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兵庫ゆかりの作家

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すえたか季鷹

  • 宝暦4~天保12
  • ジャンル: 江戸期歌人
  • 出身:京

PROFILE

【兵庫県との関係・略歴】
上賀茂神社社家に生まれ、有栖川宮の諸太夫で、縁戚の山本家の養子になる。有栖川職仁親王の寵遇を得、和歌、国学、書道の才を磨き、親王逝去のち、20歳にして江戸へ下り村田春海、加藤千蔭らと親交を結ぶ。寛政5年(1793)、40歳、一説には寛政3年(1791)、38歳の時帰郷、上賀茂の社務に従事する。帰京後は歌人として名声を博し、香川景樹とともに化政・天保期の京を代表する歌人となった。また、狂歌もよくし、能書、蔵書家としても知られている。雲錦、生山とも号す。

逝去地
兵庫県との関係
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もっと詳しく知るために
加茂季鷹の生涯と学統 土岐武治 1971 昭和46年 「花園大学研究紀要」第2号

代表作品

作品名 刊行年 和暦 備考
伊勢物語傍注(注釈) 1776
正誤仮名遣(語学) 1788
富士日記(紀行文) 1790 翻刻:『甲斐叢書』1
かりの行かひ(書簡集) 1802 翻刻:『加茂真淵全集』4
雲錦翁家集(私家集) 1820 翻刻:『校註国歌大系』17
みあれの百くさ(和歌集) 1848 翻刻:『賀茂真淵全集』4

文学碑

場所 碑文
神戸市中央区葺合町布引公園布引滝遊歩道 分入し生田の小野の柄もこゝに くちしやはてむ布曳の滝
神戸市中央区葺合町布引公園布引滝遊歩道 たち縫ぬ絹にしあれど旅人の まづきて見や布曳の滝     季鷹

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