ちょうさんそうづ長算僧都 正暦三年~天喜五年 PROFILE 【略歴】 父は、少納言従四位下藤原朝典(朝忠・朝範の伝もある)。母は、筑前守藤原兼清娘(兼法娘とも)。天台宗、延暦寺の僧。長元元年(1028)11月に法成寺で行われた藤原道長の法会で、講師を勤めている。権律師、権少僧都、慈徳寺別当、法興院別当などを経て、天喜3年(1055)権大僧都。『小右記』『左経記』にその名が見える。後拾遺集にのみ入集。 【関係】 拾遺集420に「猪名野の昆陽の池」を詠む和歌が載る。 同じ時代のゆかりの作家 藤原家隆 藤原正家 藤原孝善 宗尊親王 藤原為教 二条天皇