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1995年1月17日早朝に発生した阪神・淡路大震災は神戸を中心とした地域一帯に甚大な被害を及ぼしました。兵庫県立近代美術館が開館して25年、四半世紀を迎えようとする時期でしたが、建物だけでなく展示中の作品が落下、転倒、破損するなど美術品も大きな被害を受けました。あれから30年―その間県立近代美術館は2002年に現在の地に移転、兵庫県立美術館と名称を変え文化の復興のシンボルとして、展覧会を中心とするさまざまな事業をおこなってきました。 当館では震災以降、5年、10年、20年という節目の年にコレクション展を中心に震災に関連する企画を開催しました。30年目を迎える本年は、特別展、チャンネル展と連動し、美術館全体で震災30年を考える展示を行います。加えて、県立近代美術館が開館して55年=約半世紀となることから当館のコレクションを改めて振り返る機会とします。

コレクション展Ⅲ
阪神・淡路大震災30年
「あれから30年-県美コレクションの半世紀」
Collection ExhibitionⅢ
30 Years on from the Great Hanshin-Awaji Earthquake
A Half Centuryof the Hyogo Prefectural Museum of Art Collection

会期

2025年1月7日[火]-4月6日[日]
※会期中、一部作品を展示替えします

休館日

月曜日
ただし1月13日[月・祝]、2月24日[月・振休]は開館、 1月14日[火]、2月25日[火]は休館

開館時間

午前10時-午後6時
入場は閉館30分前まで

主催 兵庫県立美術館
協賛 公益財団法人伊藤文化財団、
サンシティタワー神戸
(株式会社ハーフ・センチュリー・モア)、
兵庫県立美術館「芸術の館友の会」

観覧料

コレクション展Ⅲ 全室共通
  当日 団体
(20名以上)
特別展との
セット料金
一般 500円 400円 300円
大学生 400円 300円 200円
高校生以下 無料
その他割引適用料金
  当日 団体
(20名以上)
特別展との
セット料金
70歳以上 250円 200円 150円
障害者手帳などを
お持ちの方
一般
100円 100円 50円
障害者手帳などを
お持ちの方
大学生
100円 50円 50円
※ 一般以外の料金には、証明できるもののご提示が必要です
※ 障害者手帳等をお持ちの方1名につき、介助の方1名は無料

コレクション展無料の日

2025年
1月12日[日]
第2日曜日、自由に話せる観覧日
1月17日[日] ひょうご安全の日
2月9日 [日] 第2日曜日、自由に話せる観覧日
3月9日 [日] 第2日曜日、自由に話せる観覧日

※ 第2日曜日と、1月17日(ひょうご安全の日)は、公益財団法人伊藤文化財団の協賛により「無料」でご覧いただけます
1F
1F 第一室
第二室
小企画
第三室第五室
2F 常設展示室6
小磯良平記念室・金山平三記念室
1部 Part 1
第1部では、同時期開催の特別展「1995 ⇄ 2025 30年目のわたしたち」と連動し、震災をテーマとする所蔵品を中心に構成します。あわせて美術品レスキューの取り組みや当時被災した彫刻作品の修復について紹介します。
あれから30年 阪神・淡路大震災と兵庫県立美術館
〈常設展示室1、4〉
The great Hanshin-Awaji Earthquake and Hyogo Prefectural Museum of Art
Permanent Collection Gallery 1,4
よみがえった作品
-彫刻作品の修復について
〈常設展示室5〉
Revitalized Works: Restoring Sculpture
Permanent Collection Gallery 5
第1部の展示構成 →
2部 Part 2
第2部では、約半世紀にわたり収集した近現代美術のコレクションを6つの視点から眺め、日本・近現代・美術、そして当館コレクションの特質を探ります。

兵庫県立美術館の半世紀
1
県美コレクション収集の軌跡-6つの視点から
〈常設展示室2、3、6〉
Fifty Years of the Hyogo Prefectural Museum of Art:
Tracing the Development of the Collection through Six Perspectives
Permanent Collection Gallery 2,3,6
第1章 近代の光-黎明期の洋画と版画
Section1 Modern Light: The Dawn of Oil Painting and Prints
第2章 海辺の光景-阪神間モダニズムと1930年代の洋画
Section2 Seaside Scenes- Hanshinkan Modernism and Yo-ga of 1930s
第3章 流動するイメージ
Section3 Flowing Images
第4章 周縁の終焉 サブカルと前衛
Section4 The End of the Outside: Subculture and the Avant-Garde
第5章 線のトリセツ―日本美術のなかの線
Section5 A Line Guide: Lines in Japanese Art
第6章 心の内奥へ―南画と表現主義
Section6 Deep Within the Heart: Nanga Painting and Expressionism
2
小磯良平と収集の半世紀
〈小磯良平記念室〉
Fifty Years of Collecting Koiso Ryohei
Koiso Ryohei Memorial Gallery
金山平三と収集の半世紀
〈金山平三記念室〉
Fifty Years of Collecting Kanayama Heizo
Kanayama Heizo Memorial Gallery
第2部の展示構成 →
関連事業
館長といっしょ!Vol.14 「彫刻家、青木野枝さんをお迎えして ―兵庫県立美術館への屋外作品設置を終えて」
ゲスト:青木野枝氏(彫刻家)
2025年1月11日[土] 14:00-15:30(開場13:30-) KOBELCOミュージアムホール 定員100名 事前申込制(要コレクション展観覧券)
館長といっしょ!Vol.15 「美術館における保存修復 -防災とレスキュー活動-」
ゲスト:伊藤由美氏(神奈川県立近代美術館研究員)
2月15日[土] レクチャールーム 定員80名 参加無料(要コレクション展観覧券)
学芸員によるギャラリートーク
1月18日[土] 、2月22日[土] 、3月15日[土] 、4月5日[土]
各日11:00-11:30(受付開始15分前より)
定員20名、受付場所:1階コレクション展改札付近 当日先着順、参加無料(要コレクション展観覧券)
ゆっくり解説会in Winter (手話通訳・要約筆記付き解説会)
2月9日[日]  13:30-14:30 レクチャールーム(定員60名)
当日先着順、参加無料※コレクション展無料日
ミュージアム・ボランティアによるガイドツアー
会期中の土曜、日曜日 各日13:00-13:30
当日先着順、参加無料(要コレクション展観覧券)
こどものイベント
3月22日[土]
※詳細は当館Webサイトにてお知らせします