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兵庫ゆかりの作家

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いずみしきぶ和泉式部

  • 貞元2年もしくは天元初め頃か~

PROFILE

【略歴】
雅致女式部・江式部とも。大江雅致の女。母は平保衡の女。橘道貞と結婚、小式部内侍を儲ける。道貞任和泉守の際、ともに下向し、「和泉式部」とよばれた。弾正宮為尊親王との恋愛に次いで、為尊死後は弟大宰帥敦道親王と恋愛、敦道邸に迎えられたことは『和泉式部日記』に詳しい。中宮彰子に出仕。のち藤原保昌と再婚。家集『和泉式部正集』『同続集』がある。拾遺集初出。

【関係】
後拾遺集・恋三・691に「津の国のこやとも人をいふべきにひまこそなけれ蘆の八重葺き」とあり、藤原公任に絶讃されたという。

もっと詳しく知るために
王朝の歌人 6 和泉式部 恋歌まんだら 清水好子 集英社
新潮日本古典集成 和泉式部日記・和泉式部集 野村精一校注 新潮社
新編日本古典文学全集 26 和泉式部日記 藤岡忠美校注・訳 小学館
日本の作家 13 和泉式部 実存を見つめる 久保木寿子 新典社
日本詩人選 8 和泉式部 寺田透 筑摩書房

文学碑

場所 碑文
相生市若狭野町雨内旧跡   苔筵敷島の道に行くれて  和泉式部旧跡     雨の内にしやどり木のかげ
伊丹市瑞ヶ丘5丁目瑞ヶ丘公園内南東   和泉式部歌 津の国のこやとも人をいふべきに ひまこそなけれ芦の八重葺           後拾遺和歌集より
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