いわたに ときこ岩谷 時子
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~ (1916~)
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ジャンル:
作詞家・翻訳家
- 出身:旧朝鮮・京城
PROFILE
神戸女学院英文科を卒業する。大正5年(1916)旧朝鮮・京城に生まれる。神戸女学院卒業後、宝塚歌劇団出版部を経て、昭和26年(1951)東宝株式会社文芸部へ移籍する。昭和38年(1963)退社し作詞家として独立する。昭和39年(1964)「ウナセラ・ディ東京」「夜明けの歌」で第6回日本レコード大賞作詩賞、昭和41年(1966)「逢いたくて逢いたくて」「君といつまでも」で第8回日本レコード大賞作詩賞、昭和44年(1969)「いいじゃないの幸せならば」で第11回日本レコード大賞、同年「12人の女」で芸術祭賞文部大臣奨励賞、また、昭和56年(1981)にはミュージカルにおける訳詩で昭和55年度菊田一夫演劇賞特別賞、平成4年(1992)にはシャンソン詩集『ラストダンスは私に』で第34回レコード大賞企画賞をそれぞれ受賞する。そして、平成5年(1993)には勲四等瑞宝章を受勲する。近年では、「王様と私」「ジーザス クライスト スーパースター」「レ・ミゼラブル」などの訳詩をも手がける。また平成11年(1999)には、マネージャー・友人として親しく接したシャンソン歌手・越路吹雪について書いた『夢の中に君がいる』を発表した。他の主な著書に『愛の賛歌』『愛と悲しみのルフラン』がある。
《 略年譜 》
年 | 年齢 | 事項 |
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1916 | 0 | 旧朝鮮・京城に生まれる。 |
1951 | 35 | 神戸女学院卒業後、宝塚歌劇団出版部を経て、この年に東宝株式会社文芸部へ移籍する。 |
1963 | 47 | 退社し作詞家として独立する。 |
1964 | 48 | 「ウナセラ・ディ東京」「夜明けの歌」で第6回日本レコード大賞作詩賞を受賞する。 |
1966 | 50 | 「逢いたくて逢いたくて」「君といつまでも」で第8回日本レコード大賞作詩賞を受賞する。 |
1969 | 53 | 「いいじゃないの幸せならば」で第11回日本レコード大賞、同年「12人の女」で芸術祭賞文部大臣奨励賞を受賞する。 |
1981 | 65 | ミュージカルにおける訳詩で昭和55年度菊田一夫演劇賞特別賞 |
1992 | 76 | シャンソン詩集『ラストダンスは私に』で第34回レコード大賞企画賞を受賞する。 |
1993 | 77 | 勲四等瑞宝章を受勲する。 |
1999 | 83 | マネージャー・友人として親しく接したシャンソン歌手・越路吹雪について書いた『夢の中に君がいる』を発表する。 |
- 兵庫県との関係
- 神戸女学院英文科卒業
代表作品
作品名 | 刊行年 | 版元 | 備考 |
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愛の讃歌 | 1967 | 山梨シルクセンター出版部 | |
愛と悲しみのルフラン | 1982 | 講談社 | |
夢の中に君がいる | 1999 | 講談社 | |
受賞歴
受賞年 | 受賞内容 | 受賞作品 |
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1964 | 第6回日本レコード大賞作詩賞 | 「ウナセラ・ディ東京」「夜明けの歌」 |
1966 | 第8回日本レコード大賞作詩賞 | 「逢いたくて逢いたくて」「君といつまでも」 |
1969 | 第11回日本レコード大賞 | 「いいじゃないの幸せならば」 |
1969 | 芸術祭賞文部大臣奨励賞 | 「12人の女」 |
1981 | 昭和55年度菊田一夫演劇賞特別賞 | ミュージカルにおける訳詩 |
1992 | 第34回レコード大賞企画賞 | シャンソン詩集『ラストダンスは私に』 |
1993 | 勲四等瑞宝章 | |
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