PROFILE

【略歴】
二条関白・後二条関白と呼ばれる。父は関白太政大臣師実。母は源師房の娘麗子。祖父に頼通、息に忠実。従一位関白内大臣に至る。承暦２年（１０７８）『内裏歌合』などに念人・方人として参加。歌会を主催し、経信・俊頼らとともに歌を詠む。和漢に秀れていた他、諸芸にも通じ、『琵琶血脈』にその名が見える。日記『後二条師通記』がある。後拾遺集初出。

【関係】
父、関白太政大臣師実と布引の瀧を見て、和歌を詠む（新古今集１６５２）。

もっと詳しく知るために

大日本古記録〔第7〕上中下 後二条師通記. 東京大学史料編纂所 岩波書店