うつほものがたりうつほ物語(「宇津保物語」と書くのは古い。)
- 物語
概要
【作者】
作者未詳だが、和歌と漢文をよくする男性であろう。
【成立年】
西暦900年代の後半の作。
【備考】
全二十巻。日本最初の長編物語。
兵庫県との関係
菊の宴の巻の正頼一家の難波(なにわ)での祓えで、今は兵庫県尼崎市になっている「長洲(ながす)の浜」において式部卿宮(民部卿とある本は誤り)の妻になっている正頼の五女が歌をよむ。
もっとくわしく知るために
『源氏物語以前』 笠間書院 片桐洋一
テキスト
校注古典叢書 明治書院
新編日本古典文学全集 小学館