あすかべのおおきみ安宿王
- 未詳~未詳
PROFILE
【略歴】
父は長屋王。母は藤原不比等の娘。天平勝宝三年(751)正四位下。播磨の守、讃岐守の後、天平宝字元年(757)橘奈良麻呂の変に座し、佐渡に流され、後に、高階真人の姓を賜る。
【関係】
天平勝宝五年(753)播磨の守となる。播磨守として孝謙天皇、聖武天皇、光明皇后の宴に、「印南野の赤ら柏」の歌を奏上する。
- もっと詳しく知るために
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新潮日本古典集成 万葉集 青木生子他校注 新潮社
新日本古典文学大系 万葉集 佐竹昭広他校注 岩波書店
新編日本古典文学全集 万葉集 小島憲之他校注・訳 小学館
文学碑
場所 | 碑文 |
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高砂市曽根町曽根天満宮参道(玉垣) | 稲見野のあから柏は時はあれど 君を吾が思ふ時はさね無し |
明石市大久保町西島西島藪の下公園 | いなみ野のあから柏は時はあれど 君を吾が思ふ時は実(さね)無し |
加古郡稲美町万葉の森 | 伊奈美野の赤ら柏は時はあれど 君をあかもふ時はさねなし |