みやけ しゅうたろう三宅 周太郎
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明治25~昭和42
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ジャンル:
演劇評論家
- 出身:兵庫県加古川市
PROFILE
兵庫県加古川市に生まれる。明治25年(1892)兵庫県加古川市に生まれる。6歳の時、父親が町に劇場を建て演劇に親しむ。明治45年(1912)慶応義塾大学文科進学後もますます演劇熱が高まる。大正6年(1917)在学中「三田文学」に「新聞劇評家に質す」を発表、演劇評論家としてデビューする。大正7年(1918)慶応義塾大学卒業。大正11年(1922)『演劇往来』を刊行。大正12年(1923)から大阪毎日新聞に勤務し、大正13年(1924)東京へ転任する。第二次「演劇新潮」を出す際に編集長として菊池寛に招かれる。その一方で歌舞伎や文楽も好み、連載などをまとめた『文楽之研究』が評論家としての地位を確立した。昭和39年(1964)菊池寛賞受賞。他の著書に『演劇評話』、『演劇巡礼』、『観劇半世紀』などがある。
《 略年譜 》
年 | 年齢 | 事項 |
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1892 | 0 | 兵庫県加古川市に生まれる。 |
1912 | 20 | 慶応義塾大学文科入学。 |
1917 | 25 | 在学中「三田文学」に「新聞劇評家に質す」を発表、評判となる。 |
1918 | 26 | 慶応義塾大学卒業。 |
1922 | 30 | 『演劇往来』を刊行。 |
1923 | 31 | 大阪毎日新聞に入社。 |
1924 | 32 | 東京へ転任。 |
1930 | 38 | 『文楽之研究』が評価される。 |
1964 | 72 | 菊池寛賞受賞。 |
1967 | 75 | 死去。 |
- 兵庫県との関係
- 生誕 加古川市
代表作品
作品名 | 刊行年 | 版元 | 備考 |
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演劇評話 | 1928 | 新潮社 | |
文楽之研究 | 1930 | 春陽堂 | |
演劇巡礼 | 1935 | 中央公論社 | |
観劇半世紀 | 1948 | 和敬書店 | |
受賞歴
受賞年 | 受賞内容 | 受賞作品 |
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1964 | 菊池寛賞 | |
1967 | 日本芸術院賞恩賜賞 | |
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