ふじわらのすけみ藤原輔相 未詳~未詳。天暦一〇年頃か。 PROFILE 【略歴】 藤六と称される。父は越前権守弘経。権中納言長良の孫。無官。「六位」であったので藤六と呼ばれたか。『宇治拾遺物語』『袋草紙』などに挿話が載る。家集『藤六集』。物名歌に長じ、拾遺集物名部に三七首入集する。 【関係】 物名歌に「いなみの」題で詠み、拾遺集376に載る。 もっと詳しく知るために 冷泉家時雨亭叢書 第17巻 平安私家集 4 藤六集 片桐洋一 田中登解題 朝日新聞社 同じ時代のゆかりの作家 藤原顕季 公朝権僧正 寂蓮 清原元輔 吹※(くさかんむりに欠)(ふふき)の刀自(とじ) 大伴旅人