2021.1.17更新
出品作家の紹介(坪内晃幸・木梨アイネ)
出品作家を展示風景付きで、随時、紹介していきます。
ぜひ展示室で作品をご覧ください!
坪内晃幸 つぼうち・てるゆき
生没年|1927-2005
具体に在籍した期間|1957-1972
松山生まれ。1956年から1960年まで読売アンデパンダン展に出品。1956年、『芸術新潮』に掲載された「具体美術宣言」に感銘を受け、自作を吉原治良に送り、以後師事した。吉原の勧めで1957年、第3回具体美術展に出品。スポイトで絵具を垂らしたり、タッチの細い線を画面に配置した軽快な絵画を制作。具体解散後も出身地松山を拠点として活動した。
木梨アイネ きなし・あいね
生没年|1929-1986
具体に在籍した期間|1965-1966
東京生まれ。本名は塩谷愛彦。大阪音楽学校(現・大阪音楽大学)を卒業後、1951年から大阪市立美術館付設研究所で学ぶ。1957年前衛美術集団デルタ、1962年現代抽象作家集団テムポの結成に参加。両グループで活動をともにした坂本昌也と具体に参加し、音楽をテーマにした抒情的な作品を発表。音楽活動に専念するために制作活動を休止するが、1977年に再開した。
本展展示風景
右|坪内晃幸《作品》1965年
左|木梨アイネ《作品》1964年
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