太平記
- 巻号:巻第十六
- 作者:未詳
内容
楠スデニ討タレニケルバ、将軍ト左馬頭ト一所ニ合ヒテ、新田左中将ニ討ツテ懸カリタマフ。義貞コレヲ見テ、「西宮ヨリアガル敵ハ、旗ノ絞ヲ見ルニ末々ノ朝敵ドモナリ。湊川ヨリ懸カル勢ハ、尊氏・直義ト覚ユル。コレコソ願フトコロノ敵ナレ」トテ西宮ヨリ取ツテ返シ、生田ノ森ヲ後ニ当テテ、四万余騎ヲ三手ニ分ケテ、敵ヲ三方ニゾ受ケラレケル。
場所
湊川 (みなとがわ)
現在地
六甲山地に源を発し神戸市の市街地の中央を貫通する川。神戸市兵庫区、長田区のあたり。
常設展示
楠スデニ討タレニケルバ、将軍ト左馬頭ト一所ニ合ヒテ、新田左中将ニ討ツテ懸カリタマフ。義貞コレヲ見テ、「西宮ヨリアガル敵ハ、旗ノ絞ヲ見ルニ末々ノ朝敵ドモナリ。湊川ヨリ懸カル勢ハ、尊氏・直義ト覚ユル。コレコソ願フトコロノ敵ナレ」トテ西宮ヨリ取ツテ返シ、生田ノ森ヲ後ニ当テテ、四万余騎ヲ三手ニ分ケテ、敵ヲ三方ニゾ受ケラレケル。
湊川 (みなとがわ)
六甲山地に源を発し神戸市の市街地の中央を貫通する川。神戸市兵庫区、長田区のあたり。