まつぎ のぶひこ真継 伸彦
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昭和7~ (1932~)
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ジャンル:
小説家
- 出身:京都府
PROFILE
昭和7年京都府生まれ。京都大学卒業後上京し、校正のアルバイト・専修大学図書館勤務・青山学院大学講師などをしながら同人誌活動。昭和38年、中世の一向一揆を背景に信仰の意味を問う小説「鮫」で第2回文芸賞を受賞し作家生活に入る。「鮫」は第二部「無明」、第三部「華厳」と20年を費やして書きつがれる。主な作品に「光る声」、自伝的長編「青空」、「樹下の仏陀」、「男あり」などがある。また仏教への関心も深く、「親鸞全集」の個人全訳がある。現在、執筆と姫路獨協大学外国語学部教授を兼任。大阪市在住。
《 略年譜 》
年 | 年齢 | 事項 |
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192 | 0 | 3月18日京都府に生まれる. |
1950 | | 京都大学入学 |
1964 | | 「鮫」 第2回文藝賞受賞,映画化. |
1967 | | 桃山学院大学 |
1970 | | 小田実,高橋和巳らと「人間として」の発刊に参加.(~72) |
1975 | | 芝浦工業大学講師となる. |
- 兵庫県との関係
- 勤務 姫路獨協大学
代表作品
作品名 | 刊行年 | 版元 | 備考 |
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鮫 | 1964 | 河出書房新社 | |
光る聲 | 1966 | 河出書房新社 | |
未来喪失者の行動 | 1967 | 河出書房新社 | |
無明 | 1970 | 河出書房新社 | |
わが薄明の時 | 1973 | 新潮社 | |
青春の遺書 | 1973 | 筑摩書房 | |
林檎の下の顔 | 1974 | 筑摩書房 | |
深淵への帰行 | 1975 | 筑摩書房 | |
親鸞 | 1975 | 朝日新聞社 | |
新しい宗教を求めて | 1975 | 筑摩書房 | |
闇に向かう精神 | 1977 | 構想社 | |
高橋和巳論 | 1980 | 文和書房 | |
無明の世界 | 1981 | 文和書房 | |
樹下の仏陀 | 1982 | 筑摩書房 | |
男あり | 1983 | 筑摩書房 | |
青空 | 1983 | 毎日新聞社 | |
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