現在のベルギー・フランドル地方とその周辺地域で中世末期から発達してきた幻想絵画のカテゴリー。ヒエロニムス・ボスが描く悪魔や怪物のような異形のものたちは写実的で、「本物」と感じさせる迫真性に満ちていました。こうした独特な表現の伝統は時代が進むうちにカプリッチョ(奇想画)、象徴主義、シュルレアリスムと形を変え、今日のアーティストたちにも脈々と受け継がれています。
本展では、ベルギーでつくり出された奇想の表現の流れを、15、16世紀のフランドル絵画から現代のコンテンポラリー・アートにいたるまで国内外のコレクションによって紹介します。ヒエロニムス・ボスやブリューゲルにはじまり、ジェームズ・アンソール、ルネ・マグリットらの時代を経て、そして現代のヤン・ファーブルや若手の作家など、およそ500年にわたる「奇想」の系譜をたどります。
2017年5月20日[土]—7月9日[日]
月曜日
午前10時~午後6時(金・土曜日は午後8時まで)
入場は閉館30分前まで
主催: | 兵庫県立美術館、毎日新聞社、朝日放送、神戸新聞社 |
後援: | ベルギー大使館、ベルギー・フランダース政府観光局、公益財団法人伊藤文化財団、兵庫県、兵庫県教育委員会、神戸市、神戸市教育委員会 |
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協賛: | 大日本印刷 |
協力: | エールフランス航空/KLMオランダ航空、日本貨物航空、、 株式会社フェリシモ |
特別協力:ベルギー王立図書館 |
当日券 | 前売券 |
団体割引 (20名以上) |
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一般 | 1,500円 | 1,300円 | |
大学生 | 1,100円 | 900円 | |
70歳以上 | 750円 | - | 650円 |
高校生以下 | 無料 |
チケットぴあ(Pコード:768-196)、ローソンチケット(Lコード:56303)、セブンチケット、イープラス、CNプレイガイド、阪神プレイガイド(阪神梅田駅、阪神三宮駅)。
各コンビニエンスストア店頭でも購入可。
※入場券販売場所の詳細はこちら
KEN-Vi名画サロン特別上映「ブリューゲルの動く絵」 |
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(2011年/ポーランド・スウェーデン/96分) 監督:レフ・マイェフスキ 6月10日[土] 午前10時30分~/午後1時~/午後3時~ (入替制) ※このイベントは終了しました |