きりすみ桐栖
- 明和8~文政3
- ジャンル: 俳人
- 出身:大坂
PROFILE
【兵庫県との関係】
享和元年(1801)の末頃、兵庫江川町(現・兵庫区)に移住。
【略歴】
没年未詳。文政3年(1820)の知命賀集『ざれ翁』から逆算すると、明和8年(1771)の生まれと推定。別号、五彩堂。初め大坂奉行所の役人与力。矩州門。五彩堂の庵号は矩州から受け継いだもの。編著に享和3年(1803)秋の『木魂(こだま)』、士朗関係の撰集から7部を選んで編んだ『士朗七部集』などがある。なお、この小本『士朗七部集』には「枇把園門人五彩堂蔵版」とするものがある。
――きりぎりす木葉うつなる門の口――(『兵庫船』)
- 逝去地
- 兵庫江川町
- 兵庫県との関係
- 居住 兵庫江川町
- もっと詳しく知るために
- 摂西兵庫俳諧史 坂井華渓/著 1959 昭和34年 みるめ書房
代表作品
作品名 | 刊行年 | 版元 | 備考 |
---|---|---|---|
木魂(俳諧撰集) | 1803 | ||
みそさゞゐ(俳諧撰集) | 1808 | ||
ざれ翁(俳諧賀集) | 1820 | ||
士朗七部集(俳諧撰集) | 1911 |