ふじわらのきよすけ藤原清輔
- 長治元年(114~治承元年
PROFILE
【略歴】
左京大夫顕輔の次男。母は高階能遠の娘。重家・顕昭・季経等の兄。正四位下太皇太后宮大進。俊成と並び称される歌人、および博学の歌学者であり、顕輔より人麿影を授けられ、六条藤家の歌道を支えた。『久安百首』『住吉社歌合』などの作者。『実国家歌合』『右大臣家歌合』では判者・作者となった。私撰集に『続詞花集』(二条院下命)。歌学書に『奥儀抄』『和歌一字抄』『袋草紙』『和歌初学抄』等。家集『清輔集』。千載集初出。
【関係】
家集、述懐百首の中に「鳴尾」を詠む。
- もっと詳しく知るために
- 新日本古典文学大系 29 袋草紙 藤岡忠美校注 岩波書店