ほそい わきぞう細井 和喜蔵
- 明治30~大正14
- ジャンル: 小説家
- 出身:京都府与謝郡
PROFILE
明治30年、京都府与謝郡加悦町で生まれる。父は婿養子で出生前に離縁。母は6歳のときに自殺。祖母に育てられたが、祖母の死後小学校を5年で中退。大正5年、大阪へ出て、紡織工場で働きながら職工学校に通う。大正9年に上京し、東京モスリン紡績亀戸工場へ入り労働争議に参加。25歳で同工場女工の堀としをと結婚。『女工哀史』を執筆中に関東大震災に遭い、兵庫県能勢山中へ逃れ、小工場で働きながら書き継ぐ。大正13年、上京し、「改造」に一部発表。翌年、亀戸博愛病院にて死去。
- 逝去地
- 東京
- 兵庫県との関係
- 居住 姫路
代表作品
作品名 | 刊行年 | 版元 | 備考 |
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工場 | 1925 | 改造社 | |
女工哀史 | 1925 | 改造社 | |
奴隷 | 1926 | 改造社 | |
無限の鐘 | 1926 | 改造社 |