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兵庫ゆかりの作家

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ぜあみ世阿弥

  • 貞治二年か~嘉吉三年か

PROFILE

【略歴】
通称三郎。実名元清。室町時代の能役者。謡曲作者。観阿弥の子で二代目の観世大夫。義満・義持の後援を受けた。新曲の作曲とともに古曲を改作し、多くの能楽論書を書いた。『風姿花伝』『花習内抜書』『音曲口伝』『花鏡』『至花道』など。また代表作に高砂・弓八幡・老松・養老・忠度・敦盛・頼政・井筒・江口・西行桜・班女・桜川・花筺・蘆刈・砧・融・野守など。

【関係】
作曲した謡曲『松風』は、須磨に流離した行平伝説をもとにしたもの。また平忠度を描いた『忠度』で「鳴尾」を、『高砂』で「淡路」などを描写した。

もっと詳しく知るために
観阿弥・世阿弥時代の能楽 竹本幹夫 明治書院
観世寿夫世阿弥を読む 観世寿夫 平凡社
世阿弥の能 堂本正樹 新潮選書
日本の作家100人  世阿弥 人と文学 石黒吉次郎 勉誠出版
日本思想大系新装版. 芸の思想・道の思想 1 世阿弥・禅竹 表章
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