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兵庫ゆかりの作家

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ふじわらのためいえ藤原為家

  • 建久九年~建治元年

PROFILE

【略歴】
法名は融覚。中院禅門、民部卿入道と称された。藤原定家の嫡男。阿仏尼を後妻とする。子に、為氏・為兼・為相ら。正二位権大納言、民部卿となる。青年期は蹴鞠に熱中したが、父の没後は歌壇に重きをなした。慈円の諭しにより『為家千首』を詠み、父に認められた逸話が残る(井蛙抄)。建長三年(1251)には後嵯峨院の命により続後撰集を撰進した。歌学書に『詠歌一体』。新勅撰集初出。

【関係】
『為家千首』や『為家五社百首』などの際に「淡路島・松帆の浦」「二見潟」「印南野」「日笠の浦」「室の泊り」などを詠み、夫木抄に載る。

もっと詳しく知るために
藤原為家全歌集 佐藤恒雄編 風間書房
冷泉家時雨亭叢書 第10巻  為家詠草集 佐藤恒雄解題 朝日新聞社
冷泉家時雨亭叢書第6巻 続後撰和歌集 為家歌学 佐藤恒雄解題 朝日新聞社

文学碑

場所 碑文
伊丹市瑞ヶ丘1丁目たんたん小道 たびごろもつまふくかぜのさむき夜に やどこそなけれゐなのさゝはら
神戸市兵庫区松原通 須佐野公園内 秋風に 吹きくる峰の    村雨にさして宿かる  和田の笠松
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