太平記
- 巻号:巻第十六
- 作者:未詳
内容
サル程ニ、明クレバ五月二十五日竜ノ刻ニ、沖ノ霞ノ晴レ間ヨリ、カスカニ見エタル船アリ。イサリニ帰ル海士カ、淡路ノ瀬戸ヲ渡ル船カト、海辺ノ眺望ヲナガメテ塩路遙カニ見渡セバ、取舵・面梶ニカイ楯掻イテ、艫(トモ)舳(ヘ)ニ旗ヲ立テタル数万ノ兵船、順風ニ帆ヲゾアゲタリケル。
場所
淡路の瀬戸 (あわじのせと)
現在地
明石海峡のこと
常設展示
サル程ニ、明クレバ五月二十五日竜ノ刻ニ、沖ノ霞ノ晴レ間ヨリ、カスカニ見エタル船アリ。イサリニ帰ル海士カ、淡路ノ瀬戸ヲ渡ル船カト、海辺ノ眺望ヲナガメテ塩路遙カニ見渡セバ、取舵・面梶ニカイ楯掻イテ、艫(トモ)舳(ヘ)ニ旗ヲ立テタル数万ノ兵船、順風ニ帆ヲゾアゲタリケル。
淡路の瀬戸 (あわじのせと)
明石海峡のこと