くろさき みどり黒崎 緑
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昭和33~ (1958~)
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ジャンル:
小説家
- 出身:尼崎市
PROFILE
兵庫県尼崎市に生まれる。昭和33年(1958)兵庫県尼崎市生まれ。昭和56年(1981)同志社大学文学部英文学科卒業。在学中は有栖川有栖、白峰良介らと「同志社大学推理小説研究会」に所属。大学卒業後、機械メーカーに就職して執筆活動を休止したが、結婚退職後、専業主婦の傍ら執筆を再開する。 平成元年(1989)『ワイングラスは殺意に満ちて』で第7回サントリーミステリー大賞・読者賞を受賞し、作家デビューを果たす。その後、『聖なる死の塔』、『棺の花嫁―聖なる血の城』などの本格ミステリー小説や、『闇の操人形』に見られる心理サスペンス小説、『揺歌』などのサイキックホラーなど、多彩な作風で読者を魅了。本格的サスペンス小説をてがける一方、探偵コンビが軽妙な関西弁での掛け合いを繰り広げるユーモア・ミステリー「しゃべくり探偵」シリーズが好評を博している。
《 略年譜 》
年 | 年齢 | 事項 |
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1958 | 0 | 兵庫県尼崎市生まれ。 |
1977 | 19 | 同志社大学文学部英文科に入学。推理小説研究会に所属。一年下に有栖川有栖がいた。 |
1981 | 23 | 同志社大学文学部英文学科卒業。村田機械に入社する。 |
1984 | 26 | 大学結婚退職。専業主婦の傍ら小説を書き始める。 |
1989 | 31 | 「ワイングラスは殺意に満ちて」で第7回サントリーミステリー大賞・読者賞受賞。 |
- 兵庫県との関係
- 生誕(尼崎市)
代表作品
作品名 | 刊行年 | 版元 | 備考 |
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ワイングラスは殺意に満ちて | 1989 | 東京創元社 | |
聖なる死の塔 | 1989 | 講談社 | |
闇の操人形 | 1990 | 講談社 | |
しゃべくり探偵 | 1991 | 東京創元社 | |
死人にぐちなし | 1992 | 東京創元社 | |
柩の花嫁・聖なる血の城 | 1993 | 講談社 | |
揺歌 | 1993 | 角川書店 | |
しゃべくり探偵の四季 | 1995 | 東京創元社 | |
受賞歴
受賞年 | 受賞内容 | 受賞作品 |
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1989 | サントリーミステリー大賞・読者賞 | 『ワイングラスは殺意に満ちて』 |
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