秋篠月清 ゐなやまのみちのさゝはらうづもれて おちばがうへにあらしをぞきく
神戸市中央区葺合町布引公園布引滝遊歩道 藤原良經 山人の衣なるらし白妙の 月に晒せる布引のたき
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