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兵庫ゆかりの作家

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まるお ちょうけん丸尾 長顕

  • 明治34年~昭和61年
  • ジャンル: 小説家・演出家
  • 出身:大阪府大阪市

PROFILE

兵庫県芦屋市に居住。兵庫県ゆかりの作品に「芦屋夫人」がある。 明治34年(1901)大阪市に生まれる。関西学院商科卒業後、渡米する。大正11年(1922)小林一三に誘われ宝塚歌劇団に入り、その後宝塚歌劇団文芸部長として「歌劇」の編集に携わる。昭和3年(1928)「週間朝日」の懸賞小説「芦屋夫人」で作家デビューをはたす。昭和8年(1933)に上京後、「婦人画報」編集長となる。昭和26年(1951)に、当時東宝社長であった小林一三に呼ばれ、日劇ミュージック・ホールの運営委員となり、その後顧問を務めた。一方、同ホールで深沢七郎をスカウトし、彼の書いた「楢山節考」を中央公論第一回新人賞に応募するよう薦めたり、、女優、戸川昌子を見出すなど、人材発掘も数多く手がけた。日本喜劇協会専務理事、日本魅力学会会長を歴任。『恋愛実務知識』『回想 小林一三・素顔の人間像』など、多くの著書をがある。

《 略年譜 》

年齢 事項
1901 0 大阪府大阪市に生まれる。
1922 21 小林一三に雇われ、宝塚歌劇団に入る。のち同歌劇団文芸部長として「歌劇」の編集に携わった。
1928 27 「週間朝日」の懸賞小説『芦屋夫人』で作家デビューする。
1933 32 上京。「婦人画報」編集長に就任。
1951 50 日劇ミュージック・ホールの運営委員に就任。
1986 85 2月28日、死去。
兵庫県との関係
居住(芦屋市) 舞台(芦屋市)

代表作品

作品名 刊行年 版元 備考
芦屋夫人 1934 丸尾長顕後援会
小田東の全貌 1934 ミナト屋書店
女体美 1959 五月書房
恋愛実務知識 1960 中央公論社
肉体と恋愛 1961 紀元社
日本で一番もてる男の話 1964 光文社
ちょっと愛して 1965 日本文芸社
回想小林一三・素顔の人間像 1981 山猫書房
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