平家物語
- 巻号:巻第五
- 作者:未詳
内容
同六月九日、新都の事はじめあるべしとて、上卿徳大寺左大将実定の卿、土御門の宰相中将通親の卿、奉行の弁には蔵人左少弁行隆、官人共めしぐして、和田の松原の西の野を点じて、九城の地をわられけるに、一条よりしも五条までは其所あって、五条よりしもはなかりけり。行事官かへりまゐってこのよしを奏聞す。
場所
福原 (ふくわら)
現在地
神戸市兵庫区福原町
常設展示
同六月九日、新都の事はじめあるべしとて、上卿徳大寺左大将実定の卿、土御門の宰相中将通親の卿、奉行の弁には蔵人左少弁行隆、官人共めしぐして、和田の松原の西の野を点じて、九城の地をわられけるに、一条よりしも五条までは其所あって、五条よりしもはなかりけり。行事官かへりまゐってこのよしを奏聞す。
福原 (ふくわら)
神戸市兵庫区福原町