平家物語
- 巻号:巻第九
- 作者:未詳
内容
平家はこぞの冬の比(ころ)より、讃岐国八嶋の磯をいでて、摂津国難波潟へをしわたり、福原の旧都に居住して、西は一谷を城郭に構へ、東は生田の森を大手の木戸口とぞさだめける。其内(そのうち)福原・兵庫・板屋ど・須磨にこもる努、これは山陽道八ヶ国、南海道六ヶ国、都合十四ヶ国をうちしたがへてさめるるところの軍兵なり。
場所
須磨 (すま)
現在地
神戸市須磨区
常設展示
平家はこぞの冬の比(ころ)より、讃岐国八嶋の磯をいでて、摂津国難波潟へをしわたり、福原の旧都に居住して、西は一谷を城郭に構へ、東は生田の森を大手の木戸口とぞさだめける。其内(そのうち)福原・兵庫・板屋ど・須磨にこもる努、これは山陽道八ヶ国、南海道六ヶ国、都合十四ヶ国をうちしたがへてさめるるところの軍兵なり。
須磨 (すま)
神戸市須磨区