ミニマル・アートは、主に1960年代のアメリカで展開した美術の潮流です。作家の手仕事やその痕跡を廃し、工業用素材や既製品を用いて、単純で幾何学的な形やその反復から成る作品を制作しました。ミニマル・アートに続いて現れ、同時代に国際的な広がりを見せたコンセプチュアル・アートは、物質的な制作物以上に、その元となるコンセプトやアイデアを重視します。特定の形式に縛られることなく、言葉や印刷物、日用品、作家自身の行為、それを記録する写真や映像など、多様な媒体が用いられました。
ドロテ&コンラート・フィッシャー夫妻は、1967年にデュッセルドルフにギャラリーを開き、こうした同時代の国際的な動向をいち早く紹介しました。フィッシャー夫妻は展覧会を手掛けた作家たちの作品を収集すると共に、その制作過程に関わる書簡や指示書、ドローイングといった多彩な資料も保管していました。
本展は、故フィッシャー夫妻のコレクションを収蔵したノルトライン=ヴェストファーレン州立美術館の全面的な協力のもと、フィッシャー夫妻旧蔵の貴重な作品と資料、ならびに日本国内に所蔵される主要作品を通じて、今日のアートに大きな影響を与えたこの二つの芸術動向を振り返ります。
主催 | 兵庫県立美術館、神戸新聞社、共同通信社 |
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共催 | ノルトライン=ヴェストファーレン州立美術館 |
後援 | 大阪・神戸ドイツ連邦共和国総領事館、ゲーテ・インスティトゥート大阪・京都 |
協賛 | 公益財団法人伊藤文化財団 |
助成 | 一般財団法人安藤忠雄文化財団 |
特別協力 | 公益財団法人日本教育公務員弘済会 兵庫支部 |
協力 | 日本航空 |
当日 | 前売 | 団体 |
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一般 | 1,600円 | 1,400円 | 1,400円 | |
大学生 | 1,200円 | 1,000円 | 1,000円 | |
高校生以下 | 無料 | |||
70歳以上 | 800円 | - | 700円 | |
障がいのある方 一般 | 400円 | - | 350円 | |
障がいのある方 大学生 | 100円 | - | 250円 |
1 | 講演会「ミニマル / コンセプチュアルって何?現代美術の楽しみ方」講師:林 寿美 氏(インディペンデント・キュレーター)日時:4月9日(土)14:00-15:30 ※開場は30分前から 会場:当館ミュージアムホール 定員:110名(先着順・要観覧券・芸術の館友の会会員優先座席あり) |
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2 | 学芸員による解説会日時:4月23日(土)、5月7日(土)いずれも15:00-15:45 ※開場は30分前から 会場:当館レクチャールーム 定員:40名(先着順) |
3 | こどものイベント詳細が決まり次第、当館ウェブサイトにてお知らせします。こどものイベントについてのお問い合わせ TEL 078-262-0908 |